木ダボについて

こんにちは、

一枚板テーブルとオーダーメイド家具の店 BRUNCH です。

夏日や、急な雷雨もあったりと、不安定な天候ですが、
初夏の爽やかな風が心地よい季節になってきましたね。

私は先日みなとみらい・山下公園に行ってきましたが、
バラが終わりかけ、アジサイが綺麗に色づき始めていて、
梅雨の始まりを感じました。きっと夏までもあっという間ですね!

さて、今回の家具と学ぶのテーマは、
家具作りに欠かせない『木ダボ』についてです。

<木ダボとは>
形は小さな棒状です。
主に木材同士をつなぎ合わせる「ダボ継ぎ」を行うときに必要な部品です。
ダボ継ぎとは、接合面の両方に木ダボと同じ大きさの穴をあけて
差し込んでつなぎ合わせる方法です。

木材をつなぎ合わせるには、ビス(ネジ)で留めることを
初めに思いつきますが、ダボ継ぎは釘やビスなどを使わずに
つなぎ合わす事が出来るので、見た目もきれいに仕上げられます。

実際に外から目に見えるもので無いので、印象に残りませんが、
身近なところでは木製のダイニングチェアやベンチ、収納棚など、
様々なものに使われています。

ダボ継ぎ以外には、ビスで打った痕を隠したり、
棚受けなどにも使われます。

<ダボ継ぎ>
木材と木材を組み合わせるダボ継ぎには、
木ダボ、木工用ボンド、ドリルドライバー、ゴムハンマー、クランプ、
スケール、筆記用具などが必要になります。

まず、木材の接合面の両方にダボ打ちしたいところに印をつけ、
印のところにドリルドライバーを使って木ダボサイズの穴を開けます。
穴が開いたら、片方の接合面と開けた穴、木ダボのすべてにボンドを入れ、
合せたい木材の片方と木ダボを差し込み接着します。
木ダボが穴にしっかりを入っていることを確認出来たら、
もう片方の木材にもボンドを入れ、接着します。
この時もしっかりと入るようにゴムハンマーで叩いて、
隙間が無い事を確認!
最後にボンドが完全に乾くまで、クランプで固定すれば完了です!

<目隠し>
打ち込んだビスの頭を隠すのにも、木ビスは活躍!
方法はビスを打ちたいところにすこし穴を掘り、
掘り込んだところでビス打ち、
残りの穴を埋めるように木ビスを差し込み、
飛び出た部分をのこぎりで切り落とし、ペーパーでやすれば完了です!

ビスが表に見えないので、見た目は綺麗で、
同質の木材だからこそ、とてもよく馴染みます。

今回は、あまり直接に見ることのない、木ダボについてでした!
木ダボを使った目隠しの方法は木ダボと木目を揃えたりをと
より目立たなくする方法もありますが、それはまたの機会に!

組まれている家具フレームの中、知らないことも多いので、
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!
お読みいただき、ありがとうございました♪

家具にも季節を(春)

こんにちは、無垢家具のBRUNCHです。

本日は、2022年2月4日「立春」です。
まだ風が冷たい日が続いておりますが、
早くも「春」がやってきましたね🌸

本格的に春を感じ始めるのはもう少し先になりそうですが、
4月に学校や新社会人になる方は、新生活に向けて、
徐々に支度をはじめている人も多いのではないでしょうか。
準備は大変ですが、新しい環境はいつでもドキドキで
楽しみな気持ちと、緊張が合わさってなんだか甘酸っぱいです。

ところで、今回のテーマは
<家具にも季節を>です!

外の景色は季節により、一年春夏秋冬移り変わっていきますが、
お家の中はいかがでしょうか。
ご飯は季節の旬の食材で、移り変わる気もしますが、、、
家具は・・・?

いつもそこにあることが当たり前で、
お家の固定された見える景色になってはいないでしょうか。

大きく面積を取ることも多い家具だからこそ、
ぜひ家具に季節を取り込んでほしい、
春を取り入れて、気分も上がるような
そんなご提案をさせていただきます。

家具にも季節を(春)

家具はそうそう買い替えが頻繁ではありませんが、
ちょっとしたトッピング・アクセントを加えれば
簡単に春を取り入れられます!

「ファブリック(布)」の色を春カラーに変える

ソファやチェアによって、カバーが簡単に取り換えられ、
お手入れができる商品がございますので、
先に、『春夏用』と『秋冬用』の替えカバーを
持っておくと、衣替えと同じ時にカバー交換、
クリーニングもできるので、一石二鳥です!

