名脇役・スツールの魅力

スツールとは背もたれのない一人掛けの椅子を指します。
椅子の中でも最も古い形式であり様々な場面や用途で使用されていますが、
いざ家具を買うタイミングでは意外とその存在を忘れられている事が多いような気がします。

しかし、スツールは一家に一脚おすすめしたい非常に気の利く名脇役なんです。
BRUNCHでは約30種類のスツールを取り扱っていますので、
まずはどのようなタイプがあるのかご紹介いたします。

<いろんなタイプのスツールたち>

・張座タイプ

一般的によく見る形だと思います。
ラーメン屋さんなどのカウンターに並んでいるようなモノもこの部類に含まれます。
座面にウレタンクッションが張り込んであり、張地は布・革・合成皮革などさまざま。
そもそもスツールは背もたれがないので長時間腰掛けるのには向きませんが、クッションがあるぶん掛け心地は良好です。
長くお使い頂けますが、いずれ座面の張替は必要になります。

・板座タイプ

これもよく見かけるタイプだと思います。
座面が布や革ではなく無垢板でできており、張座に比べると掛け心地は劣るかもしれませんが生地の張替が必要ないのでそのまま長く使えます。
様々な使い方ができる万能タイプで、後で詳しくご紹介します。

・オットマンタイプ

張座にとてもよく似ていますが、違いは「高さ」にあります
椅子として使用するスツールの高さがおよそ420mm前後なのに対し、
オットマンの高さは少し低めです。
スツールの用途のひとつとしてソファの補助(足置き)がありますが、
オットマンは中でもソファの補助に特化したスツールというわけです。
別名フットスツールと呼ばれたりもします。

・ハイタイプ

カウンターなどの高めのテーブルやデスクに合わせて使用するタイプです。
近年多く見られるキッチンカウンターがあるお部屋の場合、このようなスツールが1、2脚あると部屋の雰囲気がぐっと増します
もちろん高さがあるので長い時間腰かけるのには向きませんが、朝ご飯をささっと食べたりちょっとPC作業をするくらいは全く問題ありません。
小ぶりなサイズ感のモノをキッチンに置いておけば、炊事の小休憩に活躍します。

<1脚あれば様々な使い方ができる>

 

上でご紹介した4タイプの中でも特に万能に使えるのが【板座タイプ】です。
他のタイプは座る・あるいはソファの補助に特化していましたが、座面=天板ととらえることでぐっと用途が多様化します。
背もたれのあるチェアではなかなかできない、スツールならではの使い方をいろいろご紹介します。

・サイドテーブルとして使う

リビングテーブルを置かない方も増えていますが、これなら場所も取らないうえ使いたいときにさっと持ってこれます。
普段からソファ前にテーブルが鎮座しているとお部屋も狭く見えてしまいがちですが、スツールをサイドテーブル代わりにできれば使いたいときだけ動かせるのでとても便利です。
リモコン・本・ノートPC・カップなど十分置けますし、もともと座るものなので安定しています。

・フラワーテーブルとして使う

お部屋の一角がちょっと寂しい、そんな時はスツールに花や雑貨を置いてみるのもおすすめです
店内のディスプレイを考える際もスツールは大活躍してくれます。
上の写真のように季節の花を飾ってもいいですし、観葉植物にもう少し高さが欲しい時などはスツールに乗せれば高さが出て部屋にメリハリが生まれます

・チェアの代わりとして使う

スツールとしての本来の使い方ですが、1脚あるとないとでは大違いです。
急な来客時など「椅子が足りない!」といった時はスツールを持ってきましょう。
中にはスタッキング(重ねる)できるタイプもありますので、部屋の隅に重ねて置いておけばちょっとしたディスプレイにもなりますし、なにより場所をとらずに仕舞っておくことができます

 

<使い方にあったスツールを選ぶ>

今回は万能型の板座タイプに焦点を当てましたが、「どう使うか」によっておすすめは変わってきます。
足置きとして使用するのであればオットマンタイプがおすすめですし、普段使いにチェアの代わりにするのであれば張座がいいかもしれません。
どのタイプであっても買って損なしの名脇役だと思いますので、家具をご購入の際はどうかスツールのことを思い出してみて下さい。

1脚あるだけで普段の生活がちょっと便利に、いつものお部屋が少し華やかになると思います。

 

ローテーブルと周辺家具の関係

リビングにローテーブルを置いている、もしくは置きたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
ローテーブル単体の形や高さに関しては、各ご家庭での使い方や合わせるソファ等との相性によって様々な選び方がありますが、今回は、ローテーブルをいざお部屋に配置するにあたり、気をつけなければいけない点…『ローテーブルと家具との関係』について注目してお話ししたいと思います。

●生活動線を考える
家具の配置を考えるとき、考えなければいけないのが「動線の確保」です。
大きなソファを置きたい、ダイニングテーブルの幅は○cm以上は欲しい…など、「欲しい家具」の条件は皆さまお持ちかと思います。
しかし、それらの条件しか考えずにいざ家具を揃えて置いてみると、人が通行するスペース、つまり『動線』が、十分に確保できない場合があります。

