使いやすさで選ぶキッチンボード

キッチンは、家の中で最も収納力が必要とされるエリア。
一つでも場所を取る家電製品から細々とした食器類まで、近くに置いておきたい物の種類は多岐に渡ります。
そんな場所で活躍するのがキッチンボードです。

調理に必要なものもしっかりと収納できる一方、ただの食器棚とは異なり、カウンターボードとしての機能も兼ね備えているタイプのものも多く、お料理の作業効率もぐんと上がります。
それだけに、使いやすさには一層こだわりたいアイテムの一つ。

デザイン以外に大して差なんて無いんじゃないの?と思う方も多いかもしれませんが、ちょっとした違いが意外なほど使いやすさに繋がってくるのがキッチンボード。
今回はその違いをいくつかのポイントに分けてご紹介していきます。

===================

【ポイント① スライド収納】
スライド式のカウンターは、炊飯器や電気ケトルなどの家電を置く際、発生する蒸気をキッチンボードの外側に逃がす事で、上部の棚の底面が傷んだり、カビが生えてしまうのを防ぎます

こちらはオプションでカウンター部分にスライドカウンターを付けることが出来るタイプ。
もし蒸気が出るような家電を置く必要が無いのであれば、付けずに作業スペースを広く取っても良いでしょう。

こちらはカウンターの下にスライド収納があるタイプ。
家電を二つ並べて置くことも出来るほどの広さがあります。
置きたいキッチン家電がたくさんあるご家庭では、こちらのようなスライド収納が広めのキッチンボードが使いやすいでしょう。
でも、あまり下のほうに置いてしまうと、炊飯器からご飯をよそったり、トースターから料理を取り出す、などの作業がし辛いのではないか、と思いませんか?
そこで次のポイント!

【ポイント② 高さ】

CA-0127 キッチンボード

CA-0198 キッチンボード

写真だけでは分かりづらいですが、CA-0127キッチンボードのカウンター部分までの高さが850mmに対し、CA-0198キッチンボードのカウンターの高さは1040mmと、190mmも高くなっています。
近くに立ってみると、より「高いな!」と思うかもしれませんが、カウンター上でレンジなどを使った時に中の様子をうかがいやすく、料理の出し入れも楽に出来ます。
さらにスライドカウンターに置いたキッチン家電も低くなりすぎず、使いやすい高さに。
全体の高さは、CA-0127は1800mm、CA-0198は1900mm。
上部の棚のことを考えると、小柄な方にはCA-0198は少し高すぎると感じられるかもしれません。
一番頻繁に使う方が、最も使いやすい仕様を選ぶことが大切です。

【ポイント③ 引き出し】
キッチンボードは収納力があってこそ!
引き出しの容量・形と、ご自身が収納したいものとを比べて最適な収納スペース
を備えているものを選びたいですね。

カウンター下が全て引き出しになっているタイプ。
最も無駄なスペースが少なく、たっぷり収納できる形です。
このように高さの異なる引き出しの組み合わせになっているタイプは、大きいものや重いもの、使用頻度の高くないものは下の引き出しへ、逆に毎日出し入れするような物は上の引き出しへ、と使い分けがしやすくなっています。

こちらはカウンター下が一部スライド収納になっているため、引き出しの容量は上の写真のタイプほど大きくはありません。
しかし、その代わりに縦長の収納を取り入れることで、通常の引き出しにはしまいにくいビンやボトル類も楽に収納できるようになっています。

===================

キッチンボードはお料理をする人にとってはとても重要なアイテム。
物の置き場一つで作業効率がぐんと上がることもございます。
収納したい物やその配置、サイズ感やその人それぞれの使い方など、実際の暮らしを想定しながら、本当に自分にあった仕様のキッチンボードを選びましょう。

【今回ご紹介したキッチンボードの詳細はこちら】
CA-0127 キッチンボード ⇒ https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0127/
CA-0198 キッチンボード ⇒ https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0198/

ダイニングテーブルとその面形状

ダイニングテーブルの印象を決める要素の一つに、天板の面形状があります。
面形状とは天板の木端、木口の形状の事。

テーブルによって様々な形状ではありますが、幾つかのバリエーションに分ける事が可能です。

1. 角面
多くのテーブルに使用されている形状です。

もっともシンプルで、もはや形状として意識されないかもしれません。

四角い形はほとんどのお部屋と同じ形。

落ち着きがあり、他のデザインの邪魔をしません。

ダイニングテーブルの構成要素として重要なポイントの一つである天板の厚みもはっきりと分かるデザインであるため、天板の厚みが売りのテーブルは基本的にはこのデザインになっています。

