今回はTVボードの脚について。
脚の種類とそれぞれの脚の特徴をご紹介したいと思います。
TVボードに使われる脚の種類は大きく分けると2種類ございます。
「台輪(だいわ)脚」と「上げ脚」の2種類です。
BRUNCHで扱っているTVボードも上記2種類のどちらかの脚が使われています。
●台輪(だいわ)脚とは?
TVボード本体を支える四角い枠組みの土台のことを「台輪」といいます。
構造もシンプルで、強度もだせることから昔の日本のTVボードは「台輪」タイプが主流でした。
●上げ脚とは?
複数本の脚でTVボード本体を支えるのが「上げ脚」タイプ。
TVボード本体と床との間に空間が生まれるのが特徴ですね。
日本での西洋文化の発展と家具製造技術の進歩とともに、
北欧家具のような細くて長い脚がついた「上げ脚」タイプのTVボードが増えていきました。
上げ脚タイプは鉄脚や板脚、ロの字脚などデザインの幅も広くなります。
●台輪タイプの特徴
①お部屋が広く見える
台輪タイプのTVボードは全体の高さを低くすることができます。
そうすることでTVボードより上の空間が広く映り、
お部屋が広く見えます。
②収納部分を大きくとれる
台輪タイプの場合、台輪自体の高さが低いので、
収納部分を大きくとっても全体の高さを抑えることができます。
上げ脚タイプの場合、脚で100mm前後の高さがでてしまうので、
全体の高さを抑えるために、収納部分を多少小さくつくる必要があります。
●上げ脚タイプの特徴
①見た目がスッキリとする(圧迫感が少ない)
上げ脚タイプはTVボード本体と床との間に空間ができます。
そのためお部屋に与える圧迫感が少なく、野暮ったさもなくなります。
②床掃除がかんたん
上げ脚タイプは本体下に空間があいているので、床掃除をする際もかんたんです。
お掃除ロボットなども通る高さのものも多いです。
●脚の役割について
余談ですがお客様から「脚はなくてはダメなのか?」「脚をなくして本体を直置きしたい」といったお問い合わせをたまにいただきます。
もちろん脚をなくして家具をつくることはできます。
ですが脚には床からの湿気や汚れを守ることや、
本体の扉や引き出しが開け閉めをしやすくすること、
そして掃除機をかける際に家具本体に衝撃を与えないことといった役割があり、
脚をなくすとそういった問題を回避することができなくなってしまうのであまりおススメはできません。
以上です。
「台輪タイプ」と「上げ脚タイプ」。
BRUNCHで扱うTVボードにはその両方をお選びいただけるTVボードも多いので、
お客様のライフスタイルとお好みに合わせてお選びいただけたら幸いです。