例えばこちら。約10畳のスペースに3Pソファ、広めのテーブル、大きめのサイドボードやTVボードを配置しています。
図面を一見するだけでも、窮屈で狭苦しい印象ですね。
これでは、人が通行するのに十分なスペースが確保出来ているとはいえず、結果的に使いづらい空間になってしまいます。せっかく素敵な家具を揃えても、それでは意味が無いですよね。

一般的に、よく使われる動線となる通路を挟む家具と家具、家具と壁の距離は人一人が通るには60cm以上、二人が通るには90~120cmは必要と言われています。
食卓周りなど、物を持って通ることが多い場合には、一人が通る場合でも80cm以上の幅があるのが理想です。

その基本動線以外にも、「この場所にはこのくらいのスペースがあったほうがいい」というポイントがいくつかございます。
今回は、ローテーブルとその周辺の家具に焦点を当てて、それらをご紹介したいと思います。

●ローテーブルとソファの距離

ソファに座ったとき、ローテーブルはどのくらいの位置にあると使いやすいのでしょうか。
実は、ソファの座面の高さによって少し変わってきます。

<一般的な高さのソファの場合>

一般的な40cm前後の座面高のソファをお使いの場合は、ソファとローテーブルの間は30cm程空けておくと良いでしょう。
その程度のスペースがあれば足を軽く曲げて床に下ろした姿勢でもリラックス出来ます。
逆に間を空けすぎると、テーブルの上の物を取るために腕を遠くまで伸ばさなくてはならなくなり、使いやすいとは言えません。

<ロータイプのソファの場合>

座面が低めに設定されたロータイプのソファをお使いの場合、足を床に下ろした際、前に投げ出すような姿勢になります。そのため、ローテーブルもその分距離を取って配置する必要があります。座面の高さにもよりますが、40cm程を目安に空けておくと良いでしょう。
ちなみに、ローソファに合わせる場合はローテーブルも低めの高さの物をお選びいただくとより使いやすくなります。

●ローテーブルとテレビボードの距離

テレビボードの前で、AV機器を操作したりする機会は意外と多いもの。お掃除の際にも、ある程度スペースがないと動きづらいですよね。


テレビボードには引き出しやフラップ扉が付いている場合も多いので、それらが開いた状態でも作業をしやすい広さは確保したいところです。
テレビボードからローテーブルまでの距離は、引き出しなどが無い場合は50cm以上、ある場合は70cm以上は取られていると良いでしょう。

『快適な空間』を作るには、素敵な家具を揃えるだけでなく、それらの配置の仕方も大切なポイントです。今回は、リビングの中心に配置する場合が多いローテーブルに焦点を当てて、その周辺の家具との最適な距離についてお話しさせて頂きましたが、当然、他の家具にも同じように、快適にお使いいただくのに必要なスペースがあります。
とはいえ、今回ご紹介したものも含め、数値はあくまでも基準。実際は通行の頻度や人数、家具の仕様などによってそのご家庭における最適なスペースは前後する場合もございます。
困った時は、新聞紙を家具の大きさに切って床に配置し、その周りを動いてみると、ご自宅でも実際のサイズを体感できます。
宜しければお試し下さい!

2本脚と4本脚、どちらが生活スタイルに合うか考えてみましょう。

ダイニングテーブルと言えば4本脚が主流。

どこに行っても必ずありますよね。
ご検討されてるのも4本脚の方が多いと思います。
ですが2本脚のダイニングテーブルもご覧になられた事があるかと思います。

店頭で2本脚のテーブルを見ても、ピンとこないかと思います。
でも知らないと本当に4本脚のダイニングテーブルが生活スタイルにあってるかどうかわからないですよね。
そこで、4本脚と2本脚と違い見ていきましょう。

■4本脚
脚が四隅についている為、木口面(短手)も常時座ることを考えると、
脚に邪魔される事なく座ることが出来ます。

このようにお子様のチェアを合わせても心地よくお使い頂けます。

ベンチを使用する場合は、出入りの際にテーブルの脚は邪魔になってしまいます。
ベンチを引かなくてはならないので、一緒に座って人も動くことになるか、
またいで出るかのどちらかです。

あとは脚間ですね。
もしスペースの問題であまり大きなサイズが置けない場合。
チェアの並べて仕舞い込めるか、隣との距離が気になったり、
チェア自体もコンパクトなチェアを選ばなくてはならないと少し制限が出てきてしまいます。

■2本脚
四隅に脚があるわけではないので、脚間を気にせず座って頂けます。
位置によっては脚が邪魔になる事もありますが、
角を気にせずご来客が多いときは囲って座って頂くことが出来ます。

またベンチの場合、動かさなくても横から座って頂く事が出来ますので、
一緒に座ってる方も動かなくてすみます。

木口面(短手)に座ろうとすると脚が邪魔です。
またいで座って頂ければ座れない事もありませんが、
毎回の食事となると少々邪魔に感じると思います。

4本脚と2本脚には、それぞれ便利なところ・不便なところがございます。
もちろんデザインの好き好きもありますが、
ダイニングテーブルのサイズ・家族構成・チェアの組み合わせ・ご来客の回数や人数。
生活スタイルによってどちらが合うかを考えてみるのも良いと思います。

一枚板と接ぎ合わせのテーブル、見た目以外の違いは?

