「ダイニングチェアを想像してみてください」
そう言われるとだいたいの方がクッション性に富んだ座面が付いた椅子を想像されると思います。
例えばこちらのチェアのような
体重を支える座面部にクッションを使用して身体への負担を軽減する画期的な構造です。
従来から椅子と言えば座面部分のクッション性が座り御心地の肝になるとされてきました。
それは今現在も変わることはありません。
今回お話させていただく内容は「全て木でつくった椅子」のお話です。
前に述べた座面のクッション性はございません。
しかし、日進月歩で成長した現代の日本の木工技術と、日本人のライフスタイルにマッチした全て木でつくられたチェアの特長をいくつかご紹介したいと思います。
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①座面の形状
BRUNCHで取り扱う板座のダイニングチェアの場合、無垢材だからこその技術が座面に現れています。
要は、座面の表面を身体がフィットするよう削り出すことにより、その負担を軽減させる形状です。
座面の形状をこのように削り出すことによって身体にあたる面積が広くなります。
それによって座骨に掛かる荷重が分散されるという訳です。
この技術は無垢材を使用しているからこそできる技術です。
「板に座る」=おしりが痛い
そのように思われがちですが、日本の木でつくる椅子はそのイメージを払拭した掛け心地を実現しています。
「見るより試す」一度お試しいただけると幸いです。
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② お手入れが楽
全て木でつくるチェアの最大のメリットは拭き掃除ができること。
クッションタイプのチェアと比較するとお手入れが断然楽です。
ダイニングは水物を取り扱う作業台場です。
板座であればお醤油などをこぼしても色移りや臭いが付着しづらいです。
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③ ランニングコストが掛からない
全ての事柄に言えるのが「劣化は稼働部に起こる」という点。
チェアで言うところのクッション部分がそれに相当します。
[クッション性がある = ヘタリが起こる]
解決しようがない現実問題です。
その場合はクッション部分を新しいものに取り替える方法もしくは座面を取り替えることが一般的な対応策です。
板座であれば荷重による変形は起こりません。
適度なメンテナンスを行なうことでランニングコストが掛からない点も木でつくる椅子の特長です。
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④ 板座だからできる優美なデザイン
■CH-0179 ダイニングチェア
商品URL:https://www.brunchone.com/catalog/chair_0179/
板に腰掛けているとは思えないほど滑らかに削り出された座面は、絶妙な掛け心地を生み出します。
脚部と座面を一体化させることで他ではないワンランクもツーランクも上のデザインに仕上がります。
まるで彫刻作品のような美しさで、一脚だけ置いていても空間が引き締まるほどの存在感があります。
■CA-0252 回転チェア
商品URL:https://www.brunchone.com/catalog/chair_0252/
背中と座面が一筆書きのように一体化したダイニングチェア。
円を描く背中のデザインが座面と一体化し、座面はまるではためくような波打ちを魅せる形状で削り出されています。
■CA-0051ダイニングチェア
商品URL:https://www.brunchone.com/catalog/chair_0051/
お椀のような円形の座面はろくろによって作られています。
特長的な背中のパーツは一枚の分厚い板を曲げてつくられています。
こだわり抜いた各バーツを計算し尽くして芸術品のような一脚が仕上がりました。
これらのチェアは座面を木でつくることによって木工技術の全てを出し惜しむことなく駆使し一脚の椅子を具現化しています。
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■ BRUNCHでは~
BRUNCHでは、お客様のライフスタイルに合った家具をご提案させていただいております。
お客様に最適な、一生を共に暮らす家具探しのお手伝いをさせていただけたらと考えております。