木ダボについて

こんにちは、

一枚板テーブルとオーダーメイド家具の店 BRUNCH です。

夏日や、急な雷雨もあったりと、不安定な天候ですが、
初夏の爽やかな風が心地よい季節になってきましたね。

私は先日みなとみらい・山下公園に行ってきましたが、
バラが終わりかけ、アジサイが綺麗に色づき始めていて、
梅雨の始まりを感じました。きっと夏までもあっという間ですね!

さて、今回の家具と学ぶのテーマは、
家具作りに欠かせない『木ダボ』についてです。

<木ダボとは>
形は小さな棒状です。
主に木材同士をつなぎ合わせる「ダボ継ぎ」を行うときに必要な部品です。
ダボ継ぎとは、接合面の両方に木ダボと同じ大きさの穴をあけて
差し込んでつなぎ合わせる方法です。

木材をつなぎ合わせるには、ビス(ネジ)で留めることを
初めに思いつきますが、ダボ継ぎは釘やビスなどを使わずに
つなぎ合わす事が出来るので、見た目もきれいに仕上げられます。

実際に外から目に見えるもので無いので、印象に残りませんが、
身近なところでは木製のダイニングチェアやベンチ、収納棚など、
様々なものに使われています。

ダボ継ぎ以外には、ビスで打った痕を隠したり、
棚受けなどにも使われます。

<ダボ継ぎ>
木材と木材を組み合わせるダボ継ぎには、
木ダボ、木工用ボンド、ドリルドライバー、ゴムハンマー、クランプ、
スケール、筆記用具などが必要になります。

まず、木材の接合面の両方にダボ打ちしたいところに印をつけ、
印のところにドリルドライバーを使って木ダボサイズの穴を開けます。
穴が開いたら、片方の接合面と開けた穴、木ダボのすべてにボンドを入れ、
合せたい木材の片方と木ダボを差し込み接着します。
木ダボが穴にしっかりを入っていることを確認出来たら、
もう片方の木材にもボンドを入れ、接着します。
この時もしっかりと入るようにゴムハンマーで叩いて、
隙間が無い事を確認!
最後にボンドが完全に乾くまで、クランプで固定すれば完了です!

<目隠し>
打ち込んだビスの頭を隠すのにも、木ビスは活躍!
方法はビスを打ちたいところにすこし穴を掘り、
掘り込んだところでビス打ち、
残りの穴を埋めるように木ビスを差し込み、
飛び出た部分をのこぎりで切り落とし、ペーパーでやすれば完了です!

ビスが表に見えないので、見た目は綺麗で、
同質の木材だからこそ、とてもよく馴染みます。

今回は、あまり直接に見ることのない、木ダボについてでした!
木ダボを使った目隠しの方法は木ダボと木目を揃えたりをと
より目立たなくする方法もありますが、それはまたの機会に!

組まれている家具フレームの中、知らないことも多いので、
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!
お読みいただき、ありがとうございました♪

家具にも季節を(春)

こんにちは、無垢家具のBRUNCHです。

本日は、2022年2月4日「立春」です。
まだ風が冷たい日が続いておりますが、
早くも「春」がやってきましたね🌸

本格的に春を感じ始めるのはもう少し先になりそうですが、
4月に学校や新社会人になる方は、新生活に向けて、
徐々に支度をはじめている人も多いのではないでしょうか。
準備は大変ですが、新しい環境はいつでもドキドキで
楽しみな気持ちと、緊張が合わさってなんだか甘酸っぱいです。

ところで、今回のテーマは
<家具にも季節を>です!

外の景色は季節により、一年春夏秋冬移り変わっていきますが、
お家の中はいかがでしょうか。
ご飯は季節の旬の食材で、移り変わる気もしますが、、、
家具は・・・?

いつもそこにあることが当たり前で、
お家の固定された見える景色になってはいないでしょうか。

大きく面積を取ることも多い家具だからこそ、
ぜひ家具に季節を取り込んでほしい、
春を取り入れて、気分も上がるような
そんなご提案をさせていただきます。

家具にも季節を(春)

家具はそうそう買い替えが頻繁ではありませんが、
ちょっとしたトッピング・アクセントを加えれば
簡単に春を取り入れられます!