木のテーブルを分類するひとつの方法として、「一枚板」と「接ぎ合わせ」に分けることができます。
「一枚板」はその名前の通り、どこにも接ぎ目がない一枚の板、「接ぎ合せ」は2枚以上の板をつなげたテーブルです。

それぞれのテーブルを比べてみると・・・


一枚板のテーブルは、切れ目なくつながった木目ということが分かります。
そして中央に曲線の木目、両端にいくについれ落ち着いたまっすぐな木目に変わっていく様子が見てとれます。
接ぎ合わせのテーブルは何枚かの板をつなげてテーブルにしています。

横から見るとさらに差が分かりやすくなっています。

このように見た目としての違いはもちろんですが、普段目には見えない部分を中心にそれぞれの違いを説明したいと思います。

 

■流通の違い

一枚板と接ぎ合わせでは流通方法が異なり、一枚板の場合は基本的に原木(丸太の状態)で仕入れ、仕入れ後に製材(カット)、乾燥させていきます。

ちなみにこのブログをご覧になっている方で、丸太の仕入れを経験している方はいないと思いますが、丸太の状態では大きさと外見しか判断する材料がなく、中身が分からない状態のため、原木の仕入れには職人の目利きによる部分が大きく関わってきます。
そのため実際に製材してみると、腐っていて使えないこともしばしば。見た目では10枚ほど一枚板が製材できそうな大きな丸太でも、実際は2~3枚しか取れないこともあります。

さらに製材後の乾燥の際に生じた割れや反りなどの不具合でテーブルとして使用できなくなることもあるため、実際にその丸太から商品になる一枚板が何枚取れるかは、未知な部分が多くあります。
乾燥にも天然乾燥・人工乾燥と段階を分けながら何年も時間を要するため、丸太を仕入れたからといってすぐには商品として完成するわけでなく、非常に手間暇がかかります
乾燥についてはこちらをご覧ください。


天然乾燥中の一枚板。
木は伐採直後は水分を多く含んでいるため、何年もかけて少しずつ含水率を下げていきます。


天然乾燥の次は人工乾燥。
天然乾燥では含水率を下げる限度があるので、気温や湿度などを調整できる倉庫の中でさらに乾燥させます。


乾燥中に反ってしまった一枚板。残念ながらテーブルとしては使えません。
このようにいくつもの振るいにかけられながら残った一枚板が今店頭に並んでいると思うと、あらためてその価値を感じます。

たいして接ぎ合わせのテーブルの材料は、既に板の状態に製材された状態で流通しています。
ちなみにウォールナットやブラックチェリーといった北米産の材は、いくつもの板をひとつにまとめた形で国内に輸入され、タモやナラなどのロシア産の場合は丸太で仕入れ後に日本で製材を行うことが多いようです。


イラストのようにバンドでまとめられたひとつの山が1バンドルです。厚みは揃っていますが、幅はさまざまなものがまとめられています。

こうして市場に流通した板材を購入するわけですが、購入はバンドル単位や1枚からなど、販売元によりいろいろと異なります。
これらは事前に製材・乾燥まで行っているため、いわば下準備が済んだ状態で流通していますので、一枚板に比べ時間、価格的なロスを少なくすることができます。

 

■作り方の違い

例えば4人掛けのテーブルの目安となる奥行き80cm以上のテーブルの場合は、乾燥による縮みを考慮すると100cm近い直径の丸太、樹種により成長の速度が違いますが樹齢にして100~200年以上となります。つまり今ある一枚板は少なくとも100年昔に生えていた木ということですね。ちょっと想像できないくらいの途方もない時間です。

直径が100cmを超える木が世界中のいたるところに生えているわけもなく、伐採すればするだけ数は少なくなっていきます。新しく木を植えようにも一枚板を採るためには100年以上の時間を要するために、年々一枚板の価格は上昇しています。それだけ一枚板は「希少」ということです。

たいして一般的なテーブルは、2枚以上の板を接ぎ合せており、仮に1枚の板が10cmとすれば10cm×8枚=80cmのテーブルが出来上がります。

その性質から一枚板のテーブルに比べると安定した供給と価格を抑えることができ、極端に言えば接ぎ枚数が増えれば増えるほど供給の安定と価格を下げることができます。
(ちなみに接ぎ合せる方法はいろいろとあり面白いのですが、それはまた別の機会で。)

ただこれもあくまでも「一枚板のテーブルに比べて」という範囲で、実際日本では高度成長期以降、広葉樹が減り続け現状は外材に頼っている状態です。一枚板にしろ、接ぎ合わせの板材にしろ、良質な材料と安定した価値を提供することが少しずつ難しくなっている現状は本当に悩ましい限りですね。

最後に余談ですが、「一枚板と接ぎ合わせのテーブルはどちらが丈夫ですか?」というご質問をいただきます。
反りや割れにたいしては、一枚板だから、接ぎ合わせだからというよりも、しっかり乾燥させているかどうかの方が重要になってきます。もちろんBRUNCHで取り扱っているテーブルはどちらもしっかりと乾燥させていますし、アフターサポートの体制もしっかりと整えております。
なのでテーブル選びの際はその点はお気になさらずにお選びいただければと思います。

