突板とは?

今回は突板(つきいた)のお話をさせて頂きたいと思います。

突板とは?
木材を数ミリ単位で非常薄くスライスした板材を、ベニヤなどの心材に貼ってある物のことです。

天然木の特徴である木目の表情や触り心地を生かしたままで、「軽くて、反りがほとんど無く、リーズナブル」という利点を最大限活用できます。

  • 無垢材家具と変わらず「木」本来の風合いを楽しめる。
  • 軽い。
  • 無垢材家具と比べ価格がリーズナブル。

BRUNCHで取り扱うテレビボード収納などの箱物家具の多くは、無垢材と突板を合わせて作られています。

何故か?と言いますと、箱物家具には扉や引き出しなどの機能があり、それらにすべて無垢材を使用する場合、反りや割れなどを考慮した設計や仕様にする必要があります。

すると必然的に製作のコストは高くなります。

そのため、反りや割れが出にくく、かつ製作コストを下げられる突板を、適材適所に用い、作られていることが多いのです。

価格がリーズナブルで、軽くて実用的。

木の風合いもしっかりと感じられます。

 

CA-0014 スチール脚がおしゃれなリビングボード

 

無垢材の家具が欲しいけど予算の問題が…という時に比較的、購入しやすい家具と言えます。

 

CA-0091 扉を閉めたままリモコン操作ができるテレビボード

 

ヴィンテージの北欧家具も突板で作られているものが多く、突板家具は昔から用いられている製作方法です。

 

CA-0189 キャビネット

 

一般的に無垢材の方が価値が高く、良い物だと思われている方も多いかと思いますが、突板には突板の特性があり良さがあります。

これから家具のご購入をお考えの方、今度は家具の突板部分に着目してお選び頂いては如何でしょうか?

 

続・機能的な張地。

前回、3種類の機能的な張地をご紹介いたしました。
今回はその続きを。

機能的な張地(加工)④:パールトーン加工

パールトーンは、国産撥水加工として90年以上の歴史と実績を持つ、
国産撥水加工技術です。


【主な特徴】

・科学繊維はもちろん、天然素材・絹・麻・綿などにも加工ができます。

・繊維一本一本に効果が浸透しますが、生地本来の風合いを損なうことはありません。

・温かい液体(ホットコーヒーなど)にも効果があります。
※乳化した高温の液体・高温の油性の液体には効果を発揮できない場合もありますので、ご注意ください。

パールトーンを施した生地もカラーバリエーション豊富にご用意しています。

もちろん、これ以外の張地でも、別途加工料を頂戴して、
パールトーンを施すことができます。

その絶大な撥水効果がこちら⇓

水が玉上になります。
さっと拭き取れば、お手入れ完了です。
食事の場面で使うダイニングチェアには、ぴったりの加工技術です。

 

機能的な張地➄:オールマイティー


合成皮革の中でも、特に使い勝手の良さを感じるこができるのは、オールマイティーです。
全108色というカラーバリエーションも魅力です。

【主な特徴】

・耐移行性機能:特殊加工で、異素材からの染料移行防止効果に優れています。

・耐侯性:変色に強く、仕上がり時の色合いが、長持ちします。

・防汚機能:表面のフッ素処理で汚れが付きにくく、付着しても簡単に落とすことができます。

・耐アルコール機能:化粧品付着による硬化を最小限に食い止めます。

・伸縮性:縦横のバランスのよい伸縮性があり、加工性に優れているため、美しい仕上がりになります。

前回に引き続き、機能的な張地をご紹介いたしました。
ご不明点がございましたら、是非、お気軽にお問合せくださいませ。

とても大切な仕上げ塗装のはなし

 

■木から木材になるには?

無垢材でつくられている家具は、

森に入り大きな木を切り倒してそのまま家具になるのでしょうか??

答えは、「NO」です。

なぜなら、切り倒したばかりの木の中には沢山の水分が含まれていて、
そのまま作ってしまうと乾燥により材はどんどん痩せてガタガタになってしまいます。

 

■木材は「乾燥」と「仕上げ塗装」がとても重要。

家具に適した状態まで水分を抜き、乾燥をさせてから使用されます。

それでも木が生きてきた年数分呼吸し続けると言われていますので
無垢材の家具に欠かすことの出来ないのは、適した水分量を保つ為の「仕上げ塗装」です。

■仕上げ塗装の見た目のイメージ

以前にも『ダイニングテーブルの仕上げについて』の中にも、「オイル仕上げ」「ウレタン仕上げ」についての特徴についてお話しましたが、みなさんはオイル仕上げのイメージ、ウレタン仕上げのイメージはどんなものでしょうか??