「ファブリック(布)」の色を春カラーに変える

ソファやチェアによって、カバーが簡単に取り換えられ、
お手入れができる商品がございますので、
先に、『春夏用』と『秋冬用』の替えカバーを
持っておくと、衣替えと同じ時にカバー交換、
クリーニングもできるので、一石二鳥です!

とはいえ、カバー交換が難しいものも、、、
季節に合わせていちいち張り替えは出来ないので、
ソファ上のクッションやブランケット、チェアの座クッションなど、
パステルカラーを選んで、家具に組み込んでみてはいかがでしょうか。

パステルカラーが春を感じやすいですが、
お部屋のテイストに合わせて、
モダンな雰囲気ならはっきりした色味  <緑> <桃>
北欧テイストであれば柔らかい色味 <黄緑> <淡い色>
など、小さい面積でも春カラーを取り入れると◎

色以外にも、素材感にもこだわりをだす!
綿、麻、ウール、シルクなど、生地の素材や織り。
素材・織りの持っている季節のイメージをここでプラス!
色以上に見た目にも、触った感じにも表現が出来るので、
より、自然に表現できておススメです。

春のお花や小物をトッピング

テーブルの上に春の香りやつぼみのあるお花を
アクセントにトッピング。
華やかな色のお花がついた植物や、桜の枝など、
背丈が出るようなすこし大ぶりなものを用意して
観葉植物と同じような位置で置くと、
ソファやリビングボードに直接触れていなくでも
空間全体で盛り立ててくれます。

テーブルクロスを春仕様にするだけでも、
ナチュラルに視界に入り込むので、
イメージを崩し過ぎずに、溶け込みます🌱

春は新生活や新学期のスタート、
ちょっとした切り替えにもリフレッシュにも
お家の中まで、日本の四季折々を
インテリアに取り込んでみてはいかがでしょうか。

 

アウトドアリビング

 

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

令和2年の梅雨はずるずると続いておりますが
関東は本日やっと梅雨明けです!
これからはガンガン照りの強い日差しがやってくる8月。

厳しい暑さが続きますが、
夏の空は青く澄んでいてとても爽快ですね。
暑さだけじゃないそんな季節を元気に乗り切るためにも
ぜひ楽しんで夏をお過ごしください。

今回のテーマは、カラッと晴れた日の木陰の下、
バルコニー・テラス・ガーデンなどでの時間を
より充実させてくれる屋外用家具についてです。

屋外用家具(ガーデンファニチャー)とは 

バルコニー・テラス・ガーデン・庭園や中庭など、
屋外に置いて使用する家具。
近年ではリビングの延長として、
『アウトドアリビング』という単語も
よく聞くようになりました。
日差しや風などにもあたるため、耐久性が重要になります。

今年はコロナなどの影響から
外出自粛やリモートワークが増えてきたこともあり、
おうち時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。
そこで自宅にいながらも解放感を感じられる
アウトドアリビングが注目されてきているように感じます。

もともとガーデンファニチャー(庭用家具)として
置かれる家具はコーヒーテーブル、チェア等でありましたが、
近年ではアウトドアリビングとして、それらに加え
ダイニングテーブルやソファ等も置かれるようになってきました。

使われる材は、
チーク材、人工ラタン、アルミ、鉄、
プラスチック系、バンブー、ガラス…と、様々な素材が使われています。

その中から材について4つほどご紹介いたします。

1.チーク材

※画像はイメージです。

木製タールの油分が含まれており、耐久性・耐水性があり、
古くは造船用の材としても使われるほど。
材質は目が詰まっており、固く強靭。
乾燥後狂いが起こりにくいことが特徴です。

他の木材では朽ちてしまったり、
なかなか外で使用するには強度に欠けますが、
チーク材はその点他木材と比較して強く、
また、プラスチックなどでは出せない
ナチュラルな木材のあたたかさがあります。