BRUNCHが取り扱うデザイナーズダイニングチェアのご紹介~日本編Part1~

BRUNCHにて取り扱うダイニングチェアは全部で123脚。
その中でデザイナーが手掛けたチェアは61脚と約半数を取り扱っています。

外国のデザイナーは5人、日本のデザイナーは15人。
今回は、その中でも国内で活躍する人気の5名のデザイナーに絞ってご紹介させていただきます。

Kazuteru Murasawa
村澤 一晃
1965年 東京生まれ。
ICSカレッジオブアーツ卒業、垂見健三デザイン事務所勤務
1990年  セルジオ・カラトローニ・デザイン建築事務所(イタリア・ミラノ)に勤務。
1994年 ムラサワデザイン開設を開設。

 


*上段右から、CH-0026/CH-0272/CH-0175/CH-0123/CH-0038/CH-0025
*下段右から、CH-0129/CH-0162/CH-0126/CH-0036/CH-0011/CH-0262

 

イタリアのデザイン事務所で培った美しく繊細なフォルムが特徴的なデザイナー。”チェアのデザイナーといえばこの人”と呼ばれており、数々の賞を受賞しています。

BRUNCHの取り扱いのシリーズは11シリーズでその中では、2002年(CH-0036)、2005年(CH-0025/26)、2007年(CH-0018)が、グッドデザインを受賞しています。

CH-0026-BC アームチェア 2005年グッドデザイン賞 受賞

丸みのある優しいフレームは洗礼された細さでスタイリッシュな印象を与えてくれます。
手になじむ丁度良い太さで、無垢の手触りを存分に楽しんでいただけます。
10年以上前のデザインですが飽きることの無い、不動の人気を保っています。

 

 

Makoto Koizumi
小泉 誠
1960年東京生まれ。
建築やプロダクトデザイナーの原兆英・原成光両氏を師する。
1990年コイズミスタジオ設立。
2003年「こいずみ道具店」設立。
2003年「デザインの素」出版。
2004年ギャラリー間展覧会。「と/to」出版。

*上段右から、CH-0155/CH-0054/CH-0149
*下段右から、CH-0130/CH-0032/CH-0172

建築デザイナーでもある小泉氏ならではのデザインが直線的でありながらコンパクトでどこか可愛らしさもあるデザインです。

 

 CH-0155 ダイニングチェア 2009年グッドデザイン賞 受賞
背中にあたる2本のアーチが美しく優しく体重を受け止めてくれます。
背から滑らかに繋がる脚はフィンガージョイント構造で組まれデザイン性と耐久性を兼ね備えたデザインになっています。
重なり合う”U”がどこから見ても美しいデザインのチェアで、建築構造と家具プロダクトのセンスが融合するデザイナーです。
Motomi Kawakami
川上元美
1940年 兵庫県生まれ。
1964年 東京芸術大学美術学部工芸科卒 ID専攻
1966年 同大学美術研究科修士課程修了
1966年 アンジェロ・マンジャロッティ建築設計事務所勤務(ミラノ)
1971年 川上デザインルーム設立
 
*CH-0194/CH-0195
国内外の数々のデザインコンペで受賞を遂げる川上氏は日本デザイナーの草分け的存在。
家具デザインに限らず身近なプロダクトデザインから環境デザイン、橋のデザインまで幅広く活躍しています。
CH-0194 ダイニングチェアは板座の中でもダントツの人気を誇るチェアで座面の滑らかに削られた”座ぐり”と呼ばれるくぼみは木なのにフィットするふわり心地の良さです。デザインと職人の腕が見事に発揮されたチェアと言えます。
安定感のある背板とハーフアームはくつろぐ時の利便性に優れ、ひと続きに伸びた脚は男性らしく力強い印象を与えてくれます。
Inoda+Sveje
イノダ+スバイエ
1971年 猪田恭子 大阪府生まれ。
1969年 ニルス スバイエ デンマーク生まれ。
2000年 「inoda+sveje」デザイン事務所設立
2003年 ミラノを拠点として活動中
1996年にイタリア・ミラノで建築デザインを学んだ猪田氏は家具を専門として数々の展覧会で活動。2000年にニルス・スバイエ氏とデンマークのコペンハーゲンにて日本とデンマークのデザインを融合させたシンプルかつ存在感のある作品を生み出しています。
家具だけではなくプロダクトから医療器具や家電、自転車などインダストリアルデザイナーとして幅広く活躍中の二人です。

 

*CH-0179/CH-0204

CH-0179ダイニングチェアは、森美術館が監修のレストラン「THE MOON」(六本木ヒルズ森タワー52F)のダイニングチェアとした選ばれました。

BRUNCH × THE MOON

大きく包み込むようなフレームに有動的な座面が心地よく木に包まれているような安心感のある座る心地です。

極限まで削り込んだ滑らかな座面は、人間工学に基づきデザインされていますので板座とは思えないほどの底つき感。日本の高い技術が合ってこそ実現出来たデザインなのです。

家具に必要な”使いやすさ”とデザイン性の良さ”芸術性”が絶妙なバランスで融合した唯一無二のダイニングチェアと言えるでしょう。

 