「オイル仕上げは木目が触感からも感じられるナチュラルな仕上り」

「ウレタン仕上げはプラスチックを拭いているのでツヤツヤして人工的」などでしょうか。

高度成長期に作られた家具たちは乾燥の時間が間に合わない程量産されていましたため
木の呼吸を止める為に分厚くウレタンを巻いていたと言われています。

そのため今でも人工的な光沢のイメージが強いように思います。

そんなウレタン仕上げですが、仕上げにもいくつか種類がありツヤの違いもあるのはご存知でしょうか?

■木目を残したウレタン仕上げとは?

乾燥や塗装の技術は時と共に進化しより自然に見えて水に強く汚れも拭き取りやすい仕上げ方法が出てきました。

【仕上げの種類】

・浸透仕上げ(マイクロフィニッシュ)
木材の内部に浸透系塗装(オイル)を染み込ませた仕上げ方法。
木の導管を埋めないので木肌感が感じられる仕上がり。

 


・オープンポア仕上げ(目はじき仕上げ)
「ポア」とは導管のことで、導管埋めない塗膜(=オープン)にした塗装です。
塗膜塗料(ウレタン)を使用します。木肌が感じられますが汚れが詰まることも。

 


・セミオープンポア仕上げ(準目はじき仕上げ)
導管を完全には塞がずに木肌感も残した仕上げ。
オープンポアの汚れの詰まりやすさも改善し自然の質感も残しています。
こちらも塗膜塗料(ウレタン)を使用します。

 


クローズポア仕上げ(鏡面仕上げ)
完全に導管を塞いでいるのでつるっとした触り心地。
こちらも塗膜塗料(ウレタン)を使用しています。

鏡面仕上げはツヤの違いでピカピカにすることもマットにすることも出来ます。表面塗装の光沢の違いによってもかなり印象が変わってきます。

 

【光沢の違い】
〈艶消し〉 全消し/7分消し/5分消し/3分消し

〈艶出し〉 全ツヤ有/鏡面磨き

 

ひとつにウレタン仕上げといっても家具によって触り心地が違います。是非家具選びの際には実際に質感を確かめてみて下さい。

背中のない収納「オープンシェルフ」

お部屋の壁に物足りなさを感じてはいませんか?
かと言って、しっかり収納力のある家具を置くのは、、、

という方へ、程よい存在感でお部屋を彩るBRUNCHの「オープンシェルフ」をご紹介いたします。


□ CA-0164 シェルフ
サイズ :W800×D300×H1600(mm)
樹種  :ブラックチェリー無垢材
商品  :https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0164/

高さのあるタイプのオープンシェルフです。
例えば、お部屋全体に物足りなさを感じている方、もしかしてお部屋の奥壁が広く空いていませんか?
CA-0164 シェルフのような高さのあるシェルフがお部屋の奥にあるだけでお部屋全体を立体的に魅せてくれるので、物足りなさは解消されるかもしれません。

同じような効果のあるオープンシェルフをいくつかご紹介いたします。


□ CA-0067 シェルフ
サイズ :W800×D300×H1600(mm)
樹種  :ウォールナット無垢材
商品  :https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0067/


□ CA-0096 オープンシェルフ
サイズ  :W800×D300×H1500(mm)
素材   :鉄無垢・ウォールナット材
商品   :https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0096/

もう少し高さを低くしたオープンシェルフは以下の通りです。

□ CA-0115 フリーシェルフ
サイズ  :W400×D400×H1287(mm)
素材   :ウォールナット材
商品   :https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0115/

 

□ CA-0190 オープンシェルフ
サイズ  :W800×D400×H1233(mm)
素材   :ホワイトオーク材
商品   :https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0190/

□ CA-0025 オープンシェルフ
サイズ  :W1200×D300×H800(mm)
素材   :ウォールナット無垢材
商品   :https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0025/

