家具にも季節を(春)

こんにちは、無垢家具のBRUNCHです。

本日は、2022年2月4日「立春」です。
まだ風が冷たい日が続いておりますが、
早くも「春」がやってきましたね🌸

本格的に春を感じ始めるのはもう少し先になりそうですが、
4月に学校や新社会人になる方は、新生活に向けて、
徐々に支度をはじめている人も多いのではないでしょうか。
準備は大変ですが、新しい環境はいつでもドキドキで
楽しみな気持ちと、緊張が合わさってなんだか甘酸っぱいです。

ところで、今回のテーマは
<家具にも季節を>です!

外の景色は季節により、一年春夏秋冬移り変わっていきますが、
お家の中はいかがでしょうか。
ご飯は季節の旬の食材で、移り変わる気もしますが、、、
家具は・・・?

いつもそこにあることが当たり前で、
お家の固定された見える景色になってはいないでしょうか。

大きく面積を取ることも多い家具だからこそ、
ぜひ家具に季節を取り込んでほしい、
春を取り入れて、気分も上がるような
そんなご提案をさせていただきます。

家具にも季節を(春)

家具はそうそう買い替えが頻繁ではありませんが、
ちょっとしたトッピング・アクセントを加えれば
簡単に春を取り入れられます!

「ファブリック(布)」の色を春カラーに変える

ソファやチェアによって、カバーが簡単に取り換えられ、
お手入れができる商品がございますので、
先に、『春夏用』と『秋冬用』の替えカバーを
持っておくと、衣替えと同じ時にカバー交換、
クリーニングもできるので、一石二鳥です!

とはいえ、カバー交換が難しいものも、、、
季節に合わせていちいち張り替えは出来ないので、
ソファ上のクッションやブランケット、チェアの座クッションなど、
パステルカラーを選んで、家具に組み込んでみてはいかがでしょうか。

パステルカラーが春を感じやすいですが、
お部屋のテイストに合わせて、
モダンな雰囲気ならはっきりした色味  <緑> <桃>
北欧テイストであれば柔らかい色味 <黄緑> <淡い色>
など、小さい面積でも春カラーを取り入れると◎

色以外にも、素材感にもこだわりをだす!
綿、麻、ウール、シルクなど、生地の素材や織り。
素材・織りの持っている季節のイメージをここでプラス!
色以上に見た目にも、触った感じにも表現が出来るので、
より、自然に表現できておススメです。

春のお花や小物をトッピング

テーブルの上に春の香りやつぼみのあるお花を
アクセントにトッピング。
華やかな色のお花がついた植物や、桜の枝など、
背丈が出るようなすこし大ぶりなものを用意して
観葉植物と同じような位置で置くと、
ソファやリビングボードに直接触れていなくでも
空間全体で盛り立ててくれます。

テーブルクロスを春仕様にするだけでも、
ナチュラルに視界に入り込むので、
イメージを崩し過ぎずに、溶け込みます🌱

春は新生活や新学期のスタート、
ちょっとした切り替えにもリフレッシュにも
お家の中まで、日本の四季折々を
インテリアに取り込んでみてはいかがでしょうか。

 

ニューフェイスのオリジナル商品〈目黒本店〉

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

今年も梅雨入りの時期になりましたね。
関東は今週にも梅雨入りでしょうか。。。
梅雨らしくもじめっとした空気を感じますが、
ちらほらとあじさいも咲き始め、
日本の四季は移り変わりが素敵だなぁと、嫌いになれない季節です。

さて、今回は最近BRUNCH目黒本店に入ってきた、
一押しのニューフェイスをご紹介いたします!

TA-0827 ダイニングテーブル

やさしい印象とスタイリッシュな印象を併せ持ったダイニングテーブル。

幅は1300~2000、奥行きは800~900からサイズをお選びいただけますので、
使い方やレイアウトに合わせてオーダー可能です。
樹種はホワイトオーク/ウォールナット/ブラックチェリーから、
仕上げはオイル/ウレタンのどちらかお選びいただけます。

4本の木脚は脚先になるほど細くなっており、また外に広がるようについているので、圧迫感もなく、すっきりと軽やかなイメージ。天板の面形状はシャープでありながらも、丸みを帯びているので、組み合わせるチェアやベンチによって雰囲気が決まります。ぜひお好みの組み合わせを見つけてみてくださいませ。

 

TA-0809 オーダーメイド 鉄円柱脚+25mm無垢材ラウンドテーブル

鉄円柱と天然木を合わせた個性的なラウンドテーブル。
ブラックスチールの脚が際立って、モダンで大人な印象です。
天板の中央についた脚はデザイン性だけでなく利便性も高い!

