【無垢材】のダイニングテーブル

 

当店は【無垢材】を主に取り扱っているのですが
よくお客様からの質問で
「無垢材」ってなんですか?
と聞かれることが多いです。

なので本日は【無垢材】のテーブルならではの良し悪しをお伝えいたします。

 

そもそも無垢とは「けがれが無いこと」です。
けがれのない材、すなわち純粋な木そのものを使用しております。

植えられている木を伐採し、その材を接ぎ合わせて無垢材のテーブルが誕生いたします。戦前までは日本のほとんどの家庭が無垢材の家具を使用しておりました。

 

《メリット》

天然木の為、木そのものの風合いを楽しめる
テーブルの表面を触っていただくだけで、合板のものと無垢のものの違いがはっきりとわかります。また経年変化で色味が変わっていく姿も見ていてお楽しみいただけます。

 

キズや汚れも削って直すことができる ※オイル仕上げに限る
これはうれしいですよね。
テーブルは毎日使うものだからこそ、どんなに気をつけていても
キズ等ができやすく、目にもつきやすいのがネックです。
無垢だとそんな傷を削っていただくと
新品みたく、元の状態に戻ります。
その為、より永くお使いいただけます。

 

テーブルに愛着がでてくる
オイル仕上げですと定期的なメンテナンスが必要ですが
オイルを塗った分、光沢や色味がよみがえります。
家具の中でもより多く触れる機会があるテーブルです。
無垢の暖かみを感じられがらのメンテナンスは
次第に楽しく感じられるかもしれません。

 
重厚感がある
天板も一番薄くてもほとんどが25mm厚です。
ですので存在感もあり、なんといっても
合板ではまかまかなえない重厚感が味わえます。
テーブルはお部屋の中心に近い場所に置かれる方が多いのではないでしょうか。
無垢材のテーブルを置くことによりお部屋の雰囲気をぐっと変えてくれます。

 

 

メリットをお伝えしていたら日が暮れてしまいそうなので
次にデメリットもご紹介します。

 

《デメリット》

木が動く
木が動く!?そんなばかな。。
なんて思いますが、本当です。
木には調湿採用があり、室内の湿度を調整せてくれます。
しかしそのことにより、乾燥の時期は木の水分が室内に繰り出されてしまうので木が瘦せてしまいます。
痩せてしまうと、木と木の接ぎ目から隙間ができ
ひび割れが起きることがあります。
それを防ぐために、冬場は無垢材のそばに加湿器
置いていただく事をオススメしております。
また、少しのひび割れでしたら梅雨の時期に
木が膨張し戻ることもございます。
木が生きていることを痛感できます。

 

納期がかかる
大量生産ではないので注文が入ってから作り始めるので
納期が平均1ヵ月半~2ヵ月半かかるものが多いです。

 

木目がそれぞれ異なる
自然の中で育った木ですので、一本一本木目が異なります
人の肌と同じですね。同じ木目は誕生しませんので
世界に一つだけのテーブルがご自宅に届きます。
木目を指定することも出来かねますので
展示品とイメージが違うこともあるのでご注意下さい。

 

重さがある
合板とは違い天板の厚みすべてが木でできている為、想像以上に重いです。
テーブルはそんなに移動される機会は少ないかと思いますが
よくご自宅で模様替え等されるかたは展示テーブルを持ち上げてみて
重さを確認して頂ければと思います。

 

 

いかがでしょうか。
無垢の方がいい。合板の方がいい。
皆さまそれぞれ思いかたは違うかと思います。
それぞれ長所と短所があるので是非比較してみて下さい。

無垢材のテーブルの中でもいいろいろな形や樹種があります。
そちらはまた別の記事でご紹介してますのでご覧ください。