 

 

Naoto Fukasawa
深澤 直人

1956年 山梨県出まれ。
1980年 多摩美術大学美術学部プロダクトデザイン科卒業
1980年 諏訪精工舎(現・セイコーエプソン)入社
1989年 アメリカのデザインコンサルタント会社IDEO入社
1996年 IDEO Japan設立
2003年 Naoto Fukasawa Design 設立

深澤氏が手がけたプロダクトは誰でも一度は見たことがあるものばかり。無印良品や±0、携帯電話(AU)など国内外の大手企業のデザインを手がけています。

また、武蔵野美術大学や多摩美術大学の教授を就任し、グッドデザイン賞の審査委員長も努めている現代を代表するプロダクトデザイナー。

*CH-0015
2008年に発表された「HIROSHIMA」 シリーズ。
どんなシーンでも使用出来て何十年と愛されるシンプルの中にもデザイン技術の高い日本が誇れるダイニングチェアです。
長年にわたって家具製作を手がけて来きた日本の職人が、精密な機械で木部を削りだし、手で仕上げたチェアは非常に技術性が光っています。
アーム部分は平行していながら微かにアールがついていますので体重をかけやすく背や脚に繋がるカーブが一定の流れとリズムを作り美しさが生まれています。
また、座面には”ダイメトロール”を使用し座った時の底つき感を軽減していますのでゆったりとした座り心地を実現しています。
さて、BRUNCHがセレクトしますデザインダイニングチェアはいかがでしたでしょうか。今回ご紹介したダイニングチェアは全て日本の高い技術とデザイン性が融合した素晴らしいチェアたちです。
是非、実際に”触れて・見て・座って”相棒となる一脚に出会ってください。

まるーいダイニングテーブル

こんにちは、BRUNCHです。

今回はまるーいダイニングテーブル、ということで、円テーブルと呼ばれるようなダイニングテーブルをお勧めしたいと思います。

実は普段、店頭でお客様とお話しする際には円テーブルは積極的にはおすすめしておりません。
というのも四角いお部屋が多い以上、実用性は通常の四角いダイニングテーブルに劣りがちなためです。
デザインの好みはお客様自身に決めて頂き、その上で使いやすさのお話しをするのが通常の流れなので、なかなかお勧めするタイミングはありませんし、使い勝手について聞かれれば、四角の方が上ですと素直に答えてしまうものです。

しかし、四角いテーブルよりも、円テーブルの方がお部屋にデザイン的にアクセントを与えれれますし、使い勝手の面でも四角いテーブルを上回る場合があるので、個人的にはおすすめしたくなる仕様のテーブルでもあるのです!


<TA-0408 円テーブル>

それではまず円テーブルのメリットを確認しましょう。

1. お部屋のアクセントとなる
2. 座っている皆の顔が見やすい
3. 全員からテーブルの中央に手が届きやすい
4. デザイン的に尖っていない
5. 座る人数が限定されない

そして円テーブルのデメリットも一応あげておきます。

1. テーブルの面積に対し、設置に必要なスペースが大きい
1番のデメリットはやはりこちらですね。
例えば直径1200mmの円テーブルと幅、奥行き1200mmの正方形のテーブルならば正方形のテーブルの方が面積は大きいですが、4人掛けと考えると設置に必要な面積はほぼ同じとなります。

2. 壁付けが似合わない
こちらは無理とまではいかないのですが、やはり四方を使っての円テーブル。
壁付けしてしまうとデザイン上の魅力も半減してしまいます。
そのため、お部屋の中央に置かざるを得なくなりますので、デメリット1同様お部屋のスペースを取ることとなる場合があります。

このように良いところもあれば当然長方形と比べ劣る部分もある円テーブル。
しかし、そのデザイン上の魅力に惹かれてしまった方にはさしたるデメリットでも無い場合も多いと思います。
BRUNCHで取り扱っております円テーブルの一覧は以下のページを開いて頂き、上部にあります「検索キーワード」の項目で「円テーブル」を選んでいただくとご覧頂けます。
https://www.brunchone.com/search/dining_table/

お部屋のスペースに都合がつくようでしたら、円テーブルもダイニングテーブルの候補に入れてみてはいかがでしょうか。

ローテーブルの選び方~高さ編~

 

リビングの主役とも言えるローテーブル(リビングテーブル・センターテーブル)の選び方をご紹介致します。

 

 

一言で「ローテーブル」と言っても、オーソドックスなデザインのものから引き出し付のタイプ、ガラス天板のテーブルなど、様々な種類やデザインがあり、その用途によって選び方は変わってきます

 

今回は、ローテーブルの使い勝手において重要な「高さ」に注目したいと思います。

まず、BRUNCHで扱うローテーブルの高さは、350~400mm前後のものが多いです。

低いものでは330mm
高いものでは500mm

…その差は170mmもあります。

では、どの高さがお客様にとって適切なのか考えていきましょう!