上の写真のテーブルはTA-0604で厚み38mmですが、こちらTA-0202は27mm。

特別に薄い天板ではありませんが、38mmと比べるとスリムに見えます。

そんな天板に合わせて、細身のスチール脚を組み合わせる事で、重厚さが不要という方に支持されています。

2. 丸面
天板の縁が全体的に丸みを帯びているデザインです。

写真のTA-0609 ダイニングテーブルの場合、緩やかな丸みで優しく温かみのある印象になります。

角がありませんので、お子様が頭をぶつけてしまう事が心配な方にもオススメのデザインです。

天板の縁を握った場合も、角がない事で安心感が得られると思います。

3. 船底面
天板の縁の下の方が削られ、船の底のような形状になっているものです。

船底面には上記写真のTA-0067のように丸みを帯びているタイプと角ばったデザインのタイプがあります。

それにより大きく印象は変わりますが、共通して軽やかで、洗練された印象になります。

天板も薄く見えてきますので、重厚感があるダイニングがお好きでは無い方にもオススメです。

こちらは角ばったデザインの船底面 TA-0551です。

天板をななめにカットしたデザインでTA-0067の船底面と比べると温かみが無くなり、シャープな印象になりました。

面形状についてはご紹介したデザインのバリエーション違いや、それを組み合わせたものなど千差万別で、さらには天板自体の形が円や楕円形である場合などには上でご紹介した内容とは機能や印象が違ってくる場合もあります。

一つのテーブルで複数の面形状の中からお選びいただける場合もございますので、ご不明点がありましたらお気軽にスタッフへご質問下さい。

脚のない収納家具

壁面収納や壁付け収納という言葉をご存じでしょうか。

通常壁面収納とは壁面すべて、あるいは床から天井までをすべて造作の収納にすることを指しますが、このような壁面の一部を収納にする方法もあります。

収納家具から脚をなくすことは見た目、使い勝手などにどのような変化をもたらすのか。
今回は壁付け収納家具のメリット・デメリットについてご紹介いたします。

<収納家具の脚>

そもそも収納家具の脚にはどのようなものがあるのか、まずはご紹介します。

■台輪脚

最も代表的な脚で、底面全体が床に接地しているように見えますが、裏から見ると口の字になっています。
見た目通りの安定感があり、テレビボードなどに多く見られる脚です。
家具下にホコリが入ったりしないので、掃除の必要がなく使いやすい

■木製脚

サイドボードなどに多く見られ、こちらもスタンダードな脚です。
収納部本体を床から浮かせることでスッキリとした印象になりますが、下にホコリなどは入りますので掃除のため、ある程度の脚の高さが必要。
幅が大きいものなどは中央のたわみを防ぐため、中心に中脚が入ることがあります。

■金属脚

昨今の技術進歩によりさまざまな形・強度の金属部品が登場し、増えてきた金属製の脚。
木材よりも強度があるので、より細いもの、長いものの製作が可能。
単調になりがちな木製家具のワンポイントとして取り入れる方も増えています。

 

<脚のない収納家具>

では次に脚がなくなるとどうなるのか。
こちらがBRUNCHオリジナルの壁付け収納CA-0138です。

壁に直接取り付けることで脚をなくし、収納部分が独立しています。
まずなんと言ってもすごくスッキリとし、生活感がない印象をもたれるのではないでしょうか。
一般的な脚もの収納と比べるとその存在感は一目瞭然、脚をなくすだけでこれだけ印象が違います。

では壁付けにすることで生まれるメリットとデメリットを細かくご説明いたします。

<メリット>

■生活感がなく、スッキリとした印象

上にも書きましたが、これが選ばれる方の最も多い理由だと思います。
壁付け収納にすると、とにかくカッコいいです
宙に浮いたような収納部は、脚もの家具では表現できない美しさと部屋のシンボルになる存在感があります。

■掃除が容易

脚がないので家具下の掃除が容易です。
お掃除ロボットはもちろん、掃除機やフローリング用ワックスも楽に使用でき、脚の強度を考えなくてよいので床から収納部までの距離を広くとれます。

■部屋が広く、明るく見える

床が見える事で部屋全体が明るく、広く見えます。
また収納部の底に床に向けてダウンライトなどを取り付ければ、収納部下がより明るくなるのはもちろん、ホテルのような高級感を演出できます。

