本革・オイルレザーについて

皆様、こんな素敵なソファがあったら、お部屋が素敵になると思いませんか。

〈SO-0064〉本革ソファ

なんと、写真のソファは幅3mもございます。(小さなサイズもございますのでご安心を。)
上質なオイルレザーとウォールナット材をふんだんに使用した、高級感あふれる仕上がりです。
50年は使用できるように、と職人の技術と想いが詰ったソファです。
丈夫なウレタンフォームを使用し、座・背共にバネが入っていますので、
きりっとした輪郭・形状が崩れにくいのが特徴です。
やや硬めのコシのある座り心地ですが、使い込むほどにだんだんと柔らかな座り心地へと変化していきます。
■ご納品事例
どのお客様のお宅もとっても素敵ですね。
お部屋に合ったサイズ・革でご注文頂けます。
 
オイルレザーの質感はとても心地良く、いつまででもさわっていたい気持ちにさせてくれます。
こちらのオイルレザーには牛の皮を使用し、「鞣し」の加工をすることで、はじめて「革」となります。
鞣しの方法ですが、大きく分けて2つあります。
・タンニン鞣し…天然成分を使用した鞣し方法。主に虫や草木の成分を使用し、世の中に出回っている本革の約1%程と大変稀少です。
・クローム鞣し…科学成分を使用した鞣し方法。残りの99%はクローム鞣しとなっております。
ちなみにオイルレザーの他にも、以下の本革でご注文が可能です。
■(MS)
 
ハーフグレインと呼ばれるクローム鞣しの革です。
銀面(銀面というのは、革の表面のことです)を削り落とし、顔料をとウレタンコーティングで革本来の傷やシミなどを消しています。
そのため裁断ロスが少なく、効率よく本革を使用することができ、ローコストでの製作が可能です。
天然のシワを全て削り取るわけではなく少しだけ残している為、本来の革らしさも残っています。
しっとりとしていて柔らかく身体に馴染みます。
表面はウレタンコーティングがされているため、ふだんのお手入れはとても簡単です。
■(MY)
 
フルグレインと呼ばれるクローム鞣しの革です。
銀面を残した耐久性の高い革です。(オイルレザーにも言えることですが、銀面を残すと耐久性が上がります)
MS(ハーフグレイン)の革と比べると、より革らしさを楽しめる革です。
使い込むにつれ表面が滑らかになり、光沢が出てきます。
こちらもMSと同様に柔らかく身体に馴染みます。
銀面を残しているため、革本来の傷跡が残っていますが、表面は顔料とウレタンコーティングがされているため汚れにくくお手入れはとても簡単です。
■(ヌメ)
革本来の風合いを活かした、やわらかい素肌のような革です。
天然のタンニンだけで鞣した革で、革に含まれるタンニンの成分が酸化することにより、全体が淡い褐色に変色していきます。
また、汗や皮脂、汚れが染み込むことで風合いが増していき、また設置する場所によっても色の変わり方が違います。
表面にはコーティングを全くしていませんので、水のシミ等が付きます。
また、日に当たる場所に設置しておくとタンニン成分が抜け、革が白っぽくなります。

■(KW)

 タンニン鞣しのヌメ革をベースに、オイルを染み込ませますのでしっとりとした手触りです。

使いこむほどに風合いが増していき、自分だけのオリジナルソファが出来上がっていきます。
傷や汚れも付きますが、使用する程に肌に馴染んでいくのを実感する事ができます。
着色は染料のみを使用し染め上げ、革本来の質感をお楽しみ頂けます。
日のあたる場所に設置しておくと、白っぽく色あせていきます。
表面にはワックスを馴染ませていますので、汚れがつきにくくなっていますが、水のシミ等はできることがあります。

また、塗れた状態ですと色移りすることがありますので、注意が必要です。

ヌメ革やオイルレザーには、上の写真のようなお手入れ道具をご使用ください。
表面のホコリを落とし、オイルや栄養クリームをたっぷりと塗り込みます。
半日〜1日ほど乾燥させ、お手入れ完了です。
半年に一度程して頂くことにより、表面の質感をしっとりと保つ事ができます。
奥深い革の世界。
ご自身にぴったりの、上質な本革ソファを見つけてみてはいかがでしょうか。