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お部屋の奥には高い家具を配置する。
インテリアコーディネートの基本です。
言ってしまうと家具ではなく、壁付けの画や時計、または観葉植物などでもその役割は同じです。
今回ご紹介させていただいたオープンシェルフであれば、お好みの飾り付けでアレンジ出来たり、単純に収納としてもお使いいただけるので個人的にはおススメです!
BRUNCHのオープンシェルは樹種が選べたり、サイズオーダーできるものが多数ございますので、気になられた方はお気軽にお尋ねくださいませ。

使いやすさで選ぶキッチンボード

キッチンは、家の中で最も収納力が必要とされるエリア。
一つでも場所を取る家電製品から細々とした食器類まで、近くに置いておきたい物の種類は多岐に渡ります。
そんな場所で活躍するのがキッチンボードです。

調理に必要なものもしっかりと収納できる一方、ただの食器棚とは異なり、カウンターボードとしての機能も兼ね備えているタイプのものも多く、お料理の作業効率もぐんと上がります。
それだけに、使いやすさには一層こだわりたいアイテムの一つ。

デザイン以外に大して差なんて無いんじゃないの?と思う方も多いかもしれませんが、ちょっとした違いが意外なほど使いやすさに繋がってくるのがキッチンボード。
今回はその違いをいくつかのポイントに分けてご紹介していきます。

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【ポイント① スライド収納】
スライド式のカウンターは、炊飯器や電気ケトルなどの家電を置く際、発生する蒸気をキッチンボードの外側に逃がす事で、上部の棚の底面が傷んだり、カビが生えてしまうのを防ぎます

こちらはオプションでカウンター部分にスライドカウンターを付けることが出来るタイプ。
もし蒸気が出るような家電を置く必要が無いのであれば、付けずに作業スペースを広く取っても良いでしょう。

こちらはカウンターの下にスライド収納があるタイプ。
家電を二つ並べて置くことも出来るほどの広さがあります。
置きたいキッチン家電がたくさんあるご家庭では、こちらのようなスライド収納が広めのキッチンボードが使いやすいでしょう。
でも、あまり下のほうに置いてしまうと、炊飯器からご飯をよそったり、トースターから料理を取り出す、などの作業がし辛いのではないか、と思いませんか?
そこで次のポイント!

【ポイント② 高さ】

CA-0127 キッチンボード

CA-0198 キッチンボード

写真だけでは分かりづらいですが、CA-0127キッチンボードのカウンター部分までの高さが850mmに対し、CA-0198キッチンボードのカウンターの高さは1040mmと、190mmも高くなっています。
近くに立ってみると、より「高いな!」と思うかもしれませんが、カウンター上でレンジなどを使った時に中の様子をうかがいやすく、料理の出し入れも楽に出来ます。
さらにスライドカウンターに置いたキッチン家電も低くなりすぎず、使いやすい高さに。
全体の高さは、CA-0127は1800mm、CA-0198は1900mm。
上部の棚のことを考えると、小柄な方にはCA-0198は少し高すぎると感じられるかもしれません。
一番頻繁に使う方が、最も使いやすい仕様を選ぶことが大切です。

【ポイント③ 引き出し】
キッチンボードは収納力があってこそ!
引き出しの容量・形と、ご自身が収納したいものとを比べて最適な収納スペース
を備えているものを選びたいですね。

カウンター下が全て引き出しになっているタイプ。
最も無駄なスペースが少なく、たっぷり収納できる形です。
このように高さの異なる引き出しの組み合わせになっているタイプは、大きいものや重いもの、使用頻度の高くないものは下の引き出しへ、逆に毎日出し入れするような物は上の引き出しへ、と使い分けがしやすくなっています。

こちらはカウンター下が一部スライド収納になっているため、引き出しの容量は上の写真のタイプほど大きくはありません。
しかし、その代わりに縦長の収納を取り入れることで、通常の引き出しにはしまいにくいビンやボトル類も楽に収納できるようになっています。

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キッチンボードはお料理をする人にとってはとても重要なアイテム。
物の置き場一つで作業効率がぐんと上がることもございます。
収納したい物やその配置、サイズ感やその人それぞれの使い方など、実際の暮らしを想定しながら、本当に自分にあった仕様のキッチンボードを選びましょう。

【今回ご紹介したキッチンボードの詳細はこちら】
CA-0127 キッチンボード ⇒ https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0127/
CA-0198 キッチンボード ⇒ https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0198/