 

<デメリット>

■取付に工事が必要

これは壁付け収納をご検討される方が、まず頭を悩ませるところではないでしょうか。
通常お部屋の壁は石膏ボードという薄い壁で覆われていることがほとんどです。
しかしこの石膏ボードは非常に薄く脆いため、そのまま家具を取り付けることはできません。
このような壁付け家具を取り付けるには石膏ボードよりも奥にある芯(根太)を狙って固定します。
あるいはリフォームやご新築のタイミングであれば、石膏ボードの向こう側に芯材を入れてもらってください。そうすればどこでも取り付けることが可能になります。

■容易に動かすことができない

お察しの通り、壁に固定しますので一度取り付けたら容易に移動することはできません。
気軽に部屋の模様替えなどされたい方にとっては、脚もの家具のほうが相応しいかもしれません。

 

<壁付け収納と壁面収納>

壁を利用した収納方法に壁面収納と呼ばれるものもあります。
こちらは床から天井まですべてを収納にする方法で、搬入組立に時間はかかりますが、壁自体への取り付けは必要ないので賃貸のお宅でも設置が可能です。

もちろん収納力もありますが壁付け収納が『見せる』ことに特化しているのに対し、壁面収納の魅力は『収納力』の方にあります。

壁面すべてを収納にすることで、生活に必要なほとんどのものは仕舞え、将来的に増えるであろうものへの予備収納としても機能します。
また基本的には一面を収納にし、床と天井で突っ張ってくれますので、地震の際など倒れてくる心配が軽減されます。

 

このように、壁面を利用した収納家具は部屋の雰囲気をグッと高めてくれる事に加え、機能的にも非常に優秀です。

ご新居やリフォームのタイミングをはじめ、もし気になられた際はお気軽にBRUNCHへご相談ください。

なぜ【ノックダウン】にこだわるのか。

SO-0044 木枠本革ソファ【ノックダウン(組立式)】にこだわったソファです。

ほとんどのソファが一体化のが多く、ノックダウンはあまりないです。
そんな中ノックダウンにこだわったのは、単に搬入が楽だからです。

それだけ??

と思った方も多いでしょう。
ですがとても重要な事です。

最近戸建てでリビングが2Fという間取りも多く、その理由は主に下記があげられます。
・日当たりが良く明るい
・風通しが良い
・プライバシーを確保しやすい
・耐震性が増す
・より広い面積を確保しやすい

リビングを2Fにすることによってのメリットがありますが、デメリットもあるんです。
・夏は暑い
・1Fの防犯が心配
・来客時1Fに降りるのが面倒
・高齢になった時に階段が負担になる

ここで家具屋にとってのデメリット
・大型家具が階段からの搬入が出来ない。

という事です。
リビングが広い分、設置する家具も大きいものを選びますよね。
でも、大きい家具が搬入できるだけ階段が広く作られてるかと言うと、そうではないんです。
階段は必要最低限にしかスペースを確保されてない事が多いです。
それもそうです。家具を搬入するのは一時の事。常にそのスペースが必要ではないから。

私たちも十分理解しております。
そこで【ノックダウンのソファ】が必要なんです。

これだけパーツに分かれていればどんな経路でも問題ございません

もちろん組立も私たちが行います。

搬入が楽な場合、今度引っ越しをする際でも楽に搬出も可能になるのです。
もしここで窓から吊り上げて搬入した場合、搬出する際も当然窓から吊り下げとなるでしょう。

SO-0044 木枠本革ソファは搬出入を考え、見ため・座り心地にももちろんこだわっておりますが、他とは違う【ノックダウン】という大きな魅力があるソファなんです。

様々なシチュエーションにおけるスツールの使用方法

スツールとは、チェアともオットマンとも異なる、背や肘が付いていない座面だけの座ることの出来る家具です。
BRUNCHでも様々なスツールを取り揃えており、それぞれ全く違う形となっております。
もちろん見た目の美しさを追求したものもありますが、ユーザビリティを兼ね備えたものも多くあります。
一家に一脚、ニ脚はあっても絶対に困らない、非常に使い勝手の良いスツールをご紹介致します。

①スタッキングスツール
スタッキングスツールとは、重ねることが出来るスツールです。
来客時にはサッと出してご使用頂く事が出来、使用しないときには重ねて収納して頂けます。
納戸などにしまってしまっても良いですが、重ねてお部屋に置いておくだけで絵になります。

