ダイニングテーブルとその面形状

ダイニングテーブルの印象を決める要素の一つに、天板の面形状があります。
面形状とは天板の木端、木口の形状の事。

テーブルによって様々な形状ではありますが、幾つかのバリエーションに分ける事が可能です。

1. 角面
多くのテーブルに使用されている形状です。

もっともシンプルで、もはや形状として意識されないかもしれません。

四角い形はほとんどのお部屋と同じ形。

落ち着きがあり、他のデザインの邪魔をしません。

ダイニングテーブルの構成要素として重要なポイントの一つである天板の厚みもはっきりと分かるデザインであるため、天板の厚みが売りのテーブルは基本的にはこのデザインになっています。

上の写真のテーブルはTA-0604で厚み38mmですが、こちらTA-0202は27mm。

特別に薄い天板ではありませんが、38mmと比べるとスリムに見えます。

そんな天板に合わせて、細身のスチール脚を組み合わせる事で、重厚さが不要という方に支持されています。

2. 丸面
天板の縁が全体的に丸みを帯びているデザインです。

写真のTA-0609 ダイニングテーブルの場合、緩やかな丸みで優しく温かみのある印象になります。

角がありませんので、お子様が頭をぶつけてしまう事が心配な方にもオススメのデザインです。

天板の縁を握った場合も、角がない事で安心感が得られると思います。

3. 船底面
天板の縁の下の方が削られ、船の底のような形状になっているものです。

船底面には上記写真のTA-0067のように丸みを帯びているタイプと角ばったデザインのタイプがあります。

それにより大きく印象は変わりますが、共通して軽やかで、洗練された印象になります。

天板も薄く見えてきますので、重厚感があるダイニングがお好きでは無い方にもオススメです。

こちらは角ばったデザインの船底面 TA-0551です。

天板をななめにカットしたデザインでTA-0067の船底面と比べると温かみが無くなり、シャープな印象になりました。

面形状についてはご紹介したデザインのバリエーション違いや、それを組み合わせたものなど千差万別で、さらには天板自体の形が円や楕円形である場合などには上でご紹介した内容とは機能や印象が違ってくる場合もあります。

一つのテーブルで複数の面形状の中からお選びいただける場合もございますので、ご不明点がありましたらお気軽にスタッフへご質問下さい。