とはいえ、カバー交換が難しいものも、、、
季節に合わせていちいち張り替えは出来ないので、
ソファ上のクッションやブランケット、チェアの座クッションなど、
パステルカラーを選んで、家具に組み込んでみてはいかがでしょうか。

パステルカラーが春を感じやすいですが、
お部屋のテイストに合わせて、
モダンな雰囲気ならはっきりした色味  <緑> <桃>
北欧テイストであれば柔らかい色味 <黄緑> <淡い色>
など、小さい面積でも春カラーを取り入れると◎

色以外にも、素材感にもこだわりをだす!
綿、麻、ウール、シルクなど、生地の素材や織り。
素材・織りの持っている季節のイメージをここでプラス!
色以上に見た目にも、触った感じにも表現が出来るので、
より、自然に表現できておススメです。

春のお花や小物をトッピング

テーブルの上に春の香りやつぼみのあるお花を
アクセントにトッピング。
華やかな色のお花がついた植物や、桜の枝など、
背丈が出るようなすこし大ぶりなものを用意して
観葉植物と同じような位置で置くと、
ソファやリビングボードに直接触れていなくでも
空間全体で盛り立ててくれます。

テーブルクロスを春仕様にするだけでも、
ナチュラルに視界に入り込むので、
イメージを崩し過ぎずに、溶け込みます🌱

春は新生活や新学期のスタート、
ちょっとした切り替えにもリフレッシュにも
お家の中まで、日本の四季折々を
インテリアに取り込んでみてはいかがでしょうか。

 

アウトドアリビング

 

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

令和2年の梅雨はずるずると続いておりますが
関東は本日やっと梅雨明けです!
これからはガンガン照りの強い日差しがやってくる8月。

厳しい暑さが続きますが、
夏の空は青く澄んでいてとても爽快ですね。
暑さだけじゃないそんな季節を元気に乗り切るためにも
ぜひ楽しんで夏をお過ごしください。

今回のテーマは、カラッと晴れた日の木陰の下、
バルコニー・テラス・ガーデンなどでの時間を
より充実させてくれる屋外用家具についてです。

屋外用家具(ガーデンファニチャー)とは 

バルコニー・テラス・ガーデン・庭園や中庭など、
屋外に置いて使用する家具。
近年ではリビングの延長として、
『アウトドアリビング』という単語も
よく聞くようになりました。
日差しや風などにもあたるため、耐久性が重要になります。

今年はコロナなどの影響から
外出自粛やリモートワークが増えてきたこともあり、
おうち時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。
そこで自宅にいながらも解放感を感じられる
アウトドアリビングが注目されてきているように感じます。

もともとガーデンファニチャー(庭用家具)として
置かれる家具はコーヒーテーブル、チェア等でありましたが、
近年ではアウトドアリビングとして、それらに加え
ダイニングテーブルやソファ等も置かれるようになってきました。

使われる材は、
チーク材、人工ラタン、アルミ、鉄、
プラスチック系、バンブー、ガラス…と、様々な素材が使われています。

その中から材について4つほどご紹介いたします。

1.チーク材

※画像はイメージです。

木製タールの油分が含まれており、耐久性・耐水性があり、
古くは造船用の材としても使われるほど。
材質は目が詰まっており、固く強靭。
乾燥後狂いが起こりにくいことが特徴です。

他の木材では朽ちてしまったり、
なかなか外で使用するには強度に欠けますが、
チーク材はその点他木材と比較して強く、
また、プラスチックなどでは出せない
ナチュラルな木材のあたたかさがあります。

2.人工ラタン

※画像はイメージです。

ラタンは「籐(トウ)」のことであり、
昔から家具や籠の材料として使われることが多い材です。
ですが、それでは強度に欠けるため、
その風合いに似せてポリエチレン等で作られたものが人工ラタン。
腐食やカビに強く、雨や風、紫外線にも強く、
色落ちしにくいことが特徴です。

モダンアジアンなどのインテリアスタイルに
よく馴染む素材で、リゾート感もあるので、
非日常感を感じられる空間を演出できます。

3.アルミ

※画像はイメージです。

加工がしやすく、鉄に比べて錆びにくいことが特徴です。
また、軽量なので屋外からしまう際、簡単に持ち運びができます。

デザインが多く流通しており、
折りたためるものなどもあるようなので、
使わない間もコンパクトですっきり収納できます。

4.鉄

※画像はイメージです。

イングリッシュガーデンに合うようなアンティーク調のものが多く、
酸化すると赤いさび等が発生しますが、高強度で耐久性に優れており、
細いラインやデザイン性が高いことが特徴です。