〈CH-0111〉スツール
お選び頂ける木の種類はなんと7種類以上。
様々な樹種で置いておくと、オブジェのように見えます。



〈CH-0167〉スツール
座面はフワフワとしており、座面が大きめで座り心地が良いです。
来客時にはお食事やお酒をゆっくりと楽しみたいという方にオススメです。

〈CH-0291〉スツール
座面は無垢材を丸く削り出しており、お尻が痛くならないような工夫がされています。
奥行きが290mmとコンパクトですので、収納時に邪魔になりにくいところが魅力です。

 

②ハイスツール・キッチンスツール
ダイニングテーブルに合わせて使用するスツールに比べて背が高いスツールです。
キッチンで野菜の皮をむく時に。またはコトコト煮物を煮込んでいるときに。
ちょっと一休みしたいときには最適な高さです。

〈CH-0278〉ハイスツール
コッペパンのような小ささの座面が可愛らしく、すっきりスリムなサイズ感です。
座り心地はやや固めですが、ちょっと腰掛けるならこのくらいの弾力が合った方が良さそうです。
高さは最高H630までお選びいただけます。

〈CH-0320〉ハイスツール
「台座に乗った宝石」をイメージした、美しいハイスツールです。
ホワイトアッシュ材の美しい木目をお楽しみ頂けます。

〈CH-0210〉スツール
「チョイ」と腰掛けたくなるスツールです。2本のバーが座面になっており、一見座り心地は?と思ってしまいそうですが、見た目を裏切る座り心地の良さが魅力です。
本体はとても軽く、バーの部分を持ってサッと移動しやすいですので、キッチンや家事室で使用したり・・・使い方のバリエーションが広がりそうなスツールです。

③LDスツール
リビング・ダイニングセットに合わせてお使い頂けるスツールです。
厚くコシのあるクッションがしっかりと身体を支え、ゆったりとお食事するときにぴったりのスツール。
カバーリングのタイプが多く、汚れたらすぐにお手入れできるところがポイントです。

〈CH-0313〉LDスツール
640mm/650mmほどとやや低めの高さのテーブルに設定されていることが多いLDセットですが、それに合わせた高さとなっています。
もちろん高さは身体に合わせて410mm~430mmと変更可能。
また、木部はすっきりとした印象の八の字に広がった形になっていますので、コンパクトなお部屋でも重たい印象になりにくいのが特徴です。

④カウンタースツール
名前のとおり、カウンターに合わせて座面が高めに設定されたスツールです。
足が床に着かず安定しないと落ち着かない座り心地になってしまいますので、足掛けが付いているものが多いです。
同じデザインでいくつか並べておくととても素敵です。

〈CH-0215〉カウンタースツール
名前のとおりカウンターに合わせてお使い頂ける座面の高さが高めのスツールです。
ハイスツールと同じように見えますが、ハイスツールよりも座面の高さは高め。
足が床に着かず落ち着かないということを避けるため、足掛けが付いている場合が多いです。

〈CH-0215〉カウンタースツール
ラウンドした座面がポッテリとした印象で可愛らしいですね。
板座と張り座があり、お好みでお選び頂けます。

⑤フォールディングスツール
折り畳みが可能なスツールです。
スツールを使用したい時があるけれど収納場所に困ってしまう方にはぴったりの、ミニマルサイズ。
ただ、広げてお使いになるときにはとてもゆったりと座って頂けます。
持ち運びも楽々の軽量スツールです。
使わないときには壁に立てかけて置いて頂けます。

〈CH-0282〉フォールディングスツール
ぱりっとコシのある帆布は撥水加工がされているため、アウトドアでもご使用頂けます。
もちろん外して帆布を交換することも可能です。
クロスした木のフレームが綺麗ですね。

⑥玄関先に置いておきたいスツール
ちょっと面白いスツールをご紹介致します。
形を見ただけでお分かり頂けるのではないでしょうか?
まさに、玄関先で靴紐を結ぶ時に活躍するスツールです。

〈CH-0263〉スツール
表面にはウレタンコーティングが施されており、靴跡が残ってしまっても水拭きでサッと拭き取って頂けます。
玄関先にこんなスツールがあったらお洒落ですね。