【メリット】

チェアに掛けたときに脚が邪魔にならず、
気にせずお使いいただけます。
4本脚と比べてチェアを入れられる場所が決められていないので、
好きな位置にチェアを配置できます。
底面にアジャスターがついているので、グラつき調節も可能。

他にも、ラウンドテーブルの特徴は前回のブログにもご紹介しておりますので、ぜひお読みください

天板の面形状はTA-0827のダイニングテーブルと同じなので、圧迫感がなくスタイリッシュな印象と木のあたたかみ、やわらかい印象も合わさったデザインです。

TA-0828リビングテーブルも同じ面形状となっております。

同じデザインでもサイズや樹種によって、インテリアとの組み合わせによって、雰囲気ががらりと変わることもあります。
気に入ったデザインよりも実際に合わせると思っていたイメージと違うことも・・・
BRUNCHではお好みのイメージなどをヒヤリングさせていただき
コーディネートのご提案をさせていただきますので、
どうぞお気軽にご相談くださいませ。

ラウンドテーブルの特徴

こんにちは、BRUNCHです。

今回はラウンドテーブル(円テーブル)を紹介していきます。
ダイニングテーブルといえば真っ先に長方形のテーブルが思い浮かぶかと思いますが、様々なデザインのダイニングテーブルがあります。

その中の一つラウンドテーブルも人気の高いデザインです。
そこでラウンドテーブルにすることで得られるメリットをご紹介します。

1、お部屋の印象を柔らかくする
角がなくお部屋に「柔らかさ」や「優しさ」といったイメージを与えてくれる存在になります。よく考えてみるとお部屋の中の家具というと直線的なものが多く丸みの帯びたものってなかなか無いんです。その中でラウンドテーブルを置くことによってお部屋の印象を一気に穏やかに変えることができます。

2、小さな子供がいても安心
一般的なテーブルの高さは約70センチ程になるので、歩き始めたばかりぐらいの子供のちょうど顔あたりにくるので角がないというのも安心ポイントになりますね。

3、会話がしやすい
ラウンドテーブルでは視線がテーブルの中心へと集まります。また隣に座る人が斜め45度になることでコミュニケーション性が高まります。人は正面に座る人よりも斜め45度の方が友好関係を築きやすいとされています。また全員が中央のものを取りやすいので一体感も生まれやすいです。

また念の為デメリットポイントもあげておきます。

1、テーブルの面積に対し、設置に必要なスペースが大きい
1番のデメリットはこちらではないでしょうか。
椅子の出し引きを考えるとテーブルの面積に対し、設置スペース想像以上に必要となります。長方形のテーブルの場合だと基本的にはテーブルの長手方向に椅子の出し引きをするのみですが、ラウンドテーブルの場合は四方に出し引きする必要が出てきます。ご自宅が長方形のダイニングスペースの場合特に注意が必要となります。ただ大人数で使用する際はちょっと詰めて座れば想定の人数よりも多く座ることも可能です。小さなスツールなどがあると柔軟に対応できそうです。

2、一人分のスペースが狭くなる
ラウンドテーブルだと丸いため一人分のスペースは狭くなります。
例えば4人で使用する際、四角いテーブルだとランチョンマットを敷いても問題ないことがほとんどですが、ラウンドテーブルの場合だとランチョンマットの端が重なってしまうことがあります。それぞれ料理を用意する場合は狭く感じてしまいますが、中央に大皿を置いてみんなで取り分けるのに向いています。

これまでダイニングテーブルというと四角いものしか頭に無かったというかたもラウンドテーブルのメリットやデメリットを考慮しつつ、選択肢の一つとして考えてみるのはいかがでしょうか。

アウトドアリビング

 

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

令和2年の梅雨はずるずると続いておりますが
関東は本日やっと梅雨明けです!
これからはガンガン照りの強い日差しがやってくる8月。

厳しい暑さが続きますが、
夏の空は青く澄んでいてとても爽快ですね。
暑さだけじゃないそんな季節を元気に乗り切るためにも
ぜひ楽しんで夏をお過ごしください。

今回のテーマは、カラッと晴れた日の木陰の下、
バルコニー・テラス・ガーデンなどでの時間を
より充実させてくれる屋外用家具についてです。

屋外用家具(ガーデンファニチャー)とは 

バルコニー・テラス・ガーデン・庭園や中庭など、
屋外に置いて使用する家具。
近年ではリビングの延長として、
『アウトドアリビング』という単語も
よく聞くようになりました。
日差しや風などにもあたるため、耐久性が重要になります。

