皆様がチェストという言葉を聞いた時、連想する家具はどのようなものでしょうか?
チェストが日本語になるとどうなるか辞書などをチェックすると蓋つきの大きな箱、もしくはタンスと書かれている事が多いです。
蓋つきの箱とは何かというと、
<CA-0178> ヴィンテージBOX
https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0178/
このような箱のことです。
ヨーロッパでは引き出しのような正確な技術を必要とするチェストが一般的になるまでは、こういった箱を洋服の収納家具として使用し、チェストと呼んでいたようです。
ただ、きっと皆様がイメージするチェストも以下のようなものであると思います。
<CA-0110> 水屋箪笥 ※現在は取り扱っておりません。
<CA-0117> ローチェスト ※現在は取り扱っておりません。
大きめの引き出しが設けられていて、洋服を畳んでしまう。
そんな使用方法がメインとなる家具たちですね。
しかし上の2商品は「※現在は取り扱っておりません。」ということで、BRUNCHで取り扱う収納家具一覧ページを見てもそれらしいものはほとんどありません。
実は最近の新築の住まいは戸建てのお宅・マンションを問わず、収納家具を買わずとももともと大きな収納スペースが造り付けで設置されているため、タンスと呼ぶに相応しい家具の需要は非常に小さくなってきております。
そのためBRUNCHでも、徐々に大型の「タンス」といった商品は減りつつあり、収納家具でいうとリビングに設置するようなサイドボードの種類が増えております。
そんな中でBRUNCHで現在も取り扱っている「チェスト」を見てみると、一つの共通点があります。
それは小ぶりで服をしまうという用途でデザインされている訳では無いという部分です。
<CA-0079> チェスト
https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0079/
こちらのチェストは特注でお好きなサイズに変えて頂けますが、基本のサイズはW420 D310 H650 (mm)と一人で軽々と運べるくらいのサイズ感です。
収納部の内寸も高さ10cmもなく、しまうとすれば文房具や書類などでしょうか。
コンパクトなサイズ感でリビングや廊下にちょこっと置いておくといった使い方が想定されます。
<CA-0114> FAX台
https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0114/
CA-0079に近いサイズ感・デザインですが、こちらはFAX台として使用する事を想定しデザインされました。
もちろんFAX台として使わなければいけない訳はなく、CA-0079同様、ちょっとした物の置き場としたり、お花台としてお部屋にアクセントを与えるための家具として使って頂いたりと様々な用途に使用することをお考え頂ければと思います。
<CA-0104> サイドチェスト
https://www.brunchone.com/catalog/cabinet_0104/
こちらのCA-0104は単品での使用ももちろん良いですが、デスクサイドチェストとしてデザインされているため、 例えばTA-0085 デスクと組み合わせて使用する事で真価を発揮します。
テーブルの作業スペースを広げ、尚且つ収納力も持たせられる、デスクのお供にぜひおすすめしたい家具です。
このように3台のチェストをピックアップしてみましたが、いづれもお部屋のメインとなる家具というよりは、アクセントとなるようなものや、何かに付属する事でより意味を持つような家具たちです。
かつての日本では収納といえばタンス、チェストという事で、そういった置き家具は人気がありました。しかし時代は変わり、造り付けの収納がある部屋が多くなった事で、チェストのサイズを小さくなり、役割を変えて残っています。
小さな引き出しはものを小分けするのに非常に便利ですので、お探しの方はきっと多いと思います。
そんな方は以下の収納一覧ページからお気に入りの一台を探してみてください。
https://www.brunchone.com/search/storage/