2.人工ラタン

※画像はイメージです。

ラタンは「籐(トウ)」のことであり、
昔から家具や籠の材料として使われることが多い材です。
ですが、それでは強度に欠けるため、
その風合いに似せてポリエチレン等で作られたものが人工ラタン。
腐食やカビに強く、雨や風、紫外線にも強く、
色落ちしにくいことが特徴です。

モダンアジアンなどのインテリアスタイルに
よく馴染む素材で、リゾート感もあるので、
非日常感を感じられる空間を演出できます。

3.アルミ

※画像はイメージです。

加工がしやすく、鉄に比べて錆びにくいことが特徴です。
また、軽量なので屋外からしまう際、簡単に持ち運びができます。

デザインが多く流通しており、
折りたためるものなどもあるようなので、
使わない間もコンパクトですっきり収納できます。

4.鉄

※画像はイメージです。

イングリッシュガーデンに合うようなアンティーク調のものが多く、
酸化すると赤いさび等が発生しますが、高強度で耐久性に優れており、
細いラインやデザイン性が高いことが特徴です。

シチュエーションは庭園の雰囲気は合いやすく、
アンティークエレガントなスタイルを演出します。

使う材によって印象が変わってくるので、
先にテーマを決めておくとイメージが固まりやすく、
家具選びも決まりやすいかもしれません。

室内の暮らしでは味わえない木陰から零れる太陽の光やそよ風、
どこまでも続く圧迫感のない空間に屋外用家具を置いて
素敵なリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

チェアとスツールの違い

チェアとスツール、「座るもの」という共通点で使っていますが、
実際にはどのような違いがあるのかご存知でしょうか。

素敵な空間を作るのに欠かせないチェアとスツール、
特徴とそれぞれの役割があります。

【チェア・椅子とは】

人が腰を掛け座る際に体を支えるため用いる器具。
人の姿勢は「立つ」「座る」「寝る」が主な姿勢であり、
その「座る」を支えるのがチェアである。

折りたためるものや、肘の有無、キャスター付きのものなど
種類はたくさんありますが、典型的なチェアは構造的に
脚・座面・肘掛け・背もたれがついている。

CH-0038

チェアの特徴

◆比較的長時間体を休ませる、くつろぐ目的
◆座り心地が重視される
(背のあたり、座面クッション、肘の位置等)
◆あまり動かさず、決まった場所で使う
◆テーブルと合わせて使われる場合は1脚以上揃えて使われることが多い
(シーンを構築する大切なポイント、統一感を与えてくれます)


CH-0147

【スツール】

背もたれやひじ掛けのない簡易的な椅子(脚と座面のみ)。
座面の形も定義はなく、長方形や円形、三角形など様々。
また、背の高いものもスツールに分類される。

席の離着や座ったままの移動が多いなど、一時的に腰掛ける用であり、
座り心地よりも「立つ」「座る」の動作が、
スムーズになるよう作られていることが椅子とは大きく違う点である。

CH-0215

スツールの特徴
◆比較的短時間の使用目的(料理や作業等)
◆座り心地よりも動作が楽にできる方が重視される
(テーブル・カウンターに合わせた高さや、
どの方面からでも立つ・座るの動きやすさ、
出し入れのしやすさ・軽さ等)
◆座る以外の目的で使われることがある
(踏み台、飾り台、サイドテーブル、一時的な荷物置き場等として)
◆チェアと比べて背もたれがないため圧迫感がなく軽やかな印象
(お部屋を広く見せたい方におすすめ)
◆コンパクトなものが多い


CH-0210

チェアとスツールの違いは
構造的に背もたれがあるかないかで決まります。
一見それだけのように思えますが、
それにより特徴、用途などが変わってくるという事がわかりました。

チェアは食事・読書・勉強など、ゆったり座ることが多く、
それに寄り添ったデザイン性の高いものが求められる。
スツールは形、高さなど種類が多様で、
用途に合うものを見つけやすく、
出し入れがしやすいコンパクトなものが多い。

