他の家具とは違う、特別な存在感を放つ一枚板。
側面の「耳」と呼ばれる丸太のデコボコをそのまま残したり、
他のテーブルとは明らかに違う厚み。
途切れることがない木目からは、
その木が生きてきた一生を感じることができます。
さて、そんな一枚板や耳付きテーブルの中には、
多くは、その希少性により
他のテーブルや家具では選ぶことができない木がたくさんあります。
例えば、トチという木。
テーブルのみならず、
家具全般に使用されることはほとんどありません。
とてもキメが細かく、
シルクのような手ざわりと光沢を持つトチは
成長過程においてねじれたり曲がったりしやすい木です。
その独特な美しさを一度好きになると
トチ以外考えられない!と
おっしゃる方もたくさんいらっしゃるほど。
トチに良く現れる「縮み杢」。
人間でいうところのシワのようなものですが、
まるでホログラムのように、美しい模様が浮かび上がっています。
これが特別な表情となり、一枚板の価値を高めてくれます。
大きな面を持つ一枚板だからこそ、トチの魅力を余すことなく
お楽しみいただけます。
— トチの家具 —
サクラの木も、あまり他の家具には使用されることがない木です。
日本人には、とてもなじみ深い木ですが、
ソメイヨシノなどの交配種とは違い、
自生種のヤマザクラを使用しています。
赤みを帯びたキメ細かな木肌。
程よく感じる木目。
そして時間が経つごとに深みを増していく色合いと光沢。
一緒に過ごす時間が長いほど美しさが増していく。
とても素敵な木ですね。
現在サクラは耳付き接ぎのテーブルの他に
一部のチェア、ベンチ、スツールのみ製作可能です。
クルミ、クリもヤマザクラ同様に限定されています。
— ヤマザクラの家具 —
ヤマザクラのテーブルをみる
CH-0068チェア(張り座)をみる
CH-0069チェア(板 座)をみる
CH-0239スツールをみる
CH-0244ベンチをみる
モンキーポッドは、一枚板をお探しの方以外には
今までの木の中でも、特に馴染みがないかもしれません。
「この木、なんの木~」で知られているモンキーポッド。
海外の木で、家具では一枚板以外で使用することはほとんどなく、
はじめて聞いた、見たという方も多くいらっしゃると思います。
南洋材らしい大きくて迫力のある木目。
両端の白太のコントラストが、
いかにも一枚板らしくて、素敵です。
木目が大柄な分、木目の出方によっては大きく雰囲気が変わることも。
そんなところもモンキーポッド、ひいては一枚板の魅力です。
— モンキーポッドの家具 —
木の魅力をシンプルに、余すことなく表現する
一枚板や耳付きのテーブルと、希少な木たちの組み合わせ。
そこには、圧倒的な美しさや力強さに満ちています。
スペシャルな木で、スペシャルな家具を。
どうぞ一枚板ならではの珍しい木にふれてみてください。