〈CH-0246〉スツール
こちらも靴を履くときに大活躍ですが、ちょっとした踏み台にもご使用頂けます。
一脚あるととても便利なスツールです。

⑦サイドテーブルとして使いたいスツール
板座でフラットな座面であれば、普段座って使わないときに小物を飾ったり、ソファの近くでサイドテーブルとしてご使用頂けます。

〈CH-0072〉スツール
本当にスツールなの?と思ってしまうほど、スリムなデザインのスツールです。
もちろん、座って頂いて問題ありません。
写真のように植物を置いて飾っておいても素敵ですね。

〈CH-0135〉スツール
とにかく小振りなスツールです。
オセロのコマのような丸い座面はいつまでも撫でていたくなるくらい滑らかに加工されており、すぐに愛着がわいてしまいそうです。
もちろん座り心地も◎です。

いかがでしたでしょうか。
スツールひとつとっても、まだまだご紹介しきれないほど様々なものがあります。
ショップにて座り心地をお確かめください。

配置の仕方によるソファ選び

皆さんは、どのような基準でソファをお選びになっているでしょうか。

ソファのデザイン、座り心地、サイズ、そしてお値段等、ソファ選びの基準は無数に存在します。

しかし昨今、マンションやアパートを中心として、ほとんどのお宅がダイニングルームとリビングルームが一続きになった、リビングダイニングルームという形で作られていることが大変多くなっています。

つまり、ソファと同じ空間にダイニングセットを始めとした、他の家具も一緒に存在するということです。

そんな中、果たしてソファの特徴だけで、購入するソファを選んでしまっても良いものでしょうか。

今回は、ソファを大きく分けて、背もたれの高さの低い「ローバックソファ」と、背もたれの高さの高い「ハイバックソファ」の2種類に分けて、配置の仕方によるソファ選びをご紹介させて頂きます。

 

1.

まずはこのような配置の場合です。
TVボード、ソファがあって、そのソファの後ろにダイニングセットを置くという配置となります。
この配置は、3人以上の家族の場合にお食事の際も全員テレビが見やすい配置となります。お食事の際もテレビを見るというご家族様におすすめの配置です。

しかし、この配置の場合に、下の商品のような背もたれの高さの高いハイバックソファを選んでしまうと、その背もたれの高さが邪魔になり、ダイニングの位置からテレビが見づらくなってしまいます。

・SO-0061 ハイバックソファ

・SO-0066 ハイバックソファ

頭の部分まで支えてくれるので、ハイバックソファは非常に座っていて楽なのですが、その背もたれの高さがかえって仇となる場合も、配置の仕方やお客様のライフスタイルによってはあるということです。

よって、そのような場合は下の商品のような、背もたれの低いソファをおすすめ致します。

・SO-0058 ソファ

・SO-0077 ソファ

・SO-0050 ソファ

このようなローバックソファは、上の画像の商品以外にも沢山あります。
それぞれサイズ感や座り心地、デザインが異なりますので、選択肢は豊富です。

 

 

2.

逆に、こちらのような配置の場合、ダイニングからはテレビを見ない、もしくはソファが邪魔になる配置ではないので、ハイバックソファを含めて非常に豊富な選択肢から、お好きなものをお選び頂いて問題ないと思います(もちろんお部屋の広さによって、ソファのサイズ感等はお気をつけ下さい。)。

しかし、この配置だと基本的にダイニングの位置からはテレビが見づらいので、テレビを視聴する時間のことを考えて、ソファの種類やサイズ感を選んであげる必要が出て来るでしょう。

例えば、4人家族の場合に、単純に3Pソファを置いただけだと、多くて3人しかソファの位置から快適に視聴することができません。
そこで、ソファの奥行きを含めたサイズ感を検討し、ソファとTVボードの間のスペースを広く取って、そのスペースに座ったり寝そべったりしてテレビを視聴できるフリースペースを設けたり、1Pソファを別に設けるスペースを考慮するか等です。

 

 

以上のように、お部屋の家具の配置によって、それがソファ選びの基準となる場合が多いことが分かります。
これは、リビングとダイニングが一続きのお部屋になっていることの多い、今だからこそより重要です。

大事なのは、家具単体の好みだけではなく、現在、あるいは将来を見据えたライフスタイルを考えて家具を選んであげることだと思います。

みなさんも宜しければ是非、ソファをお選びになる前に、全体の家具の配置の部分にも目を向けてみて下さい。

 

 

 