様々なシチュエーションにおけるスツールの使用方法

スツールとは、チェアともオットマンとも異なる、背や肘が付いていない座面だけの座ることの出来る家具です。
BRUNCHでも様々なスツールを取り揃えており、それぞれ全く違う形となっております。
もちろん見た目の美しさを追求したものもありますが、ユーザビリティを兼ね備えたものも多くあります。
一家に一脚、ニ脚はあっても絶対に困らない、非常に使い勝手の良いスツールをご紹介致します。

①スタッキングスツール
スタッキングスツールとは、重ねることが出来るスツールです。
来客時にはサッと出してご使用頂く事が出来、使用しないときには重ねて収納して頂けます。
納戸などにしまってしまっても良いですが、重ねてお部屋に置いておくだけで絵になります。

〈CH-0111〉スツール
お選び頂ける木の種類はなんと7種類以上。
様々な樹種で置いておくと、オブジェのように見えます。



〈CH-0167〉スツール
座面はフワフワとしており、座面が大きめで座り心地が良いです。
来客時にはお食事やお酒をゆっくりと楽しみたいという方にオススメです。

〈CH-0291〉スツール
座面は無垢材を丸く削り出しており、お尻が痛くならないような工夫がされています。
奥行きが290mmとコンパクトですので、収納時に邪魔になりにくいところが魅力です。

 

②ハイスツール・キッチンスツール
ダイニングテーブルに合わせて使用するスツールに比べて背が高いスツールです。
キッチンで野菜の皮をむく時に。またはコトコト煮物を煮込んでいるときに。
ちょっと一休みしたいときには最適な高さです。

〈CH-0278〉ハイスツール
コッペパンのような小ささの座面が可愛らしく、すっきりスリムなサイズ感です。
座り心地はやや固めですが、ちょっと腰掛けるならこのくらいの弾力が合った方が良さそうです。
高さは最高H630までお選びいただけます。

〈CH-0320〉ハイスツール
「台座に乗った宝石」をイメージした、美しいハイスツールです。
ホワイトアッシュ材の美しい木目をお楽しみ頂けます。

〈CH-0210〉スツール
「チョイ」と腰掛けたくなるスツールです。2本のバーが座面になっており、一見座り心地は?と思ってしまいそうですが、見た目を裏切る座り心地の良さが魅力です。
本体はとても軽く、バーの部分を持ってサッと移動しやすいですので、キッチンや家事室で使用したり・・・使い方のバリエーションが広がりそうなスツールです。

③LDスツール
リビング・ダイニングセットに合わせてお使い頂けるスツールです。
厚くコシのあるクッションがしっかりと身体を支え、ゆったりとお食事するときにぴったりのスツール。
カバーリングのタイプが多く、汚れたらすぐにお手入れできるところがポイントです。

〈CH-0313〉LDスツール
640mm/650mmほどとやや低めの高さのテーブルに設定されていることが多いLDセットですが、それに合わせた高さとなっています。
もちろん高さは身体に合わせて410mm~430mmと変更可能。
また、木部はすっきりとした印象の八の字に広がった形になっていますので、コンパクトなお部屋でも重たい印象になりにくいのが特徴です。

④カウンタースツール
名前のとおり、カウンターに合わせて座面が高めに設定されたスツールです。
足が床に着かず安定しないと落ち着かない座り心地になってしまいますので、足掛けが付いているものが多いです。
同じデザインでいくつか並べておくととても素敵です。

〈CH-0215〉カウンタースツール
名前のとおりカウンターに合わせてお使い頂ける座面の高さが高めのスツールです。
ハイスツールと同じように見えますが、ハイスツールよりも座面の高さは高め。
足が床に着かず落ち着かないということを避けるため、足掛けが付いている場合が多いです。

〈CH-0215〉カウンタースツール
ラウンドした座面がポッテリとした印象で可愛らしいですね。
板座と張り座があり、お好みでお選び頂けます。

⑤フォールディングスツール
折り畳みが可能なスツールです。
スツールを使用したい時があるけれど収納場所に困ってしまう方にはぴったりの、ミニマルサイズ。
ただ、広げてお使いになるときにはとてもゆったりと座って頂けます。
持ち運びも楽々の軽量スツールです。
使わないときには壁に立てかけて置いて頂けます。

〈CH-0282〉フォールディングスツール
ぱりっとコシのある帆布は撥水加工がされているため、アウトドアでもご使用頂けます。
もちろん外して帆布を交換することも可能です。
クロスした木のフレームが綺麗ですね。