それぞれのチェア・スツールの特徴や形状をよく知って、
お部屋・空間に合う、
お洒落で使いやすい商品をぜひ見つけてみてください。

様々なシチュエーションにおけるスツールの使用方法

スツールとは、チェアともオットマンとも異なる、背や肘が付いていない座面だけの座ることの出来る家具です。
BRUNCHでも様々なスツールを取り揃えており、それぞれ全く違う形となっております。
もちろん見た目の美しさを追求したものもありますが、ユーザビリティを兼ね備えたものも多くあります。
一家に一脚、ニ脚はあっても絶対に困らない、非常に使い勝手の良いスツールをご紹介致します。

①スタッキングスツール
スタッキングスツールとは、重ねることが出来るスツールです。
来客時にはサッと出してご使用頂く事が出来、使用しないときには重ねて収納して頂けます。
納戸などにしまってしまっても良いですが、重ねてお部屋に置いておくだけで絵になります。

〈CH-0111〉スツール
お選び頂ける木の種類はなんと7種類以上。
様々な樹種で置いておくと、オブジェのように見えます。



〈CH-0167〉スツール
座面はフワフワとしており、座面が大きめで座り心地が良いです。
来客時にはお食事やお酒をゆっくりと楽しみたいという方にオススメです。

〈CH-0291〉スツール
座面は無垢材を丸く削り出しており、お尻が痛くならないような工夫がされています。
奥行きが290mmとコンパクトですので、収納時に邪魔になりにくいところが魅力です。

 

②ハイスツール・キッチンスツール
ダイニングテーブルに合わせて使用するスツールに比べて背が高いスツールです。
キッチンで野菜の皮をむく時に。またはコトコト煮物を煮込んでいるときに。
ちょっと一休みしたいときには最適な高さです。

〈CH-0278〉ハイスツール
コッペパンのような小ささの座面が可愛らしく、すっきりスリムなサイズ感です。
座り心地はやや固めですが、ちょっと腰掛けるならこのくらいの弾力が合った方が良さそうです。
高さは最高H630までお選びいただけます。

〈CH-0320〉ハイスツール
「台座に乗った宝石」をイメージした、美しいハイスツールです。
ホワイトアッシュ材の美しい木目をお楽しみ頂けます。

〈CH-0210〉スツール
「チョイ」と腰掛けたくなるスツールです。2本のバーが座面になっており、一見座り心地は?と思ってしまいそうですが、見た目を裏切る座り心地の良さが魅力です。
本体はとても軽く、バーの部分を持ってサッと移動しやすいですので、キッチンや家事室で使用したり・・・使い方のバリエーションが広がりそうなスツールです。

③LDスツール
リビング・ダイニングセットに合わせてお使い頂けるスツールです。
厚くコシのあるクッションがしっかりと身体を支え、ゆったりとお食事するときにぴったりのスツール。
カバーリングのタイプが多く、汚れたらすぐにお手入れできるところがポイントです。

〈CH-0313〉LDスツール
640mm/650mmほどとやや低めの高さのテーブルに設定されていることが多いLDセットですが、それに合わせた高さとなっています。
もちろん高さは身体に合わせて410mm~430mmと変更可能。
また、木部はすっきりとした印象の八の字に広がった形になっていますので、コンパクトなお部屋でも重たい印象になりにくいのが特徴です。

④カウンタースツール
名前のとおり、カウンターに合わせて座面が高めに設定されたスツールです。
足が床に着かず安定しないと落ち着かない座り心地になってしまいますので、足掛けが付いているものが多いです。
同じデザインでいくつか並べておくととても素敵です。

〈CH-0215〉カウンタースツール
名前のとおりカウンターに合わせてお使い頂ける座面の高さが高めのスツールです。
ハイスツールと同じように見えますが、ハイスツールよりも座面の高さは高め。
足が床に着かず落ち着かないということを避けるため、足掛けが付いている場合が多いです。

〈CH-0215〉カウンタースツール
ラウンドした座面がポッテリとした印象で可愛らしいですね。
板座と張り座があり、お好みでお選び頂けます。

⑤フォールディングスツール
折り畳みが可能なスツールです。
スツールを使用したい時があるけれど収納場所に困ってしまう方にはぴったりの、ミニマルサイズ。
ただ、広げてお使いになるときにはとてもゆったりと座って頂けます。
持ち運びも楽々の軽量スツールです。
使わないときには壁に立てかけて置いて頂けます。