シチュエーションは庭園の雰囲気は合いやすく、
アンティークエレガントなスタイルを演出します。

使う材によって印象が変わってくるので、
先にテーマを決めておくとイメージが固まりやすく、
家具選びも決まりやすいかもしれません。

室内の暮らしでは味わえない木陰から零れる太陽の光やそよ風、
どこまでも続く圧迫感のない空間に屋外用家具を置いて
素敵なリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

ゆったり座れる大ぶりなチェア。

ダイニングチェアと言ってもデザインや座り心地、そして寸法も様々です。
以前にコンパクトなチェアをご紹介しましたが、今回はゆったりと座れるワイドなチェアをご紹介致します。

今回ご紹介するワイドなチェアの基準はアーム有りで尚且つチェア全体の幅が550mmを超えるものです。

1. CH-0257-01CH-0257-02 ダイニングチェア / W550 mm

CH-0257シリーズのチェアは座面の幅も最大で475mmと十分な広さを持っていますが、特に人気のポイントはチェアの背の大きさです。
板背タイプでも大きな面積で体を支えてくれますので、体に優しい当たりになっています。
アームが幅広なのでチェア自体の幅も大きくなっておりますが、そのアームへの肘の置きやすさも好評です。

2. CH-0015 ダイニングチェア / W560 mm

チェアの特徴はCH-0257と近い部分があり、丁寧に削り込まれたアームのさわり心地は抜群です。
木部がよりがっしりとしているため、木で囲まれている安心感を得られるといった要素も持っています。
板座も選べる数少ないチェアの一つです。

3. CH-0155 ダイニングチェア / W565 mm

幅広の木部で構成されていますが、奥行き方向の厚みを調整することでスッキリとした見た目に仕上がっています。
大きくカーブした背の美しさで人気があり、複数脚並べた際の後ろ姿は壮観です。

4. CH-0194CH-0195 ダイニングチェア / W570 mm

ハーフアームタイプのチェアで、座った人の脚周りが制限されません。
アームがあるチェアですが横向きにも座れるなど、自由度が高いです。
チェアのアームも幅広で、肘がしっくりと収まります。
板座の場合、フレームの美しさが際立ちますね。

5. CH-0275 ダイニングチェア / W630 mm

このチェア以降にご紹介するチェアは幅600mmを超えるかなり大ぶりなダインングチェアたちです。
CH-0257も座面部分全体が布・革張りになりソファに近いデザインとも言えます。
アームは座面の途中までなので膝あたりの窮屈感はありません。

6. CH-0249 ダイニングチェア / W654 mm

もともとリビングチェアとして人気があったチェアをダイニング用に再デザインしたものです。
ゆったりとした座り心地はそのままで、しっかりと体を支えてくれ、食事も摂りやすくなりました。
座面自体の幅は最大で555mmあり、女性の方ならば胡座をかく事も出来そうです。

7. CH-0222 ダイニングチェア / W660 mm

CH-0257と似たデザインですが、こちらはよりふわっとした座り心地です。
ダイニング用にデザインされたものですが、脚を短くカットした上で、リビングでお使い頂く事もおすすめしているほどの座り心地の良さ。
ダイニングでくつろぎたい方は、ぜひ一度お座りください。

8. CH-0141 リビング・ダイニングチェア / W680 mm

こちらのチェアは、ソファとチェアの境界線にあると思います。
厚みのある座面と背クッションなどの見た目は一人がけソファのようです。
座面も通常のチェアと比べ低めで、高さ380mmです。
テーブルも700mmといった高さではなく、600~650mmほどの低めのものに合わせて頂くとちょうど良くなります。
同じシリーズのダイニングソファもご用意しており、一般的なダイニングの形にこだわらない方にはソファダイニングといった選択肢もおすすめです!