⑥玄関先に置いておきたいスツール
ちょっと面白いスツールをご紹介致します。
形を見ただけでお分かり頂けるのではないでしょうか?
まさに、玄関先で靴紐を結ぶ時に活躍するスツールです。

〈CH-0263〉スツール
表面にはウレタンコーティングが施されており、靴跡が残ってしまっても水拭きでサッと拭き取って頂けます。
玄関先にこんなスツールがあったらお洒落ですね。

〈CH-0246〉スツール
こちらも靴を履くときに大活躍ですが、ちょっとした踏み台にもご使用頂けます。
一脚あるととても便利なスツールです。

⑦サイドテーブルとして使いたいスツール
板座でフラットな座面であれば、普段座って使わないときに小物を飾ったり、ソファの近くでサイドテーブルとしてご使用頂けます。

〈CH-0072〉スツール
本当にスツールなの?と思ってしまうほど、スリムなデザインのスツールです。
もちろん、座って頂いて問題ありません。
写真のように植物を置いて飾っておいても素敵ですね。

〈CH-0135〉スツール
とにかく小振りなスツールです。
オセロのコマのような丸い座面はいつまでも撫でていたくなるくらい滑らかに加工されており、すぐに愛着がわいてしまいそうです。
もちろん座り心地も◎です。

いかがでしたでしょうか。
スツールひとつとっても、まだまだご紹介しきれないほど様々なものがあります。
ショップにて座り心地をお確かめください。

1Pソファとリビングチェアの違い

1人掛けを指す1Pソファとリビングチェアはどちらも1人で使用し、どちらもリビングに配置されることを目的としています。

ゆったりと使う1人掛けとしては同じように見えますが、呼び名に違いがあるように実はそれぞれに特性があるんです。
今回はこの違いについてご紹介します。

<見た目の違い>

まずは1Pソファの特徴から見ていきます。
上のソファはSO-0014ソファの3人掛けタイプですが、これが1Pになるとこのようになります。

3人掛けから1人掛になったのでだいぶ小さくなりました。
ですが見た目の印象、つまりデザインはほとんど変わっていません。
表記の仕方からもわかるように、1Pソファはそもそもその他のサイズがある中での1人掛け、あくまで「サイズ違い」という立ち位置と言えます。

次にリビングチェアを見てみましょう。

これは上のソファと同じシリーズのリビングチェアなんですが、ソファとはだいぶ印象が異なり、一見して1Pソファとリビングチェアとの違いを感じて頂けるかと思います。

このように「3人掛けのサイズ違い」という立ち位置だった1Pソファと違い、リビングチェアと呼ばれるほとんどのものは独立したデザインを持っています。

<構造の違い>

次に構造、仕様についての違いです。

前述したように1Pソファの構造は、サイズ違いのソファに準ずるところが大きく、3人掛けサイズを前提とした構造になっているものが多いです。
3人掛けありきの1人掛けという事ですね。
それがどう構造に影響するかと言うと、1人掛けの割にどうしてもサイズ感が大きくなりがち、という事が挙げられます。

同じソファの3人掛けと1人掛けを並べてみました。
上で説明した意味がわかって頂けるかと思います。
当然ですが3人掛けは1人掛けよりも強度が必要とされますので、比例して構造材は太く、厚くなる傾向にあります。
3人掛けソファのサイズは平均して1900mm前後ですが、1人掛けは約800mm前後ですので、同じ構造で作った場合にどうしてもサイズ感や見た時のガッシリとした印象が大きくなってしまうのです。

これに対し、リビングチェアの構造はこんな感じ。

 

全体的にスッキリとした印象ではないでしょうか。
リビングチェアは3人掛けにした場合のことを考えなくてよいため、独創的で自由なものが多いです。
言うなれば「見せる椅子」といったところでしょうか。
背や座のクッションも比較的薄く軽快なものが多く、これも3人掛けソファの影響を受けないからできる「見せる椅子」という役割なんですね。

<自分にあった選び方>

では、どのように選べばよいのか。
もちろん「お好みで」という部分もありますが、1Pソファとリビングチェアの違いをまとめると自分にあった選び方ができるかもしれません。