〈CH-0282〉フォールディングスツール
ぱりっとコシのある帆布は撥水加工がされているため、アウトドアでもご使用頂けます。
もちろん外して帆布を交換することも可能です。
クロスした木のフレームが綺麗ですね。

⑥玄関先に置いておきたいスツール
ちょっと面白いスツールをご紹介致します。
形を見ただけでお分かり頂けるのではないでしょうか?
まさに、玄関先で靴紐を結ぶ時に活躍するスツールです。

〈CH-0263〉スツール
表面にはウレタンコーティングが施されており、靴跡が残ってしまっても水拭きでサッと拭き取って頂けます。
玄関先にこんなスツールがあったらお洒落ですね。

〈CH-0246〉スツール
こちらも靴を履くときに大活躍ですが、ちょっとした踏み台にもご使用頂けます。
一脚あるととても便利なスツールです。

⑦サイドテーブルとして使いたいスツール
板座でフラットな座面であれば、普段座って使わないときに小物を飾ったり、ソファの近くでサイドテーブルとしてご使用頂けます。

〈CH-0072〉スツール
本当にスツールなの?と思ってしまうほど、スリムなデザインのスツールです。
もちろん、座って頂いて問題ありません。
写真のように植物を置いて飾っておいても素敵ですね。

〈CH-0135〉スツール
とにかく小振りなスツールです。
オセロのコマのような丸い座面はいつまでも撫でていたくなるくらい滑らかに加工されており、すぐに愛着がわいてしまいそうです。
もちろん座り心地も◎です。

いかがでしたでしょうか。
スツールひとつとっても、まだまだご紹介しきれないほど様々なものがあります。
ショップにて座り心地をお確かめください。

ダイニングテーブルとベンチの合わせ方

ダイニングセットにベンチを取り入れることを検討している方は多いのではないでしょうか。
ベンチを取り入れる細かいメリット・デメリットについては、こちらの記事でもご紹介させて頂きました。

やはり最大のメリットは、座る人数に制限がなくなるという点でしょう。
小柄な体形の方であれば、チェアだと2脚しか入れられない所にも3人で座れたりする場合もあるので、特にお子様のいらっしゃるご家庭で選ばれていることが多いように思います。
「チェアよりもベンチの方が子供が座ってくれやすい」というお声もちらほら聞きますので、そういった理由で選ばれている場合もあるようです。

しかし、ベンチのメリットだけにとらわれていると、大切な「使いやすさ」を見落としてしまう場合があります。
そこで、今回は『ダイニングテーブルとベンチの合わせ方』に焦点を当ててお話していきたいと思います。

ベンチを取り入れていただく際に最も気を付けて頂きたいのは、どのようなテーブルに合わせるか、という点です。
多くの場合、ベンチと一緒にテーブルも検討されているお客様には、2本脚タイプのテーブルと合わせることをおすすめしています。

その理由は、『出入りのしやすさ』です。
座った状態から立ち上がって移動をするとき、チェアの場合は椅子を後ろへ引いて、その場で立ち上がることが容易にできます。
しかし、ベンチの場合はチェアに比べ重量があり、他に座っている人がいる場合も多いと思いますので、そう簡単に後ろへ引くことはできません。
となると、必然的にベンチの横から足を抜いて立ち上がる形になるわけですが、4本脚タイプのテーブルの場合、角に配置されたテーブルの脚がその動きの邪魔をしてしまうのです。

背もたれが無いベンチの場合であれば、座面をまたいで出入りすることも可能ですが、お年寄りの方などには不向きですね。
その点、2本脚のテーブルであれば、脚は天板の真ん中付近にあるので、動きの邪魔になることはありません。
ベンチと一緒にテーブルも揃えようと考えている方に2本脚テーブルをおすすめするのは、こういった理由によります。

