配置の仕方によるソファ選び

皆さんは、どのような基準でソファをお選びになっているでしょうか。

ソファのデザイン、座り心地、サイズ、そしてお値段等、ソファ選びの基準は無数に存在します。

しかし昨今、マンションやアパートを中心として、ほとんどのお宅がダイニングルームとリビングルームが一続きになった、リビングダイニングルームという形で作られていることが大変多くなっています。

つまり、ソファと同じ空間にダイニングセットを始めとした、他の家具も一緒に存在するということです。

そんな中、果たしてソファの特徴だけで、購入するソファを選んでしまっても良いものでしょうか。

今回は、ソファを大きく分けて、背もたれの高さの低い「ローバックソファ」と、背もたれの高さの高い「ハイバックソファ」の2種類に分けて、配置の仕方によるソファ選びをご紹介させて頂きます。

 

1.

まずはこのような配置の場合です。
TVボード、ソファがあって、そのソファの後ろにダイニングセットを置くという配置となります。
この配置は、3人以上の家族の場合にお食事の際も全員テレビが見やすい配置となります。お食事の際もテレビを見るというご家族様におすすめの配置です。

しかし、この配置の場合に、下の商品のような背もたれの高さの高いハイバックソファを選んでしまうと、その背もたれの高さが邪魔になり、ダイニングの位置からテレビが見づらくなってしまいます。

・SO-0061 ハイバックソファ

・SO-0066 ハイバックソファ

頭の部分まで支えてくれるので、ハイバックソファは非常に座っていて楽なのですが、その背もたれの高さがかえって仇となる場合も、配置の仕方やお客様のライフスタイルによってはあるということです。

よって、そのような場合は下の商品のような、背もたれの低いソファをおすすめ致します。

・SO-0058 ソファ

・SO-0077 ソファ

・SO-0050 ソファ

このようなローバックソファは、上の画像の商品以外にも沢山あります。
それぞれサイズ感や座り心地、デザインが異なりますので、選択肢は豊富です。

 

 

2.

逆に、こちらのような配置の場合、ダイニングからはテレビを見ない、もしくはソファが邪魔になる配置ではないので、ハイバックソファを含めて非常に豊富な選択肢から、お好きなものをお選び頂いて問題ないと思います(もちろんお部屋の広さによって、ソファのサイズ感等はお気をつけ下さい。)。

しかし、この配置だと基本的にダイニングの位置からはテレビが見づらいので、テレビを視聴する時間のことを考えて、ソファの種類やサイズ感を選んであげる必要が出て来るでしょう。

例えば、4人家族の場合に、単純に3Pソファを置いただけだと、多くて3人しかソファの位置から快適に視聴することができません。
そこで、ソファの奥行きを含めたサイズ感を検討し、ソファとTVボードの間のスペースを広く取って、そのスペースに座ったり寝そべったりしてテレビを視聴できるフリースペースを設けたり、1Pソファを別に設けるスペースを考慮するか等です。

 

 

以上のように、お部屋の家具の配置によって、それがソファ選びの基準となる場合が多いことが分かります。
これは、リビングとダイニングが一続きのお部屋になっていることの多い、今だからこそより重要です。

大事なのは、家具単体の好みだけではなく、現在、あるいは将来を見据えたライフスタイルを考えて家具を選んであげることだと思います。

みなさんも宜しければ是非、ソファをお選びになる前に、全体の家具の配置の部分にも目を向けてみて下さい。