①1Pソファは3Pソファの小さいサイズである
3P+1PでL字に配置するような場合は、統一感を出すために同じソファで揃えるのもアリですね。

②リビングチェアは独立したデザインが多い
挿し色のようにポイントとしてリビングに配置したい場合は、1Pソファよりもリビングチェアの方が向いているかもしれません。

③1Pソファはゆったり・ガッシリしたデザインが多い
掛け心地だけは個人の好みになりますが、よりゆったりとしたものをお探しなら1Pソファの方が選べる幅が広いでしょう。
もちろんリビングチェアにもゆったりしたものはありますので、一概には言えませんが。

④リビングチェアは軽快なデザインが多い
1Pソファを置くと圧迫感が…という場合はリビングチェアがおすすめです。
どちらもいわゆる安楽椅子ですので、ぜひ実際に座ってみて掛け心地もお試しください。

ソファだけの空間にリビングチェアが入ると、ぐっと雰囲気が変わります。
1人だけで使う贅沢品ですから、違いを踏まえて自分だけの逸脚を探してみて下さいね。

一枚板・ブックマッチ・接ぎ合わせテーブルの違い

ダイニングテーブルをお選びするときに、みなさまは何を重要視されますでしょうか?デザイン・色味・価格など挙げればキリがございません。

そこで今回ご紹介するのは天板の種類(一枚板・ブックマッチ・接ぎ合わせ)についてです。

この天板の種類はデザイン・価格に影響しますので、知っておくとダイニングテーブルをお選びいただくときにお役に立てるかと思います。

それではまず初めに一枚板についてご説明いたします。

【一枚板】
一枚板とは丸太からそのまま削り出し、木目が途中で途切れることなく木の表情を堪能できることが一枚板の特徴です。

また一枚板の最大の魅力は何と言っても存在感にあります。ブックマッチ、接ぎ合わせテーブルにもそれぞれに魅力がございますが、一枚板の存在感を示す美しい木目と天板の厚みには圧倒されてしまうほどです。

さらに自然の丸太から削り出しているため自然が作り出した芸術的なシルエットで、世界に一つしかないテーブルになるわけです。

これだけ贅沢に木を使うわけですから高価なテーブルになるのも納得いただけるかと思います。

それでは実際にどのようなテーブルがあるかご紹介いたします。






いかがでしょうか?

迫力ありますよね!実際にお店でテーブルを見ていただけるとさらにこの存在感・迫力感を実感いただけますので、気になる方はBrunch+timeへお越しください。

続きましてブックマッチテーブルをご紹介いたします。

【ブックマッチ】
まずブックマッチというテーブルをご存知でしょうか?

一枚板が大変人気があるためブックマッチという言葉はあまり耳なじみがない方も多いかと思います。

ブックマッチとはもともと隣り合わせだった2枚の板を面していた側を本の見開きのように組み合わせ、スリットを持たせて接合した、左右対称の木目を楽しむ板です。詳しくは下の図をご覧ください。

ブックマッチの特徴は何と言っても左右対称の木目でしょう。このシンメトリーのデザインは一枚板とはまた違った良さを味わせてくれます。また木が持つ本来の美しさや魅力を残しつつ、高いデザイン性をプラスすることで洗練された雰囲気を味わえる点がブックマッチの最大の魅力です。本来は対極にある自然の魅力と都会的な雰囲気をどちらも感じていただけます。

それではどのようなテーブルがあるのか写真でご紹介いたします。





いかがでしょうか。

また一枚板とは違った雰囲気ですよね。左右対称のデザインがスタイリッシュさを醸し出しているので高級感だけでなく洗練された雰囲気が魅力です。

最後に接ぎ合わせテーブルをご紹介いたします。

【接ぎ合わせ】
一般的に馴染みのあるテーブルがこちらの接ぎ合わせテーブルになります。複数の無垢材を接ぎ合わせて1枚のテーブルを製作いたします。複数の無垢材を使用するため異なる木目、色味がオリジナリティを増し、唯一無二の存在感を放ちます。またお値段も一枚板・ブックマッチと比べると比較的お買い求めやすい価格なのが魅力的です。

接ぎ枚数はそれぞれのテーブルによって異なりますが、接ぎ枚数が多ければ多いほど価格が低くなるものもございますので、テーブルをご検討いただくときに接ぎ枚数を確認するのも良いかと思います。

それではどのようなテーブルがあるかご紹介いたします。






いかがでしたでしょうか?