とはいえ、「手持ちのテーブルが4本脚」「お誕生日席も頻繁に使うので、4本脚の方が都合がいい」「4本脚のデザインの方が好み」など、様々な理由で4本脚のテーブルにベンチを合わせたいという方も大変多くいらっしゃいます。
その様な場合には、テーブルの脚と脚の間(『脚間』といいます)の大きさと、ベンチ座面の幅の大きさの差をしっかり取ることをオススメしています。
具体的に言うと、『テーブルの中心に合わせて置いた時、横から楽に足が抜ける程度の隙間が確保できるサイズ』です。
この隙間をしっかり取ることで、ストレスなくお使い頂けるだけでなく、「座らない時間はテーブルの下に収納したい」という場合もサッと収納しやすく、ベンチをテーブルの脚にぶつけて傷をつけてしまった、ということも起きにくくなります。

とはいえ、ベンチに座る人の体形によっても、必要な隙間の大きさは変わってきます。
したがって、そのような場合には、どのくらいの大きさが最も使いやすいのか、じっくり店頭で検証してみて下さいね。

最後に、ベンチを取り入れたダイニングセットのコーディネートをご紹介します。
実際にBRUNCHでご購入頂いたご納品事例お写真もありますので、是非参考にしてみてください!

『耳』付きの座面のベンチです。(『耳』とは丸太の一番外側の部分(表皮に最も近い部分)のこと)
こういった特徴的な座面のベンチの場合、あえて見せるために、使わない時もテーブルより外側に出しておくことも多いと思います。
その場合は、前述した脚間のサイズにあまりとらわれることなく、見た目のバランスで大きさを決めてもいいかもしませんね。

<ご納品事例>
テーブルの脚間とベンチの大きさにしっかり差があり、これなら出入りもしやすそうです。

<ご納品事例>
ウォールナットの高級感溢れるラグジュアリーなダイニング。
シンプルなベンチのデザインが、より無垢材の重厚感を引き立てます。

<ご納品事例>
こちらもベンチをテーブル下に収納せずにお使い頂くケースですね。
背もたれの無いベンチはお部屋に圧迫感を与えないので、空間をスッキリと見せてくれます。

 

いかがでしたか?
ベンチは上手に使えばメリットがいっぱいなアイテムです。
ご自身の生活スタイルに合わせて、素敵に取り入れてみてくださいね!

 

色々使ってみよう。

ベンチにも様々あり、そのデザイン・構造によって使いわけることができます。

とてもシンプルなベンチ CH-0232

シンプルなデザインで、面形状・脚の形状が選べる為、
ダイニングテーブルに合わせてデザインを決める事が出来ます。
スリットを利用してクッションがズレない様工夫されており、
横に移動するときもクッションと共に移動する事ができます。
冬の寒い時期に活用できますね。

シンプルで座面も平 CH-0119 / CH-0316

こちらは座面が平な為、“座る”としてだけでなく、“飾り”としてお使い頂く事ができます。
絵を飾ったり、写真を飾ったり、小物を飾っても良いですね。
お子様が小さいうちはベンチで、将来はチェアを。と考えている場合や、
普段は2人しかいなから2脚で十分。でも、来客時には必要。と言った場合。
普段は飾り棚として使い、人数が増えるときに用いても良いですね。
それには座面が平が良いですよ。

板座より布座 CH-0139

長時間座る事を前提とされているなら布座がオススメです。
気になるのは汚れてしまったときの事ですが、こちらはカバーリングになっているので、
ドライクリーニング対応が可能です。※生地よってはウォッシャブル対応もあります。
スペアをもって季節によって変えたり、張地で遊ぶことが出来ます。

BRUNCHで唯一の背付きベンチ CH-0270

ゆったりともたれ掛かれ、布座ですので長時間座っていられます。
背にもたれ掛かれるので、お食事後もダイニングで過ごされる方にオススメです。
リビングダイニング兼用を考えてる方にもオススメですね。

ガーデンでも使える CH-0082

チーク材は耐久性・耐水性に優れており、ガーデンでもお使い頂けます。
その為、お庭仕事された時にふと休憩される時や、
お庭でティータイムを楽しむ際などに活躍しれくれます。