今年はコロナなどの影響から
外出自粛やリモートワークが増えてきたこともあり、
おうち時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。
そこで自宅にいながらも解放感を感じられる
アウトドアリビングが注目されてきているように感じます。

もともとガーデンファニチャー(庭用家具)として
置かれる家具はコーヒーテーブル、チェア等でありましたが、
近年ではアウトドアリビングとして、それらに加え
ダイニングテーブルやソファ等も置かれるようになってきました。

使われる材は、
チーク材、人工ラタン、アルミ、鉄、
プラスチック系、バンブー、ガラス…と、様々な素材が使われています。

その中から材について4つほどご紹介いたします。

1.チーク材

※画像はイメージです。

木製タールの油分が含まれており、耐久性・耐水性があり、
古くは造船用の材としても使われるほど。
材質は目が詰まっており、固く強靭。
乾燥後狂いが起こりにくいことが特徴です。

他の木材では朽ちてしまったり、
なかなか外で使用するには強度に欠けますが、
チーク材はその点他木材と比較して強く、
また、プラスチックなどでは出せない
ナチュラルな木材のあたたかさがあります。

2.人工ラタン

※画像はイメージです。

ラタンは「籐(トウ)」のことであり、
昔から家具や籠の材料として使われることが多い材です。
ですが、それでは強度に欠けるため、
その風合いに似せてポリエチレン等で作られたものが人工ラタン。
腐食やカビに強く、雨や風、紫外線にも強く、
色落ちしにくいことが特徴です。

モダンアジアンなどのインテリアスタイルに
よく馴染む素材で、リゾート感もあるので、
非日常感を感じられる空間を演出できます。

3.アルミ

※画像はイメージです。

加工がしやすく、鉄に比べて錆びにくいことが特徴です。
また、軽量なので屋外からしまう際、簡単に持ち運びができます。

デザインが多く流通しており、
折りたためるものなどもあるようなので、
使わない間もコンパクトですっきり収納できます。

4.鉄

※画像はイメージです。

イングリッシュガーデンに合うようなアンティーク調のものが多く、
酸化すると赤いさび等が発生しますが、高強度で耐久性に優れており、
細いラインやデザイン性が高いことが特徴です。

シチュエーションは庭園の雰囲気は合いやすく、
アンティークエレガントなスタイルを演出します。

使う材によって印象が変わってくるので、
先にテーマを決めておくとイメージが固まりやすく、
家具選びも決まりやすいかもしれません。

室内の暮らしでは味わえない木陰から零れる太陽の光やそよ風、
どこまでも続く圧迫感のない空間に屋外用家具を置いて
素敵なリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

ウレタン塗装の家具

BRUNCHの家具はほとんどの商品がオイル仕上げかウレタン仕上げかがお選び頂けます。
それぞれに特徴やメリットがある中、
近年のDIYの普及により、オイル塗装は身近になってきましたが、ウレタン塗装とはどういったものなのか疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まずはオイル塗装とウレタン塗装の違いについて、

 

《オイル塗装》
天然植物由来のオイルを主原料とした塗料で、木材に染み込ませて表面を仕上げます。

《ウレタン塗装》
プラスチック樹脂系のポリウレタン樹脂で、木材の表面をコーティングして仕上げます。

2つの塗装方法の大きな違いは、表面をコーティングしているか・していないか。
オイル塗装の場合は表面をコーティングしていない分、「木」本来の風合いが味わえてナチュラルな仕上がりになります。
一方、ウレタン塗装の場合は表面をコーティングしているため、つるっとした表面になり「木」本来の風合いはオイル塗装に比べると少なくなってしまいます。

しかしウレタン塗装はオイル塗装に比べて水や熱に強く、汚れもふき取りやすいという特徴があります。

例えば表面の濡れたコップや温かい飲み物の入ったマグカップをテーブルの上で暫く放置していると、オイル仕上げの場合は木が直接水や熱の影響を受けてしまうため、その部分がカップの底の形で輪染みになってしまいます。
その点、木の表面がコーティングされているウレタン塗装では、水や熱の影響を受けにくいため輪染みは出来にくくなっています。