 

★ソファに合わせる

ソファの前にローテーブルを置く場合、テーブルの高さはソファの座面高(SH)と同じか、座面高と近い高さにしてあげると、ソファに座ったままの動作的にも使い勝手がよく、また見た目もすっきりします

なお、ソファの座面高は400mm前後のものが多いです。

平均的な座面高ですと、ローテーブルを選ぶ時に、多様なデザインから選べるため選択肢も広がります。

また、ローテーブルの高さが400mm前後ですと、ソファを背にして床に直接座った場合、ローテーブルは「座卓」としても機能します。

しかし、本格的なお食事や作業(PC操作や書き物など)をするには、ソファに座ったままですと、「低くすぎる」と感じる事が多いのでやや不向きです。

 

★ソファに座ったままの姿勢で、テーブル上のモノにすぐ手が届く

ソファの前にはある程度大きいリビングテーブルを置きたい。
でも、テーブル上のカップなどは座ったままの姿勢で手が届くのが理想

…そんな時は、ソファの横に高さ500mm前後のサイドテーブルを置いてみて下さい。

天板面積の大きいテーブルが目の前にあるので、生活する上での不便もありませんし、小さいサイドテーブルなら邪魔になることもありません。

もしソファ横であまり使用しなくなった場合でも、サイドテーブルはベッドサイドや玄関などあらゆるシーンで活用できるため、リビングテーブルと合わせて持っていると便利なアイテムです。

 

なお、高さ違いの2台を組み合わせた、便利でデザイン性の高い商品もございます。

 

★ローテーブルをソファよりも、あえて低くする

お茶やお食事、作業など、使い勝手にはこだわらず…

あえて低いデザインのローテーブルをお選び頂くと、テーブルがお部屋に圧迫感を与えることなく、空間を広く感じられます

また、個性的な印象のお部屋を演出できます。

 

★ソファでのお食事や作業を最優先に考えたいとき

ソファで毎日お食事や作業をされる場合、テーブルの高さは600mm以上必要です。

ぜひ、LD(リビング・ダイニング)セットをご検討下さい

詳しくはこちらをご覧くださいませ。

 

★座卓として使う

ここまでソファとの組み合わせでご紹介してきましたが…

床に直接座って、「座卓」として使用する場合

テーブルの高さは330~350mmが目安となります。

座卓ですと、座椅子や座布団、クッションなどを敷いて座ることが多いと思います。

店頭でお試し頂くときは、その分の高さ(厚み)を考慮した上でお選び頂ければと思います。

 

 

そんなわけで、今回はローテーブルの「高さ」に注目してご紹介致しました。

どの使用スタイルでも、サイズ感はあくまでも目安となります。

それぞれの体型や身長等でも使用感は違ってまいりますので、是非、実際に店頭でお試し頂ければと思います。

BRUNCHのローテーブル商品一覧

ローテーブル選びでお悩みの場合は、お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいませ。

ぴったりなデスクの選び方

皆さんは普段ご自宅で、お仕事や書き物などの作業をどこでされていますか?
ダイニングテーブルや、リビングのセンターテーブルを使っている方もいらっしゃると思います。
しかし、ダイニングテーブルではお食事などをされる際には作業途中でも一度片付けなくてはいけない場合が多いでしょうし、センターテーブルは低くて長時間の作業がしづらい、と感じている方も多いのではないでしょうか。
そう考えると、やはりお仕事や作業用のデスクがあると便利ですよね。

そこで、このページではデスクの選び方についてお話し致します。

デスクを選ぼうと思った時、皆さんは何を基準に選ぶでしょうか?
デザインや性能など、気になるポイントは色々とあるでしょうが、 デスクは想定される用途によって最適なものが変わってきます。
今回は、デスクの大きさ、特に『奥行き』について掘り下げて考えてみましょう。

まず、頻繁に、あるいは常にデスクの上に置くことが想定されるもので、一番場所を取るもの…多くの場合、それはパソコンではないでしょうか。
パソコンと一口に言っても、ノートタイプかデスクトップタイプかで必要なスペースは異なってきます。

それぞれの場合で、どのくらいの奥行きが必要なのか、実際に置いて検証してみましょう。

① 奥行40cmのデスク

<TA-0459> BRUNCHオリジナルデスク

ノートパソコンは無理なく置いて頂ける大きさがありますね。
ただ、パソコンの手前に物を置くスペースが無い分、他の作業道具の置き場は横に広がってしまいます。その為、常に机上に置いておきたい物が多い方には少し狭く感じられるかもしれません。
ちなみにこちらのデスクにデスクトップのパソコンを置くと…

座った時に画面がかなり近くなりますね。圧迫感も強くなるので、デスクトップタイプのパソコンをお使いになるのであれば、もう少し奥行が広いものをお選び頂いた方が良いでしょう。

 

②奥行45cmのデスク

<TA-0199> オーダーデスク

奥行が5cm広がった分、同じくらいの物の量でもスッキリと置けているイメージです。
実は幅は①が160cmだったのに対し、②は150cmと10cmもコンパクトになっているのですが、窮屈になった印象もありません。
では、デスクトップパソコンはどうでしょうか。