一枚板テーブル、ブックマッチテーブル、接ぎ合わせテーブルそれぞれに魅力がございます。高価ではありますが高級感、唯一無二の存在感を求める方には一枚板テーブルを、高価ではありますが高級感+スタイリッシュさを求めるのであればブックマッチテーブルを、無垢材をより身近に感じ、木の面白さを堪能したい方には接ぎ合わせテーブルをおすすめしたいと思います。

ダイニングテーブルをお探しでしたらどうぞお近くのBRUNCHへお越しください。スタッフ一同お待ち申し上げております。

ソファのお手入れ~ヘタリ予防~

みなさん、日頃からソファのお手入れはしていますか?

カバーについたほこりを取ったり、汚れを落としたり…でもそれ以外は何もしていない、という方も多いのではないでしょうか。

ソファで一番傷みを感じる部分と言えば、座面の汚れとクッションのヘタリ。
汚れについてはなんとか落とそうと試みるものの、ヘタリについては「しょうがないもの」として放置していませんか?

クッションの中身に使われている素材は、ある意味「消耗品」ですので使用年数が長くなればなるほど、「消耗=ヘタリ」が出てくるのは仕方がありません。

しかし、お手入れすることで元のふんわり感が復元でき、ヘタリの進行度合いを遅くすることができます。
せっかく買ったお気に入りのソファ。お手入れしながら長く快適に使っていきましょう。

まずソファのクッションに使われている中の素材には、大きく分けてウレタンフォームフェザーシリコン綿の3種類があります。

*以前の記事で中身についてご紹介しています。
ソファの中身をご紹介~ウレタンフォームについて~
ソファのクッションの中身をご紹介~フェザーについて~

今回はそれぞれのお手入れ方法とBRUNCHで取り扱うソファのお手入れ方法についてご紹介します。

 

【ウレタンフォームの場合】

ウレタンフォームのクッションは、ソファによって密度が高く硬いものを用いたり、密度が低く柔らかいものを用いたり、またその両方を組み合わせてつくられています。ソファの命ともいえる座り心地を調整するため、さまざまなものを使用しています。

1~2ヶ月に一度はカバーを外して中身のみを天日干しすると、ヘタリを防止することができます。
お布団と同じように天日干しをしたり風通しが良いところに置くことで、クッションの中の湿気が逃げるので、効果的です。

干すのが難しい座面の大きなクッションの場合は、お部屋の窓を開けて風通しが良いところに立てかけておきましょう。
ベッドのマットレスを干す時と同じ要領で行ってくださいね。

また座面が取り外せない場合は、たまにカバーを外して空気の通りを良くしてあげましょう。

 

【フェザー(羽根)の場合】

軽くて保湿性が高い素材で、身体を優しく包み込むようなしなやかでふっくらした座り心地が特徴です。

羽根と羽根の間には空気の層があり、これがやわらかくしっかりとした掛け心地をつくりだしています。
しかし、空気の層がなくなってくると型崩れしてクッションがつぶれてきてしまいます。

つぶれてきた場合は、クッションを軽く叩いて内部に空気を送り込むことで、羽根と羽根の間の空気の層が復元し、ふんわり感を取り戻せます。

日常的にはクッションを叩いて空気を送り込みましょう。
そして3~4ヶ月に1度は羽根布団のように陰干ししてください。
その際、クッションの縦横から軽く押し付けた後に、軽く叩いて空気を送り込むと高い効果が得られます。

これらを行うことでふんわりした座り心地が持続します。

 

【シリコン綿の場合】

クッションとして適した膨らみ感や適度な反発感を持ち、かつ軽量という特徴を持つ素材です。

いつも同じ向きや姿勢、同じ位置に掛けていると、綿が偏ってきてしまいます。
偏ってきたらカバーを外して中のクッションを取り出し、マッサージするようにもみほぐしてみましょう。これである程度、元の膨らみを復元することができます。

2~3ヶ月に1度、このお手入れをすることで、特定の部分だけの極端なヘタリを防止することに繋がります。

 

いずれの場合も毎日のお掃除のタイミングなどにクッションを叩いて空気を通すようにしてください。

これだけでも、行うのと行わないのではヘタリに大きな差が出てきます。

そして、クッションの置く向きが決まっていないデザインの場合、いつも同じ面に座らないよう前後左右をときどき入れ替えてあげましょう。
いつも同じ1か所に座り続けると、早い時期からヘタリが出てしまいます。
まんべんなく座ることを心掛けていただくと長持ちに繋がります。

 