1Pソファとリビングチェアの違い

1人掛けを指す1Pソファとリビングチェアはどちらも1人で使用し、どちらもリビングに配置されることを目的としています。

ゆったりと使う1人掛けとしては同じように見えますが、呼び名に違いがあるように実はそれぞれに特性があるんです。
今回はこの違いについてご紹介します。

<見た目の違い>

まずは1Pソファの特徴から見ていきます。
上のソファはSO-0014ソファの3人掛けタイプですが、これが1Pになるとこのようになります。

3人掛けから1人掛になったのでだいぶ小さくなりました。
ですが見た目の印象、つまりデザインはほとんど変わっていません。
表記の仕方からもわかるように、1Pソファはそもそもその他のサイズがある中での1人掛け、あくまで「サイズ違い」という立ち位置と言えます。

次にリビングチェアを見てみましょう。

これは上のソファと同じシリーズのリビングチェアなんですが、ソファとはだいぶ印象が異なり、一見して1Pソファとリビングチェアとの違いを感じて頂けるかと思います。

このように「3人掛けのサイズ違い」という立ち位置だった1Pソファと違い、リビングチェアと呼ばれるほとんどのものは独立したデザインを持っています。

<構造の違い>

次に構造、仕様についての違いです。

前述したように1Pソファの構造は、サイズ違いのソファに準ずるところが大きく、3人掛けサイズを前提とした構造になっているものが多いです。
3人掛けありきの1人掛けという事ですね。
それがどう構造に影響するかと言うと、1人掛けの割にどうしてもサイズ感が大きくなりがち、という事が挙げられます。

同じソファの3人掛けと1人掛けを並べてみました。
上で説明した意味がわかって頂けるかと思います。
当然ですが3人掛けは1人掛けよりも強度が必要とされますので、比例して構造材は太く、厚くなる傾向にあります。
3人掛けソファのサイズは平均して1900mm前後ですが、1人掛けは約800mm前後ですので、同じ構造で作った場合にどうしてもサイズ感や見た時のガッシリとした印象が大きくなってしまうのです。

これに対し、リビングチェアの構造はこんな感じ。

 

全体的にスッキリとした印象ではないでしょうか。
リビングチェアは3人掛けにした場合のことを考えなくてよいため、独創的で自由なものが多いです。
言うなれば「見せる椅子」といったところでしょうか。
背や座のクッションも比較的薄く軽快なものが多く、これも3人掛けソファの影響を受けないからできる「見せる椅子」という役割なんですね。

<自分にあった選び方>

では、どのように選べばよいのか。
もちろん「お好みで」という部分もありますが、1Pソファとリビングチェアの違いをまとめると自分にあった選び方ができるかもしれません。

①1Pソファは3Pソファの小さいサイズである
3P+1PでL字に配置するような場合は、統一感を出すために同じソファで揃えるのもアリですね。

②リビングチェアは独立したデザインが多い
挿し色のようにポイントとしてリビングに配置したい場合は、1Pソファよりもリビングチェアの方が向いているかもしれません。

③1Pソファはゆったり・ガッシリしたデザインが多い
掛け心地だけは個人の好みになりますが、よりゆったりとしたものをお探しなら1Pソファの方が選べる幅が広いでしょう。
もちろんリビングチェアにもゆったりしたものはありますので、一概には言えませんが。

④リビングチェアは軽快なデザインが多い
1Pソファを置くと圧迫感が…という場合はリビングチェアがおすすめです。
どちらもいわゆる安楽椅子ですので、ぜひ実際に座ってみて掛け心地もお試しください。

ソファだけの空間にリビングチェアが入ると、ぐっと雰囲気が変わります。
1人だけで使う贅沢品ですから、違いを踏まえて自分だけの逸脚を探してみて下さいね。

用途にあったデスクの選び方

デスクには様々な形があるのをご存知ですか。
用途にあったデスクを選ぶポイントを見ていきましょう。

①平机
最もシンプルな「天板+脚」の組み合わせ。
BRUNCHで扱っているのデスクもこのタイプほとんどです。
収納量によって好きなブックシェルフやデスクチェスト等を合わせて
お使い頂く事が出来ます。

TA-0459 デスクに、同じデザインのCA-0167 ブックシェルフを並べてお使い頂く事が出来ます。

TA-0199 オーダーデスクは、デザインもシンプルな為、どんなデザインのものと合わせて頂けます。

引き出しも必要なければ、取り付けずにご注文頂けるので、
リビングでパソコンを少しするだけという方にもオススメです。

②両抽斗
お仕事の資料等を並べたり、ちょっと作業するのにスペースを確保でき、
収納力も抜群にあがります。
BRUNCHでは、同じ奥行き・高さのチェストを両側に置いて頂けるのはこちらです。