以上の特徴から、食事をする機会の多いダイニングテーブルに向いた塗装方法でもあります。
日々のメンテナンスが煩わしく感じる方には是非ウレタン塗装がおすすめです。

では、メリットばかりかと思われるウレタン塗装ですが、もちろんデメリットもあります。
表面にコーティングしたウレタンに傷がついてしまった場合、自宅でのセルフケアが出来ないという点です。

オイル塗装の傷の場合は木の表面自体に傷がついている状態ですので、その傷が味になったり、手間はかかりますが自宅での修理も可能です。
ですがウレタン塗装に傷がついてしまった場合は、一度塗装を剥がし、再度塗装が必要になるため修理に出さなければなりません。

ウレタン塗装とオイル塗装、それぞれにメリット・デメリットがありますが、一生ものともいえる家具のご購入を検討されるときは、デザイン性はもちろんですが、普段の生活リズムに合わせた手入れのしやすさも視野に入れてご検討してみて下さい。

ちなみにBRUNCHでは自社に工房があるため、お買い上げいただいた商品の修理もお承りしております。
詳細は下記リンクからご確認をお願い致します。
https://www.brunchone.com/after_support

 

 

 

近年のインテリアトレンド

服に流行があるように、インテリアにもトレンドがあります。

ここ最近は《ボタニカル》、《アウトドアリビング》などといったキーワードが注目されています。緑の植物をお部屋にふんだんに飾り、自然の中で暮らすようなイメージです。

また、ブルックリンスタイルなどに代表される《インダストリアル(工業的)》なインテリアも流行しています。家具には鉄脚を組み合わせたり、照明はハダカ電球を使うなど、武骨さを感じるアイテムをお部屋の中に取り入れるスタイルです。男前インテリア、塩系とも言われています。

この2種類のキーワードを組み合わせたインテリアが近年の流行のように感じます。

BRUNCHの家具でも無垢材と鉄脚を組み合わせたアイテムが増えてきています。

インテリア雑誌にあるような植物をいたるところに飾ったり、床や壁をコンクリート打ちっぱなしにする、などそこまでやる必要はありません。(植物のメンテナンスも大変ですし、内装を変えるのはコストがかかり過ぎます。)

メンテナンスが楽なエアープランツを飾ったり、チェアだけビンテージ風のものにする、などインテリアの流行はワンポイントに取り入れるだけでも十分です。長い目で見るとその方が飽きがきませんし、また違うトレンドの波がきたときに変えやすいです。

 

そしてもうひとつ、北欧インテリアは根強い人気です。

なかでも最近はスカンジナビアンモダンが注目されています。

スカンジナビアンモダンとはスローライフを意識した、落ち着きとゆとりのある清潔感あふれるインテリアが特徴です。

グレーの張り地が定番ですが、グレーの中でも淡いブルーグレーや薄いラベンダーのようなカラーがトレンドです。

BRUNCHのWEBサイトにはスタッフが考えたコーディネートが掲載されています。

ゴテゴテし過ぎず、真似しやすいインテリア空間となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

→BRUNCHのトータルコーディネートプランニング

 

もちろん、ご来店の際はスタッフにお気軽にご相談ください。

無垢鉄を使った家具

「無垢鉄」という素材をご存知でしょうか。
中が空洞のパイプと異なり、中身までしっかり詰まった鉄の素材を「無垢鉄」と呼びます。

強度があり、加工しやすい素材のため、
細みでシャープな形をデザインすることが可能です。
無垢材では強度面で難しい形も、無垢鉄は表現することができます。

そんな無垢鉄の素材を活かしたテーブルがこちら。

細身のパーツで構成されたシャープであり、デザイン性の高い脚が特徴です。
無垢鉄を組み合わせることで、無垢材の天板もまた違った見え方になりますね。

無垢鉄はデザインや塗装によっても印象が変わります。


シンプルで細身の円柱デザインは、白塗装にすることで、
柔らかなイメージに。
ナチュラルで明るい雰囲気になります。

まったく同じデザインでも黒塗装にすると、
シャープな印象に。

「鉄」という素材も、形の加工や塗装で様々な雰囲気の家具に仕上がります。
また、異素材の「無垢鉄」を組み合わせた家具は、デザイン性も高く、
お部屋の中のアクセントになります。
一味違う家具をお探しの方は、是非、「無垢鉄」を使用した家具をご検討ください。