ベンチもデザインや素材によって活用方法が広がります。
ダイニングで使う以外にもお考えの方は、どんな場面でどんな風にお使いになられたいのか
考えてみるのも良いと思います。

スツールとオットマンの違いについて

何かと便利で、お部屋のアクセントにもなるスツールとオットマンですが、それではスツールとオットマンは何が違うのでしょうか。

またスツールとオットマンは知ってるけど、効果的に使うにはどうしたらいいのかご案内させていただきます。

【スツールとは】

肘掛けや背もたれのない一人掛けの腰掛をスツールと呼びます。補助用の椅子や装飾用の椅子の代用として使用されています。キッチンやカウンターで使用するハイスツールやソファーの補助として使用するフットスツール、小物などをディスプレイしたり、サイドテーブルとして使用する板座スツール、来客用の椅子として使用する張座スツールと種類は様々ございます。

【オットマンとは】

ソファに付属しているクッション付きで、主に足を載せる台のことをオットマンと呼びます。ちなみにオットマンの語源は18世紀、オスマン(ottoman)トルコからイギリスに伝わり、オスマンの英語読みがオットマンということから、そう呼ばれるようになりました。

それではBRUNCHで展示ているスツールとオットマンをご紹介いたします。

【スツール】

■フットスツール
リビングチェアやイージーチェアで足を伸ばしてゆったりくつろぐのに最適なスツールです。

<CH-0245>                   <CH-0261>
 

■板座スツール
キッチンカウンターで腰掛けたり、靴を履く時に使用したり、サイドテーブルとして使用したり、小物やグリーンを置いてオブジェとして使用したりと使い方が最も幅広いスツールになります。

<CH-0111>       <CH-0170>
 
<CH-0165>    <CH-0291>
 
<CH-0298>       <CH-0253>
 
<CH-0299>       <CH-0135>
 
<CH-0240>    <CH-0263>
 
<CH-0238>       <CH-0210>
 
<CH-0239>       <CH-0072>

 

■張地スツール
ちょっと座るにしても座り心地を求めたい方にはぴったりなスツールです。また普段は使いませんが来客時にあると便利なスツールでもあります。

<CH-0228>       <CH-0167>    <CH-0168>
  
<CH-0264>       <CH-0279>    <CH-0294>
  
<CH-0281>    <CH-0278>    <CH-0215>
  
<CH-0313>       <CH-0285>
 

■その他スツール
小物やグリーンを置くことでお部屋のアクセントになりますし、スツール単体で置いてもデザイン性が高いのでオブジェとしてご利用いただけます。

<CH-0246>    <CH-0197>
 


【オットマン】

ソファと一緒に使用されることが多いです。ソファでより「くつろぎ」や「やすらぎ」を求める方には大変おすすめです。フットスツールに比べ、より座面は厚みがあり、ふっくらしているので単体で使用してもゆったりできます。

<SO-0051>       <SO-0081>
 
<SO-0015>       <SO-0068>
 
<SO-0065>

いかがでしたでしょうか?

スツールは本来背もたれと肘掛けのない簡易用の椅子として使用されていましたが、小物やグリーンを置いてオブジェとしても使用されるようになっています。いろいろな使い方ができるのがスツールになります。

オットマンはスツールの一種であるフットスツールと同種になります。オットマンはソファと合わせてご使用いただくことで、より快適におくつろぎいただくことができます。

このようにスツールとオットマンは主役ではありませんが、ライフスタイルをより引き立たせる魅力あるものです。

どうぞスツールとオットマンに注目しながら家具探しをしてみてはいかがでしょうか。より一層家具探しが面白くなりますよ。

ベンチにすることのメリット・デメリット

ダイニングテーブルにあわせる椅子をチェアにするかベンチにするかお悩みの方は多いと思います。

そこで本日はベンチをあわせた場合のメリット・デメリット、
またベンチを選ぶ際のポイントをご紹介したいと思います。

ベンチのメリット

①座れる人数が多い

4人掛けサイズのテーブルにチェアを4脚あわせると当然4人しか座ることができませんが、片側のチェア2脚をベンチにすると5人で座ることが出来ます。
急な来客があった際にも対応がしやすくなりますね。

