BRUNCHが取り扱うデザイナーズダイニングチェアのご紹介~日本編Part1~

BRUNCHにて取り扱うダイニングチェアは全部で123脚。
その中でデザイナーが手掛けたチェアは61脚と約半数を取り扱っています。

外国のデザイナーは5人、日本のデザイナーは15人。
今回は、その中でも国内で活躍する人気の5名のデザイナーに絞ってご紹介させていただきます。

Kazuteru Murasawa
村澤 一晃
1965年 東京生まれ。
ICSカレッジオブアーツ卒業、垂見健三デザイン事務所勤務
1990年  セルジオ・カラトローニ・デザイン建築事務所(イタリア・ミラノ)に勤務。
1994年 ムラサワデザイン開設を開設。

 


*上段右から、CH-0026/CH-0272/CH-0175/CH-0123/CH-0038/CH-0025
*下段右から、CH-0129/CH-0162/CH-0126/CH-0036/CH-0011/CH-0262

 

イタリアのデザイン事務所で培った美しく繊細なフォルムが特徴的なデザイナー。”チェアのデザイナーといえばこの人”と呼ばれており、数々の賞を受賞しています。

BRUNCHの取り扱いのシリーズは11シリーズでその中では、2002年(CH-0036)、2005年(CH-0025/26)、2007年(CH-0018)が、グッドデザインを受賞しています。

CH-0026-BC アームチェア 2005年グッドデザイン賞 受賞

丸みのある優しいフレームは洗礼された細さでスタイリッシュな印象を与えてくれます。
手になじむ丁度良い太さで、無垢の手触りを存分に楽しんでいただけます。
10年以上前のデザインですが飽きることの無い、不動の人気を保っています。

 

 

Makoto Koizumi
小泉 誠
1960年東京生まれ。
建築やプロダクトデザイナーの原兆英・原成光両氏を師する。
1990年コイズミスタジオ設立。
2003年「こいずみ道具店」設立。
2003年「デザインの素」出版。
2004年ギャラリー間展覧会。「と/to」出版。

*上段右から、CH-0155/CH-0054/CH-0149
*下段右から、CH-0130/CH-0032/CH-0172

建築デザイナーでもある小泉氏ならではのデザインが直線的でありながらコンパクトでどこか可愛らしさもあるデザインです。

 

 CH-0155 ダイニングチェア 2009年グッドデザイン賞 受賞
背中にあたる2本のアーチが美しく優しく体重を受け止めてくれます。
背から滑らかに繋がる脚はフィンガージョイント構造で組まれデザイン性と耐久性を兼ね備えたデザインになっています。
重なり合う”U”がどこから見ても美しいデザインのチェアで、建築構造と家具プロダクトのセンスが融合するデザイナーです。
Motomi Kawakami
川上元美
1940年 兵庫県生まれ。
1964年 東京芸術大学美術学部工芸科卒 ID専攻
1966年 同大学美術研究科修士課程修了
1966年 アンジェロ・マンジャロッティ建築設計事務所勤務(ミラノ)
1971年 川上デザインルーム設立
 
*CH-0194/CH-0195
国内外の数々のデザインコンペで受賞を遂げる川上氏は日本デザイナーの草分け的存在。
家具デザインに限らず身近なプロダクトデザインから環境デザイン、橋のデザインまで幅広く活躍しています。
CH-0194 ダイニングチェアは板座の中でもダントツの人気を誇るチェアで座面の滑らかに削られた”座ぐり”と呼ばれるくぼみは木なのにフィットするふわり心地の良さです。デザインと職人の腕が見事に発揮されたチェアと言えます。
安定感のある背板とハーフアームはくつろぐ時の利便性に優れ、ひと続きに伸びた脚は男性らしく力強い印象を与えてくれます。
Inoda+Sveje
イノダ+スバイエ
1971年 猪田恭子 大阪府生まれ。
1969年 ニルス スバイエ デンマーク生まれ。
2000年 「inoda+sveje」デザイン事務所設立
2003年 ミラノを拠点として活動中
1996年にイタリア・ミラノで建築デザインを学んだ猪田氏は家具を専門として数々の展覧会で活動。2000年にニルス・スバイエ氏とデンマークのコペンハーゲンにて日本とデンマークのデザインを融合させたシンプルかつ存在感のある作品を生み出しています。
家具だけではなくプロダクトから医療器具や家電、自転車などインダストリアルデザイナーとして幅広く活躍中の二人です。

 

*CH-0179/CH-0204

CH-0179ダイニングチェアは、森美術館が監修のレストラン「THE MOON」(六本木ヒルズ森タワー52F)のダイニングチェアとした選ばれました。

BRUNCH × THE MOON

大きく包み込むようなフレームに有動的な座面が心地よく木に包まれているような安心感のある座る心地です。

極限まで削り込んだ滑らかな座面は、人間工学に基づきデザインされていますので板座とは思えないほどの底つき感。日本の高い技術が合ってこそ実現出来たデザインなのです。

家具に必要な”使いやすさ”とデザイン性の良さ”芸術性”が絶妙なバランスで融合した唯一無二のダイニングチェアと言えるでしょう。

 

 

 

Naoto Fukasawa
深澤 直人

1956年 山梨県出まれ。
1980年 多摩美術大学美術学部プロダクトデザイン科卒業
1980年 諏訪精工舎(現・セイコーエプソン)入社
1989年 アメリカのデザインコンサルタント会社IDEO入社
1996年 IDEO Japan設立
2003年 Naoto Fukasawa Design 設立

深澤氏が手がけたプロダクトは誰でも一度は見たことがあるものばかり。無印良品や±0、携帯電話(AU)など国内外の大手企業のデザインを手がけています。

また、武蔵野美術大学や多摩美術大学の教授を就任し、グッドデザイン賞の審査委員長も努めている現代を代表するプロダクトデザイナー。

*CH-0015
2008年に発表された「HIROSHIMA」 シリーズ。
どんなシーンでも使用出来て何十年と愛されるシンプルの中にもデザイン技術の高い日本が誇れるダイニングチェアです。
長年にわたって家具製作を手がけて来きた日本の職人が、精密な機械で木部を削りだし、手で仕上げたチェアは非常に技術性が光っています。
アーム部分は平行していながら微かにアールがついていますので体重をかけやすく背や脚に繋がるカーブが一定の流れとリズムを作り美しさが生まれています。
また、座面には”ダイメトロール”を使用し座った時の底つき感を軽減していますのでゆったりとした座り心地を実現しています。
さて、BRUNCHがセレクトしますデザインダイニングチェアはいかがでしたでしょうか。今回ご紹介したダイニングチェアは全て日本の高い技術とデザイン性が融合した素晴らしいチェアたちです。
是非、実際に”触れて・見て・座って”相棒となる一脚に出会ってください。