ダイニングテーブルとその面形状

ダイニングテーブルの印象を決める要素の一つに、天板の面形状があります。
面形状とは天板の木端、木口の形状の事。

テーブルによって様々な形状ではありますが、幾つかのバリエーションに分ける事が可能です。

1. 角面
多くのテーブルに使用されている形状です。

もっともシンプルで、もはや形状として意識されないかもしれません。

四角い形はほとんどのお部屋と同じ形。

落ち着きがあり、他のデザインの邪魔をしません。

ダイニングテーブルの構成要素として重要なポイントの一つである天板の厚みもはっきりと分かるデザインであるため、天板の厚みが売りのテーブルは基本的にはこのデザインになっています。

上の写真のテーブルはTA-0604で厚み38mmですが、こちらTA-0202は27mm。

特別に薄い天板ではありませんが、38mmと比べるとスリムに見えます。

そんな天板に合わせて、細身のスチール脚を組み合わせる事で、重厚さが不要という方に支持されています。

2. 丸面
天板の縁が全体的に丸みを帯びているデザインです。

写真のTA-0609 ダイニングテーブルの場合、緩やかな丸みで優しく温かみのある印象になります。

角がありませんので、お子様が頭をぶつけてしまう事が心配な方にもオススメのデザインです。

天板の縁を握った場合も、角がない事で安心感が得られると思います。

3. 船底面
天板の縁の下の方が削られ、船の底のような形状になっているものです。

船底面には上記写真のTA-0067のように丸みを帯びているタイプと角ばったデザインのタイプがあります。

それにより大きく印象は変わりますが、共通して軽やかで、洗練された印象になります。

天板も薄く見えてきますので、重厚感があるダイニングがお好きでは無い方にもオススメです。

こちらは角ばったデザインの船底面 TA-0551です。

天板をななめにカットしたデザインでTA-0067の船底面と比べると温かみが無くなり、シャープな印象になりました。

面形状についてはご紹介したデザインのバリエーション違いや、それを組み合わせたものなど千差万別で、さらには天板自体の形が円や楕円形である場合などには上でご紹介した内容とは機能や印象が違ってくる場合もあります。

一つのテーブルで複数の面形状の中からお選びいただける場合もございますので、ご不明点がありましたらお気軽にスタッフへご質問下さい。

古材のダイニングテーブル

ダイニングテーブルはさまざまなものがございます。

BRUNCHでは丸太を製材した一枚板のダイニングテーブルや、約6枚から10枚くらいの細く製材された板をはぎあわせてできたダイニングテーブル、古い木造建築物を解体してそこから得られた材木を使用した古材ダイニングテーブルがございます。

今回は古材のダイニングテーブルに絞ってご紹介しようと思います。

まず、アンティーク家具とヴィンテージ家具、古材家具の違いです。
みなさん、違いが分かりますでしょうか。
簡単に説明させていただきます。

アンティークとは】
家具や道具、衣類やアクセサリーなどの装身具、絵画やインテリアなどの品で製造されてから100年以上経過したもの、かつ美術的・芸術的価値のあるもののことを指します。

ヴィンテージとは】
別の時代に作られたもの20年から30年以上、100年未満の年数を経たもののことを指します。

古材とは】
古い木造建築物を解体して、そこから得られた材木を使用して家具にしたものです。

詳しくはこちらのブログをご覧ください。

BRUNCHでは特にチーク古材にこだわってダイニングテーブルを取り扱っています。

古材のいいところをご説明いたします。

メリット
■新材より強度があります。
古材は長い時間をかけて自然乾燥をしていき強度を増していく「天然乾燥材」です。
新材が家具として加工できる流れは
1.まず丸太の木を同じ大きさにカットします。(この時、含水率(木に含まれる水分のことを指します)は100%です)

2.次に天日干しします。天日干しする期間は約5年から6年します。(含水率はここで約30%~40%くらいになります。)

3.最後に人工乾燥機で約半年乾燥させます。(含水率はここで約14%~15%くらいになります。)

ここまできてやっと家具として加工することが出来るのです。
新材が私たちが普段使っている家具として使うことができるのは約7年から8年くらい時間をかけないとできないものなのです。

なので古材は新材にくらべて丈夫で長持ちするのです。
その中でも、チークは世界的にも人気の高い樹種です。
古材チークは、強靭な耐久性があり、狂いが少なく海水や虫にも強いという万能な材木です。

