ダイニングテーブルにあわせる椅子をチェアにするかベンチにするかお悩みの方は多いと思います。
そこで本日はベンチをあわせた場合のメリット・デメリット、
またベンチを選ぶ際のポイントをご紹介したいと思います。
ベンチのメリット
①座れる人数が多い
4人掛けサイズのテーブルにチェアを4脚あわせると当然4人しか座ることができませんが、片側のチェア2脚をベンチにすると5人で座ることが出来ます。
急な来客があった際にも対応がしやすくなりますね。
②圧迫感が少ない。
背がついていないベンチを合わせた場合に限られますが、
ベンチは圧迫感が少ないので空間を広くすっきりと見せることができます。
③出入りがしやすい。
これまた背がついていないベンチに限られますが、
ベンチの場合、ベンチをまたぐことなどもできるので出入りがしやすいです。
ベンチのデメリット
①一人一人のくつろぎ度は劣る
ベンチにはひじ掛けの無いデザインが多く、
座面のクッション性能もそれほど高いものは少ないので、
背もたれやひじ掛けがあり、座面のクッションの構造にもこだわられたチェアに比べると座り心地が劣ります。
②移動がしにくい
チェアは持ち運びがしやすいので、
たまにリビングに移動させたり、ちょっとした踏み台として使ったりなど出来ますが、
ベンチは横長になるのでそういった使い方はしにくいです。
ベンチを選ぶ際のポイント
①座面の高さはテーブルの高さから270~300(mm)が目安
ベンチの座面の高さのオススメはチェアの場合と同様、
テーブル高から座面高を引いた寸法(差尺)が270~300(mm)程度になると、
日本人にあった高さの目安となります。
②ベンチの横幅はテーブルの横幅から10~15(mm)ほど小さく。
ベンチの横幅とテーブルの横幅と同じに作ると、
錯覚によりベンチの方が長く見えてしまいます。
その為ベンチの横幅はテーブルの横幅から10~15(mm)ほど小さく作るのが、
見映えもよくなりますのでオススメです。
以上です。
チェアにするか。ベンチにするか。
どちらも一長一短がございますので、
お客様のお好み、生活スタイルに合わせてお選びください。