今回はチェア全体の幅に注目して、チェアをセレクトしていますが、全体の幅は小さくとも座面はゆったりめのチェアもございます。
スタッフにお声がけ頂けましたら、そういったチェアもご提案させて頂きますので、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

板座のチェアの特徴について

板座のチェアについて

座面の部分が木の板のチェアに対して、どんなイメージがありますか?
私の最初のイメージは、「学校の椅子」でした。
座面がフラットで、つるつるしていて、長い時間座っているとお尻が痛くなる、そんなイメージがありました。

座面の部分が木の板のチェアの事を「板座」のチェアと呼びます。
板座のチェアはBRUNCHの商品の中では少数派ですが、それでも約30種類ございます。

ひとえに板座のチェアでも学校の椅子のようにフラットな座面のものから
座り心地が良い様に丁寧に座面が削られたもの、
座るとふんわりと包み込まれるように感じるもの、
座面の形ひとつとっても全く違う座り心地となるのが不思議です。

ところで私は板座のチェアが好きです。
そんな私が、板座のチェアについてお話します。

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【板座のチェアの特徴】

①フレームと同様に座面も一生物

無垢材の座面は、うっとりするような素敵な木目・質感を楽しむ事ができます。
折角なら、フレームのみではなくて座面にも無垢材をたっぷりと使用したチェアを使ってみたくなりますね。
天然木ならではの経年による色の変化や、お気に入りの木目や節を見つけるのも楽しく、
愛着がわくこと間違い無し!です。

②汚れに対処しやすい

布の座面のものですと汚れが気になる方も多いと思いますが、板座の場合はほぼ心配無用!
お水が垂れたり、食べ物をこぼしたりしても、さっと拭き取ればOK。
また、万が一お水がこぼれっぱなしになりシミができても、オイル仕上げの場合は紙ヤスリでゴシゴシ。
もう一度オイルを塗り仕上げれば、新品の様に蘇ります。
長く美しく、愛着をもって使用したい方にはおすすめです。

③安定感のある座り心地

言い換えれば「硬い」ということになるのかもしれませんが、
板座のチェアは座面の形を直に感じ、しっかりと座る事ができます。
長時間座る時には、クッションを乗せてお尻が痛くなるのを防ぐこともできます。

ただ、BRUNCHでおすすめしている板座のチェアは、座面が丸く削られていたりと
何も敷かなくてもお尻にフィットする形のものもとても多いです。
長時間座っていても疲れにくい設計になっています。

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板座のチェアをお探しの方は、BRUNCHのウェブサイトにてチェックしてみてください。
ダイニングチェアの「商品検索」ページより、「板座」の項目にチェックを入れて「検索」しますと
沢山の板座のチェアをご覧頂くことができます。
また、店頭でもスタッフがご案内させていただきますので、お気軽にお越し下さいませ!

 

リビングチェアの種類について~Part2~

部屋の印象を決めるのはソファではなく、リビングチェアと言っても過言ではありません。
住宅の狭小化などにともない、徐々にその魅力が再注目されています。

部屋をシャツに例え、シャツの色をソファだとするならば、リビングチェアは胸のワンポイントです。
ワニであるか、タツノオトシゴであるか、はたまた馬に乗った騎手であるかによってシャツの印象はがらりと変わります。

様々な種類があるリビングチェアの中から今回は、前回に引き続き4タイプをご紹介いたします。
自分だけが座り・寛ぐ椅子という特別な時間は、リビングチェアでしか味わえない贅沢です。

 

■半世紀の時を越えるデザイン

CH-0012 CH44 by Hans J. Wegner

まずは言わずと知れた巨匠ハンス・J・ウェグナーの名作「CH44チェア」です。
1965年に発表されたデザインですが、今なお愛され続け時代を感じさせません。

座にはもともと農作業用に使われていたものを座編みに転用したペーパーコードを採用し、夏は涼しく冬暖かく非常に優れた素材です。

専用のクッションもあります。
18世紀イギリスの様式家具をルーツとするこのチェア、シンプルなデザインですが単品で置くチェアとしてはこれ以上ない美しさがあります。

 

■日本の技術が生み出す美しいライン

CH-0280 ラウンジチェア

アームが特に印象的なこちらのチェアもまた、ひときわ目を引く逸脚です。
Inoda+Sveje(イノダ・スバイエ)がデザインし日本の職人が作り出す美しいラインは、唯一無二の存在感を持ちます。
とにかく一度手で触れていただきたいチェア。

特筆すべきアームの美しさはもちろん、背の留め具に真鍮を施しアクセントとしています。
背面の、それも留め具にまで妥協をしない拘りがうかがえます。
またこの留め具は外せ、ノックダウンすることも可能。

 