 

②圧迫感が少ない。

背がついていないベンチを合わせた場合に限られますが、
ベンチは圧迫感が少ないので空間を広くすっきりと見せることができます。

③出入りがしやすい。

これまた背がついていないベンチに限られますが、
ベンチの場合、ベンチをまたぐことなどもできるので出入りがしやすいです。

ベンチのデメリット

①一人一人のくつろぎ度は劣る

ベンチにはひじ掛けの無いデザインが多く、
座面のクッション性能もそれほど高いものは少ないので、
背もたれやひじ掛けがあり、座面のクッションの構造にもこだわられたチェアに比べると座り心地が劣ります。

②移動がしにくい
チェアは持ち運びがしやすいので、
たまにリビングに移動させたり、ちょっとした踏み台として使ったりなど出来ますが、
ベンチは横長になるのでそういった使い方はしにくいです。

ベンチを選ぶ際のポイント

①座面の高さはテーブルの高さから270~300(mm)が目安

ベンチの座面の高さのオススメはチェアの場合と同様、
テーブル高から座面高を引いた寸法(差尺)が270~300(mm)程度になると、
日本人にあった高さの目安となります。

 

②ベンチの横幅はテーブルの横幅から10~15(mm)ほど小さく。

ベンチの横幅とテーブルの横幅と同じに作ると、
錯覚によりベンチの方が長く見えてしまいます。
その為ベンチの横幅はテーブルの横幅から10~15(mm)ほど小さく作るのが、
見映えもよくなりますのでオススメです。
以上です。

チェアにするか。ベンチにするか。
どちらも一長一短がございますので、
お客様のお好み、生活スタイルに合わせてお選びください。

サイドテーブルとしても使いやすいスツール3選

以前の記事でもご紹介しておりますが、
スツールというのは「ひじ掛けや背もたれの無いイス」のことを言います。

ただし一口にスツールといっても、
座ることに特化したものや、
サイドテーブルとして使えるもの、
デザイン性が高くディスプレイに特化したもの、
重ねて置けるものなど、
「座る」という用途をベースに、
デザインによって用途が分かれます。

そこで本日はBRUNCHで取り扱うスツールの中で、
「サイドテーブルとしても使いやすいスツール」を3点ピックアップしてご紹介したいと思います。

まずはこちら!

●CH-0111 スツール

一枚の板を折り込んだような美しいラインのデザインが魅力のスツール。
小泉 誠氏のデザインです。
綺麗なフラットに仕上げられた座面は面積も広めで、
サイドテーブルとしてやフラワーテーブルとして、
また高いものを取る時の踏み台としても活躍します。

 

さらにこちらのスツールはスタッキングも可能。
機能性も抜群です。

 

お客様宅でもサイドテーブルとして使用されております。
詳しくはこちら→ VOL.0096:My Home

 

2つめのスツールはこちら!

●CH-0253 スツール

ウォールナット無垢材を丁寧に削り出して作ったスツール。
シンプルながら惚れ惚れする美しさがあります。

座面はフラットで面積も広々としているので、
サイドテーブルとして抜群に使い勝手がいいです。
座ることが出来るサイドテーブルと言ってしまってもいいくらいですね。

 

3つめはこちら!

●CH-0072 スツール

すらーっと伸びた細く長い脚が最大の特徴。
こんな細い脚で大丈夫なの?と不安になるかもしれませんが、
強度の心配は全くいりません。

こちらのスツールは主にキッチン空間で使われることを想定されているので、
このような小ぶりで背の高いデザインとなっております。

座面がフラットなのでやはりサイドテーブルとしてもお使いいただけます。
そのままの高さですと座面が高すぎると思いますので、
脚をカットしてリビング用としてお使いいただくのがオススメです。

一家に一台。といっても過言ではないほど、
あると便利なスツール。

どんなデザインのものを買うか迷ってしまいますね。
今回ご紹介したスツールは店頭に展示がございますので、
どうぞ一度店頭にてご覧ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。