■経年変化の味わい
いぶされて黒ずんだ木肌、経年変化による傷や汚れがあり、新材では味わうことができない空気感風合い、また埋め痕キズ痕質感の魅力を存分に楽しむことができます。

■環境にやさしい
古材は古い木造建物の解体の際の廃棄物を減らすことができます。
また、チーク材は客船によく使われていた樹種になります。
端材を組み合わせてできたものもあります。

TA-0102 チーク古材ダイニングテーブル

 

TA-0048 チーク古材2人掛けダイニングテーブル

 

TA-0049 チーク古材4人掛けダイニングテーブル

 

TA-0050 チーク古材4~6人掛けダイニングテーブル

ダイニングテーブルでも一枚板のような高級感があるダイニングテーブルや、家庭的でスタンダードなダイニングテーブル、古民家やお洒落なカフェにある古材のダイニングテーブルなど選べる幅はかなり広くあります。

みなさんのお好きなテイストにあったダイニングテーブルを見つけてくださいね。

ダイニングテーブルの脚の位置について

ダイニングテーブルの脚が付けられている位置について、注目したことはあるでしょうか。
実はテーブルの脚の位置は、デザインだけの問題で決められているのではないのです。

それをご説明するために、まずはこちらの写真をご覧ください。

違いがお分かりになりますでしょうか。
四本脚、ということは変わらないのですが、よく見ると①の方が②のテーブルの脚に比べ、天板の内側に付いていますね。
①の方の脚は天板の端から約5mm中に入ったところに付けられているのですが、何故天板の端ピッタリに付けていないのか、不思議に思われませんか?
実はこの脚の取り付け位置には、木の性質が関わっているのです。

まずは、木という素材の特性についてお話しします。

木材は組織内に水分を含有する素材です。
この、木材に含まれる水分量(『含水率』といいます)は、木材が「呼吸」することによって変化します。木は伐採された後でも、周囲の温度や湿度に合わせて空気中の水分を吸ったり吐いたりして、湿度の調整をしています。

つまり、周囲が乾燥している時は木の中の水分を吐き出すことにより収縮し、逆に湿度が高い時は、余分な湿気を吸収して膨張するのです。

ちなみに、この特性によって起きてしまう代表的な事象が、反り・割れです。

無垢材家具は、空気がとても乾燥した場所に置いておくと反りや割れが起こる事が稀にありますが、それもこの木の収縮が起きてしまった事が原因です。そこで、空気の乾燥が進む秋口~冬の間は、木の家具が置いてあるお部屋には、ご自身の喉が痛くならない程度に加湿器をつけて頂く事をお勧めしています。

少し話が逸れましたが、この木が持つ特性ゆえに、①の脚は少し中に入った位置に取り付けられているのです。
例えば湿度の変化により脚が膨張を起こしてしまったとして、もし最初から脚が天板の端にピッタリに付けられていたらどうでしょう?
天板より外側に脚が飛び出してしまう事になり、不格好になってしまいますよね。
つまり、①の脚は、多少膨張を起こしても見た目におかしくならないように、あえて少し内側に付けられているのです。

ではここで、皆様が疑問に思われるだろうポイント、②は何故天板の端とほぼピッタリの位置に付けられているのか、という点についてお話しします。

膨張してしまうという木の特性は変えられない。しかし、デザインに一工夫加えることで、例え膨張が起きてしまっても目立たなくする、ということは可能なのです。

もう一度、②の脚の付いているところを見てみて下さい。

天板と接地している部分に、スリットが入っていますよね。実はここが大きなポイントなのです。写真に少し手を加え、脚を少し膨張させてみましょう。


①のようなタイプ(スリット無し)の脚だと、少しでも天板から飛び出ただけでかなり目立ってしまうのですが、天板と脚の間に隙間が出来る事で、脚が多少膨らんでしまっても直接段差にならないため視覚的にごまかされ、①ほど気にならなくなるのです。

また、スリットは陰影を強調することで直線的な印象を際立たせる効果もあるので、まさに一石二鳥の役割を担ってくれています。

 

今回はテーブルの脚の取付け位置から、膨張・収縮という木の特性についてお話させて頂きました。

木の家具は、お部屋の湿度を調整し、快適な空間づくりに一役買ってくれるアイテムです。しかし、膨張・収縮、経年変化など、木材特有の様々な性質を切り離して考える事はできません。木の特性を理解し、上手につきあっていきたいですね!