TA-0085 デスクCA-0104 サイドチェスト

TA-0062 デスクCA-0090 デスクチェスト

③パソコンラック
パソコンをメインにデスクワークをされる方には便利。
キーボードの収納・プリンターの置き場をしっかりと考えられています。

④ローデスク
その名の通り高さが低いデスクです。
床に座って作業をされる方。
BRUNCHのデスクは脚カットが出来ますので、
ロータイプとしてお使い頂けます。
その他にもリビングテーブルとしてご案内しておりますが、
ローデスクとしてお使い頂けるサイズ感のものもございます。

TA-0198 リビングテーブルもそのうちの一つです。

⑤L字デスク
部屋の角に合わせて設置出来、パソコンしながら資料を置いたり等、
横長デスクで作業するより便利が良いです。

⑥ベッドデスク
デスクの上がベッドになっており、ロフト感覚タイプ。
少スペースを有効的に使用する事が出来、お子様部屋や一人ぐらいの方等お選びになるんではないでしょうか。

⑦折り畳みデスク
必要な時にだけ出して使える折り畳みタイプ。
収納等は特に必要なく、ちょっと書き物やパソコンが出来ればよい方にオススメです。
普段は場所を取らず広く使えます。

BRUNCHでは、TA-0079 ローテーブル 一般の折り畳みデスクよりサイズは大きく。低いタイプですが、折りたためます。

デスクを選ばれ時、幅・奥行き・高さも大事ですが、
どんな使い方がメインとなるのか。
それによりデスクの形も変わって来ますので、
ご参考頂けたらと思います。

収納家具の扉によって使いやすさが変わる!?

収納家具でもっとも大切なことは「何を収納するか」ということです。

たとえば本棚として設計されたこのサイドボードは、
単行本、雑誌、文庫本のサイズを基準に作られているため
奥行きが外寸で310mmと浅くなっています。

キッチン周りの収納であれば、
お皿などの収納場所に加え、
カトラリーを仕舞う引き出しがついていると便利ですね。


意外と便利なのが、縦に長い収納スペース。
瓶など高さがあるものを収納するのに適しています。

また、それとあわせて注目して頂きたい部分が「扉」です。
扉にはいろいろなデザインとそれぞれに特徴があります。

このサイドボードは開き扉です。
開閉の際に扉の幅分、前方にスペースが必要になりますが、
すべての扉を同時に開けることができ、出し入れの際に便利です。

引き戸タイプのサイドボードは、横方向に戸が移動するため、
すべての収納部分を一度に開閉することはできませんが、
前方に余分なスペースを必要としないため、狭い設置場所に有効です。

この壁面収納の上段は元々が高い位置にあり、
手前方向に扉が開いてしまうと非常に使いづらくなってしまうため、
扉が上部方向に開閉します。

このサイドボードは、巻き込み戸になっています。
本体内部に戸を収納するスペースが必要になりますが、
前方にスペースを必要とせず、両側を一度に開くことができます。

この収納は扉がないオープンタイプ。
見せる収納としてお部屋の仕切り代わりにもなります。

こちらは扉なしと引き出しを組み合わせています。
実用性と見せる部分の両機能を持たせています。
こういった見せる収納の場合は、奥行きが浅いものがディスプレイもしやすくなります。

また扉には大きく分けて「板」と「ガラス」の2種類があります。

板の扉であれば、中身を見せずに収納することができ、
ガラスであれば、中身を見せながら収納できます。

無垢材を薄くスライスした突板を張り付けています。
「矢貼り」という木目を斜めに配置する技法です。

透明のガラスなら軽やかな印象に。

擦りガラスなら、中身を見えにくくできる一方、
ガラスの軽やかさはそのまま。

スモークフイルムを貼ると、ほぼ中身は見えなくなる一方、
ガラスならではの素材感をお楽しみいただけます。

このように、設置場所や使い勝手、
さらにはデザインを考えながら収納家具の扉を選んでみると、
より使いやすく、お部屋にあった家具を見つけることができると思います。

どうぞ収納家具の扉にも注目してみてください。

*BRUNCHの収納家具はこちらからご覧いただけます。*

ダイニングテーブルとベンチの合わせ方

ダイニングセットにベンチを取り入れることを検討している方は多いのではないでしょうか。
ベンチを取り入れる細かいメリット・デメリットについては、こちらの記事でもご紹介させて頂きました。