1よりは少し余裕が出てきましたが、まだモニターは近い印象です。こちらの写真のように、少し斜めに置いて頂く事で圧迫感は多少軽減されます。広々お使い頂く、とまではいきませんが、パソコンがメインで、他にあまり物を広げない方であれば、特に不自由を感じることはないでしょう。

 

③奥行60cmのデスク

<TA-0085> デスク
<CA-0104> サイドチェスト

①よりも20cm奥行が広いデスクです。幅はチェスト部分を合わせて150cmになっています。大分広々と感じますね。本を立てて置くスペースも十分にあり、ファイルラックなどもらくらく置ける、整理整頓しやすい大きさです。
では、こちらのデスクにデスクトップパソコンを乗せてみましょう。

モニター、キーボードを置いても、更に手前で書き物をするスペースが確保できます。これだけ余裕があると、オフィスの広いデスクでお仕事をするのと近い感覚でご自宅でも作業が出来ますね。常に手に届くところに必要な物を出しておきたい、という方には、この位の大きさがあると快適にお使い頂けるでしょう。

このように、デスクの最適な大きさは、お客様それぞれの用途によって変わってきます。
常にたくさんのものを置いておきたい方であれば、その分デスクは大き目の物を選ぶ必要があるので、ある程度スペースを取るという事も考慮に入れなければなりません。
逆に、パソコンや、その他の物をあまり机上に置かない方であれば、デスクは最小限の大きさで事足りるので、省スペースになる分、置く場所の選択肢が増えます。

もし、デスク選びでお悩みの方がいらっしゃいましたら、実際に『デスクがあったら机上に置きたい物』を広げてみて下さい。
それらを置くためにはどの程度の幅や奥行が必要なのかが自ずと分かってくるはずです。

今回はデスクの大きさが用途にどの程度影響を及ぼすのかをお話ししましたが、もちろん、高さや収納などについても疑問に思われる事があるかと思います。もしデスク(もちろん、他の家具でも!)の選び方に迷われましたら、是非一度スタッフにご相談にいらして下さいね。

カバーリングソファの魅力

BRUNCHでは、木枠のソファと張ぐるみのソファがございます。
今回はその2種類についてお話致します。

ソファの購入を考えている方は、この2種類どちらのソファにするか悩まれる方がいるかと思います。

 

木枠ソファ後姿まで綺麗なデザインで、無垢材の経年変化が楽しめます。
フレームが基本構造なので、見た目はとてもスリムで軽やかです。
横幅が長くてもコンパクトに見えるので、お部屋に圧迫感を与えません。
張地を選ぶとしたら、フレームの樹種に合うファブリックや、お部屋の雰囲気に合わせてお選びするかと思います。

 

張ぐるみソファはなんと言っても座り心地を追及できます。
木枠ソファの場合、木のフレーム自体が高額な為クッション部分に掛けられるコストが限られてきます。ですが、張ぐるみの場合クッションがソファの命となるので木枠ソファのように軽やかさは得られませんが、硬い部分がないのでどんな体勢でもお家でゆっくりと過ごす事が出来ます。

 

そこでソファで一番悩まれるのは、張地かと思います。
たくさんの種類があってどんな色にしようか、どんなデザインにしようかなどたくさん迷いますよね。。。

SO-0077  ソファ

 

SO-0058 ソファ

上記2つのソファはBRUNCHで人気の木枠ソファになります。

ファブリックだけでも約70種類以上ございます。
革も含めると約80種類以上に、、、
80種類以上もあると本当に悩みますね。


その中には、色落ちの心配や縮みにくいご家庭の洗濯機で洗う事が出来るウォッシャブルタイプのもの、手洗いのものやクリーニングに出して頂くものがございます。
汚れたらすぐ洗うことができる、ウォッシャブルタイプのものが人気です。

 

SO-0101 LDソファ

 

SO-0071 フルカバーリングソファ

上記2つのソファはBRUNCHで人気の張りぐるみのソファです。

張地の種類は50種類以上ございます。
すべて布地のものになっておりまして、カバーの種類によってはご家庭の洗濯機で洗うこと出来るものやクリーニングでお手入れできるものがございます。

 

BRUNCHが取り扱っているソファはほとんどカバーリング仕様になっているので、長年ご使用して頂いて、お引越しを機に!季節ごとに!!など雰囲気を変えたい時にカバーだけ変えて雰囲気をガラリと変えられるのもカバーリングの良いところです。

 

【日常のお手入れについて】
基本はブラッシングです。柔らかいブラシをかけながら表面を軽くたたくとほこりが出てきますので、ほこりを浮かばせてから掃除機で吸い取ってください。掃除機の口を丸ブラシにしてお使いいただくと、カバーを傷めずにほこりを綺麗に取り除くことができます。

【汚れてしまった場合】
部分汚れは、、、
すぐにカバーを外して洗面台などにぬるま湯をためて衣料用洗剤を混ぜて汚れた部分だけを数時間浸け置きします。その後、繊維を傷めないように絞らずに陰干しして下さい。天日干ししてしまうと色が変わってしまいます。なので、必ず陰干しにして下さい。