■「特等席」に相応しい掛け心地

CH-0063 イージーチェア

縦に伸びた極細いスポークが美しいイージーチェアですが、見た目以上に掛け心地が秀逸です。
身を委ね目を閉じれば、深い眠りにつくまで長くはかからないでしょう。
特等席と呼ぶに相応しい深い安楽性を味わえます。

極限まで細く研ぎ澄まされた背のスポークは圧迫感を軽減してくれるだけでなく、木に腰掛けている事を忘れるくらい背当たりが良好です。
汚れやすいヘッドレストが着脱できという点も、嬉しいポイント。

 

■自由に座る、自由を楽しむ

CH-0147 イージーチェア

最後にご紹介するのは、一見くつろげなさそうなチェア。
しかし、上の3タイプと大きく異なる機能性をもっています。
それは「胡坐(あぐら)がかける」ということ。

決められたポケットに深く腰掛け、安らぎの時間を過ごすというのももちろん素晴らしいことですが、このチェアのポイントは自分で好きな態勢がとれる点です。

座・背ともに広くとり、アームを前面まで延ばさないことで自由なシートポジションが作れます。
様々な座り方をしたい人には最適なチェアです。

 

BRUNCHではこの他にもたくさんのリビングチェアを取り扱っています。
ひと口にリビングチェアといってもその形、目的、掛け心地は様々。
ぜひ店頭で実際に触れて、腰かけてお試しくださいませ。

この他のリビングチェアを見る

 

リビングチェアの種類について~Part1~

リビングでくつろぐときに座るもの、と言えば、ソファ。
しかしお部屋のスペースの問題や置く場所、また家族構成や座る人数の問題などによっては、ソファ以外の選択肢を選びたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時にご検討いただきたいのが「リビングチェア」です。

そもそも、リビングチェアとは?
同じ「椅子」でもダイニングチェアとはどのように違うのでしょうか?
ダイニングチェアとリビングチェアの違いについては、こちらでご紹介しておりますので是非ご覧ください。

「イージーチェア」や「ラウンジチェア」等と呼ばれるものも含め、リビングでくつろぐことを目的に作られた椅子の総称が「リビングチェア」です。

今回はBRUNCHで取り扱う様々なリビングチェアの中から、3つ絞ってご紹介いたします。

 

■お部屋が華やぐ、デザイナーズチェア

CH-0039 ラウンジチェア

BRUNCHで一番人気のダイニングチェアCH-0025、CH-0026と同シリーズのラウンジチェアです。

デザインを手掛けているのは「現代の日本のチェアデザインといえば村澤」と謳われる、村澤一晃氏。

ダイニングチェア同様、甘すぎない丸みで統一された美しい曲線を描くフレームはそのままに、くつろぐための工夫が随所に光ります。

特徴的なのが横から見た時によくわかる、背もたれ。
この幅広い背もたれは絶妙な角度で傾斜しているため、「ゆったりと座るためのもの」であることが視覚的にもしっかりと伝わってきますね。

そしてアームは、肘を置いてリラックスした体勢をとれるよう平坦な形状にしています。

リビングチェアの中では小ぶりなタイプですので、リビングだけでなく書斎やベッドルームに置くのもオススメです。
デザイナーズのチェアが1脚あるだけで、空間が華やかになりますよ。

 

■ソファ代わりに、ゆったりリラックス

CH-0180 ロッキングチェア

ぜひ一人掛けソファのように使っていただきたいのが、その優しい揺れに古くから「優美な椅子」としてみなされてきたロッキングチェアです。

ゆらゆら揺らしてリラックスするのはもちろんですが、揺らさずに座った場合でも、自然に身体の重心が釣り合うところまでチェアが後ろに傾いてくれるので、ストレスのない姿勢で座ることができるんです。

しかもフレームが細身ですっきりしており、お部屋に圧迫感を与えず軽快な印象。

ソファをお持ちの場合でも、リビングに1脚プラスするのもオススメです。

 

■グッドデザイン賞受賞、テーマは「瞑想」

CH-0193 ラウンジチェア

2011年にグッドデザイン賞を受賞した、デザイン性の高いアート作品のようなラウンジチェア。

デザインのテーマは「瞑想」。丸く大きな座面と背もたれがとても目をひく、体型や姿勢を問わずくつろいでいただける一脚です。

浅く座るにも、背もたれに身体を預けてゆったり座るにも、いろいろな体勢でくつろげますが、「瞑想」するかのようにあぐらをかいて座るのがオススメ。

正面から見ると、ゆるやかな弧を描いた座面があぐらにはぴったりです。

自分用のこんなチェアがあれば、ゆっくりと静かな時を過ごせるかもしれません。

 

今回はリビングチェアの種類についてご紹介しました。
続くPart2はまた来月。是非ご覧ください。

BRUNCHの「リビングチェア」商品一覧

リビングチェアとダイニングチェアの違いについて

お食事後、ダイニングチェアに座ってテレビを見たりしながらゆっくり過ごされる方は多くいらっしゃると思います。

その時になんか疲れるなという経験はございませんか!?