【BRUNCHで人気のソファ 中身とお手入れについて】

SO-0110 木枠カウチソファ

座面にはウレタンフォーム+コイルスプリングを使用。ベッドのマットレスのようなしっかりとした掛け心地です。

座面の表面部分にはフェザーを敷いてあるので、やわらかい手触りを感じられます。毎日、ポンポンと座面を軽く叩いてあげるとフェザーの偏りが解消できます。

座面自体は簡単に取り外し可能です。やや重量があるのでマットレスのように立てかけて空気を通してあげましょう。1~2ヶ月に1度のペースが目安です。

そして背面クッションはフェザーとシリコン綿を50%ずつ使用。適度なやわらかさと反発性があり身体にフィットしてしっかり支えてくれます。

フェザーがふんだんに使われていますので、毎日軽く叩いて型崩れを防止するといいでしょう。またクッションに前後左右がないので、たまに置き換えてまんべんなく使用してください。

そして3~4ヶ月に一度陰干しを行いましょう。

 

SO-0077 木枠ソファ

このソファの構造は以下のようになっています。

座面にはウレタンフォーム+ポケットコイルを使用。
お手入れは毎日軽く叩く+1~2ヶ月に一度天日干ししてください。

座面クッションも分割されていますのでお手入れの時、扱いやすいです。
またクッションは左右の交換が可能ですので、よく座る座面クッションと、そうでない座面クッションを定期的に入れ替えて使用しましょう。

背面クッションにはウレタンフォームのみ使用しています。
お手入れ方法は座面と同じです。クッションは裏表使用可能ですので、背面クッションも定期的に入れ替えてみてください。

 

SO-0044 クルミ無垢材 本革木枠ソファ

座面も背面もクッションの素材は、フェザーとポリエステル綿を50:50の割合で混合しており、極上のふんわり感が特徴です。身体全体がクッションに包み込まれていくような掛け心地を楽しめます。

日常的にクッションを叩いて空気を送り込みましょう。革のカバーはファブリックに比べると空気が入りにくいので、ファスナーを開けて叩いてあげると空気が通りやすくなります。
そして3~4ヶ月に1度はカバーを外して中のクッションだけ羽根布団のように陰干ししましょう。ふんわり感が復元しますよ。

 

ご紹介したお手入れ方法はヘタリが出る前、買った時からすぐに行って頂くと効果的です。お手入れしていても5~10年経ってくると中身が消耗しヘタリが出てきます。
お手入れで復元しなくなった場合は、中身のクッションのみお取り替え頂くことをお勧めいたします。

BRUNCHのソファはほとんどの製品が中身のクッションのみご購入が可能です。

お手入れ方法、中身のクッション購入など、ご不明な点はお気軽に店舗までご相談ください。

 

テレビボードご納品事例のご紹介〜

大きな家具をご購入される方でイメージがなかなかつかないというお客様の為に
BRUNCHでは実際のご納品事例をご紹介しています。

その中でもテレビ台をご購入されましたお客様の実例を集めましたので
商品ごと、樹種ごとご検討されますテレビ台に合わせて是非参考にご覧下さい。

CA-0078 テレビボード

サイズ:W2000  樹種:ウォールナット材

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樹種:ウォールナット材

/my-home/vol_0130

樹種:ウォールナット材

/my-home/vol_0097

【特注】サイズ:W1800 樹種:ウォールナット材

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樹種:ウォールナット材

/my-home/vol_0077

サイズ:W2000  樹種:ブラックチェリー材

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樹種:メープル材

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樹種:ホワイトオーク材

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CA-0151 BRUNCHオリジナルTVボード

サイズ:W2200  樹種:ブラックチェリー材

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樹種:ブラックチェリー材

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CA-0091テレビボード

樹種:ホワイトオーク材

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CA-0134 テレビボード

 

サイズ:W1230  樹種:ウォールナット材

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CA-0083 BRUNCHオリジナルテレビボード

樹種:ホワイトオーク材

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樹種:ウォールナット材

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CA-0012 テレビボード

樹種:ウォールナット材

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ホワイトオーク材

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BRUNCHではお客様のお部屋に合わせて作る壁面収納やAV機器に合わせて作る特注のテレビボードの製作も承ります。

是非ご参考下さい。

 

特注TVボード 樹種:ウォールナット材

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壁面収納+テレビボード 樹種:ウォールナット材

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