全体的な汚れは、、、
ウォッシャブルタイプのカバー以外は水で使う洗濯はせず、セキユ系ドライクリーニングに出してください。お水を使ってカバーを洗ってしまうと、カバーが縮んでしまいますのでご注意ください。

※ウォッシャブルカバーの場合は洗濯機のご使用が可能ではありますが、縮む可能性がございますので手洗いがオススメです。

 

今回はソファのカバーリングについてのお話でした。
みなさんの、今後のソファ選びにご参考になればと思います。

 

ソファのクッションの中身をご紹介~フェザーについて~

今回の「家具と学ぶ」は「ソファ」にまつわるお話で、
ソファのクッションの中身についてご紹介したいと思います。

ご紹介するのは「フェザー」について

ふんわりと体を包み込む極上の座り心地を演出する「フェザー」。

ソファのクッションの中身として最も人気の高いものの一つです。

そんなフェザーに関する疑問をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

 


出典:http://sokuup.net/?mode=permalink&no=29526

Q1:フェザーはどこから取れるの?
A:
ソファやクッションの中身だけでなく、布団や枕、ダウンジャケットなど様々な用途に使用されるフェザー。
それらに使われているフェザーはガチョウやカモ、アヒルなどの「水鳥」の羽を使用しています。
ニワトリなどの「陸鳥」のフェザーは硬いうえに保温性が悪く、水分に対しても弱いのでソファやクッションの中身には適しません。

 

 


出典:http://www.goodon.co.jp/index.php?page=92

Q2:(ラージ)フェザー/スモールフェザー/ダウンの違いって何?
A:
(ラージ)フェザー
表面の部分の羽根。
スモールフェザーは羽の内側部分の羽根。主に腹部まわりにあります。
ダウンは首の下から胸回りの部分の羽毛です。
(ラージ)フェザーとスモールフェザーには羽軸と呼ばれる芯があり、ダウンには羽軸はなくタンポポの綿毛のような形をしています。
スモールフェザーは(ラージ)フェザーよりも芯が細く、よりやわらかいクッションになります。
ダウンは1羽から30g程度しかとることができず、大変高価な素材です。

ソファのクッションの場合は布団やジャケットとは違い、
上から体重がかかるため素材の復元力が大切です。
羽軸がないダウン(羽毛)よりも、羽軸があるフェザー(羽根)の方が復元力が高いため、ソファクッションにはフェザー(羽根)が使われることが多いです。

 

 

Q3:フェザーを使ったクッションの特徴は?
A:
①ふかふかのやわらかい座り心地

じんわりと身体を包み込むような座り心地は他の素材では表現できないフェザーならではの魅力です。

②復元力が高い
フェザーはそのやわらかさから、ヘタリやすいというイメージを持たれている方がいらっしゃるかと思います。
確かにフェザークッションの場合、ソファに座ったあとがそのまま残ってしまいます。
ですがフェザーは弾力性に優れているので、実はとても復元力の高い素材です。
日頃のお手入れをまめにしていただければ、長い期間ふんわりとした状態を維持することができます。

③保温性が高い
羽毛布団や羽根布団にくるまると、とても温かいですよね。
フェザーは他の素材に比べると保温性にとても優れています。
さらに温度、湿度の調整機能にも優れているため、
冬場は温かく、夏場も快適にお使いいただけます。

 

 

Q4:日頃のお手入れ方法は?
A:
フェザークッションがヘタるのは、フェザーの羽軸が絡まってしまうことが大きな原因です。
ソファに座り、フェザーが絡まった状態のまま放置してしまうと、
湿気によって型崩れした状態のまま固まり、復元させることも難しくなってしまいます。
クッションがつぶれてきた場合はクッションを軽くたたいて空気を送り込んであげてください。
そうすることで絡まっていたフェザーがほぐれ、元のふんわり感を取り戻すことができます。

またクッションカバーが取り外し可能な場合は、
カバーから中身を取り出して、
陰干しをして湿気を逃がしてあげるとより効果的です。

クッションをたたくのは日常的に陰干しは3~4カ月に一度くらいを目安に行っていただくとふんわりとした座り心地を長持ちさせることができます。

フェザーが使われたソファをお持ちで、
クッションがヘタってしまっているという方はぜひこちらの方法をお試しください。

では最後にBRUNCHの商品の中からフェザーが使われているソファをピックアップしてご紹介したいと思います!

 


●SO-0044 クルミ無垢材ソファ

 


●SO-0022 ソファ

 

●SO-0095 ソファ

 


●SO-0058 ソファ

 


●SO-0014 ソファ

 


●SO-0102 フルカバーリングソファ

 

●SO-0098 BRUNCHオリジナル本革ソファ

 

●SO-0110 カウチソファ

 

同じフェザーが使われているソファでも、
フェザーの量や大きさ、クッションの厚み、一緒に使われている素材などよって、座り心地も変わります。

ソファを選ぶうえで座り心地は一番重要なポイントです。
ソファをお探しになる際は、フェザーが使われているソファも、
その他の素材が使われたソファも実際に座り比べて頂くのがオススメです。

BRUNCHではいろいろな種類の素材が使われたソファを幅広く展示しておりますので、
ぜひ一度店頭にてお試しください!