ダイニングテーブルはさまざまなものがございます。
BRUNCHでは丸太を製材した一枚板のダイニングテーブルや、約6枚から10枚くらいの細く製材された板をはぎあわせてできたダイニングテーブル、古い木造建築物を解体してそこから得られた材木を使用した古材ダイニングテーブルがございます。
今回は古材のダイニングテーブルに絞ってご紹介しようと思います。
まず、アンティーク家具とヴィンテージ家具、古材家具の違いです。
みなさん、違いが分かりますでしょうか。
簡単に説明させていただきます。
【アンティークとは】
家具や道具、衣類やアクセサリーなどの装身具、絵画やインテリアなどの品で製造されてから100年以上経過したもの、かつ美術的・芸術的価値のあるもののことを指します。
【ヴィンテージとは】
別の時代に作られたもの20年から30年以上、100年未満の年数を経たもののことを指します。
【古材とは】
古い木造建築物を解体して、そこから得られた材木を使用して家具にしたものです。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
BRUNCHでは特にチーク古材にこだわってダイニングテーブルを取り扱っています。
古材のいいところをご説明いたします。
【メリット】
■新材より強度があります。
古材は長い時間をかけて自然乾燥をしていき強度を増していく「天然乾燥材」です。
新材が家具として加工できる流れは
1.まず丸太の木を同じ大きさにカットします。(この時、含水率(木に含まれる水分のことを指します)は100%です)
2.次に天日干しします。天日干しする期間は約5年から6年します。(含水率はここで約30%~40%くらいになります。)
3.最後に人工乾燥機で約半年乾燥させます。(含水率はここで約14%~15%くらいになります。)
ここまできてやっと家具として加工することが出来るのです。
新材が私たちが普段使っている家具として使うことができるのは約7年から8年くらい時間をかけないとできないものなのです。
なので古材は新材にくらべて丈夫で長持ちするのです。
その中でも、チークは世界的にも人気の高い樹種です。
古材チークは、強靭な耐久性があり、狂いが少なく、海水や虫にも強いという万能な材木です。
■経年変化の味わい
いぶされて黒ずんだ木肌、経年変化による傷や汚れがあり、新材では味わうことができない空気感や風合い、また埋め痕やキズ痕の質感の魅力を存分に楽しむことができます。
■環境にやさしい
古材は古い木造建物の解体の際の廃棄物を減らすことができます。
また、チーク材は客船によく使われていた樹種になります。
端材を組み合わせてできたものもあります。
ダイニングテーブルでも一枚板のような高級感があるダイニングテーブルや、家庭的でスタンダードなダイニングテーブル、古民家やお洒落なカフェにある古材のダイニングテーブルなど選べる幅はかなり広くあります。
みなさんのお好きなテイストにあったダイニングテーブルを見つけてくださいね。