「ゆったり寛げない」、「疲れる」のには理由がございます。

ダイニングチェアはゆったり寛ぐためというよりお食事をしやすいように作られているのです。

ダイニングでゆったり寛ぐ時にピッタリなチェアは、リビングチェアになります。

それではリビングチェアとダイニングチェアは何が違うのか気になりませんか?

そこで今回はリビングチェアとダイニングチェアの違いについてご紹介致します。

【リビングチェアの特徴】

・座面の高さは40cm前後とダイニングチェアと比べると低めです
・座面高が低いので、LD(リビングダイニング)テーブルに適しています
・座面幅は広く取られ、チェアによってはあぐらをかけるものもございます
・背もたれはテレビを見たり、本を読んだりしやすい角度がとられています

【ダイニングチェアの特徴】

・座面の高さは43cm前後とリビングチェアと比べると高めです
・座面幅はリビングチェアと比較するとコンパクトです
・背もたれは食事がしやすい角度に作られています
・リビングチェアと比較するとサイズはコンパクトなものが多いので、軽く持ち運ぶのに便利です

このようにリビングチェア、ダイニングチェアそれぞれに特徴がございます。

その中でも最も大きな違いは、座面の高さにあります。

ダイニングチェアは食事や書き物などの作業がしやすい高さになっおります。

それに対してリビングチェアは作業のしやすさとリラックス感のバランスを考えた高さになっております。

この数センチの差が大事なのです。

実際に座っていただくとより実感いただけると思います。

さらに座面の角度も違います。

ダイニングチェアは「作業のしやすさ」が重要なので座面はフラットに設計されております。

リビングチェアは「リラックス感」を出すために座面が後ろに傾斜しております。
チェアによって座面の傾斜はそれぞれ異なりまして、「作業性」と「リラックス感」の両方を合わせたチェアは傾斜は緩く、「リラックス感」を前面に出したチェアは傾斜が強くなっております。

このようにリビングチェアは高さ、座面の傾斜によって座り心地が変わってきます。
座り心地はお客様の好みによりますので、BRUNCH各店へお越しいただきまして様々なリビングチェアに見て、触れて座っていただいて比較していただければと思います。

それでは実際に同タイプのリビングチェアとダイニングチェアを比較してみたいと思います。

まずはCH-0039ラウンジチェアとCH-0026アームチェアです。

【CH-0039ラウンジチェア】

幅:590mm
奥行:620mm
高さ:735mm
座面高:370mm

【CH-0026アームチェア】

幅:535mm
奥行:550mm
高さ:770mm
座面高:435mm

CH-0039ラウンジチェアが幅、奥行きとゆったり広く取っており、高さ・座面高を低くすることで身体をチェアにあずけられ、リラックスできるようになっていることが分かりますね。

続きまして、CH-0147イージーチェアとCH-0249ダイニングチェアを比較してみます。

【CH-0147イージーチェア】

幅:760mm
奥行:700mm
高さ:730mm
座面高:380mm
【CH-0249ダイニングチェア】

幅:654mm
奥行:592mm
高さ:766mm
座面高:430mm

こちらの比較ではCH-0147イージーチェアのほうが幅が+106mm、奥行きが+108mmと、とにかく座面が広く作られています。なのでチェアの上でなんと!胡坐(あぐら)をかくこともできるのです。

ソファというと大げさですが、それぐらいゆったり、リラックスできるチェアなのです。

いかがでしたでしょうか?

今回はリビングチェアとダイニングチェアを比較してみました。

リビングチェアはダイニングチェアとソファの中間と考えていただくと便利で使い勝手の良いチェアになるかと思います。

最近ではLD(リビングダイニング)セットでの生活スタイルが増えてきています。LDセットでは最も存在感を発揮するチェアですので、もしLDセットをお考えでしたら、どうぞリビングチェアを選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか?

その際に分からないことやご不明な点などございましたらBRUNCH各店スタッフにお問い合わせいただければと思います。