やはり最大のメリットは、座る人数に制限がなくなるという点でしょう。
小柄な体形の方であれば、チェアだと2脚しか入れられない所にも3人で座れたりする場合もあるので、特にお子様のいらっしゃるご家庭で選ばれていることが多いように思います。
「チェアよりもベンチの方が子供が座ってくれやすい」というお声もちらほら聞きますので、そういった理由で選ばれている場合もあるようです。

しかし、ベンチのメリットだけにとらわれていると、大切な「使いやすさ」を見落としてしまう場合があります。
そこで、今回は『ダイニングテーブルとベンチの合わせ方』に焦点を当ててお話していきたいと思います。

ベンチを取り入れていただく際に最も気を付けて頂きたいのは、どのようなテーブルに合わせるか、という点です。
多くの場合、ベンチと一緒にテーブルも検討されているお客様には、2本脚タイプのテーブルと合わせることをおすすめしています。

その理由は、『出入りのしやすさ』です。
座った状態から立ち上がって移動をするとき、チェアの場合は椅子を後ろへ引いて、その場で立ち上がることが容易にできます。
しかし、ベンチの場合はチェアに比べ重量があり、他に座っている人がいる場合も多いと思いますので、そう簡単に後ろへ引くことはできません。
となると、必然的にベンチの横から足を抜いて立ち上がる形になるわけですが、4本脚タイプのテーブルの場合、角に配置されたテーブルの脚がその動きの邪魔をしてしまうのです。

背もたれが無いベンチの場合であれば、座面をまたいで出入りすることも可能ですが、お年寄りの方などには不向きですね。
その点、2本脚のテーブルであれば、脚は天板の真ん中付近にあるので、動きの邪魔になることはありません。
ベンチと一緒にテーブルも揃えようと考えている方に2本脚テーブルをおすすめするのは、こういった理由によります。

とはいえ、「手持ちのテーブルが4本脚」「お誕生日席も頻繁に使うので、4本脚の方が都合がいい」「4本脚のデザインの方が好み」など、様々な理由で4本脚のテーブルにベンチを合わせたいという方も大変多くいらっしゃいます。
その様な場合には、テーブルの脚と脚の間(『脚間』といいます)の大きさと、ベンチ座面の幅の大きさの差をしっかり取ることをオススメしています。
具体的に言うと、『テーブルの中心に合わせて置いた時、横から楽に足が抜ける程度の隙間が確保できるサイズ』です。
この隙間をしっかり取ることで、ストレスなくお使い頂けるだけでなく、「座らない時間はテーブルの下に収納したい」という場合もサッと収納しやすく、ベンチをテーブルの脚にぶつけて傷をつけてしまった、ということも起きにくくなります。

とはいえ、ベンチに座る人の体形によっても、必要な隙間の大きさは変わってきます。
したがって、そのような場合には、どのくらいの大きさが最も使いやすいのか、じっくり店頭で検証してみて下さいね。

最後に、ベンチを取り入れたダイニングセットのコーディネートをご紹介します。
実際にBRUNCHでご購入頂いたご納品事例お写真もありますので、是非参考にしてみてください!

『耳』付きの座面のベンチです。(『耳』とは丸太の一番外側の部分(表皮に最も近い部分)のこと)
こういった特徴的な座面のベンチの場合、あえて見せるために、使わない時もテーブルより外側に出しておくことも多いと思います。
その場合は、前述した脚間のサイズにあまりとらわれることなく、見た目のバランスで大きさを決めてもいいかもしませんね。

<ご納品事例>
テーブルの脚間とベンチの大きさにしっかり差があり、これなら出入りもしやすそうです。

<ご納品事例>
ウォールナットの高級感溢れるラグジュアリーなダイニング。
シンプルなベンチのデザインが、より無垢材の重厚感を引き立てます。

<ご納品事例>
こちらもベンチをテーブル下に収納せずにお使い頂くケースですね。
背もたれの無いベンチはお部屋に圧迫感を与えないので、空間をスッキリと見せてくれます。

 

いかがでしたか?
ベンチは上手に使えばメリットがいっぱいなアイテムです。
ご自身の生活スタイルに合わせて、素敵に取り入れてみてくださいね!