木ダボについて

こんにちは、

一枚板テーブルとオーダーメイド家具の店 BRUNCH です。

夏日や、急な雷雨もあったりと、不安定な天候ですが、
初夏の爽やかな風が心地よい季節になってきましたね。

私は先日みなとみらい・山下公園に行ってきましたが、
バラが終わりかけ、アジサイが綺麗に色づき始めていて、
梅雨の始まりを感じました。きっと夏までもあっという間ですね!

さて、今回の家具と学ぶのテーマは、
家具作りに欠かせない『木ダボ』についてです。

<木ダボとは>
形は小さな棒状です。
主に木材同士をつなぎ合わせる「ダボ継ぎ」を行うときに必要な部品です。
ダボ継ぎとは、接合面の両方に木ダボと同じ大きさの穴をあけて
差し込んでつなぎ合わせる方法です。

木材をつなぎ合わせるには、ビス(ネジ)で留めることを
初めに思いつきますが、ダボ継ぎは釘やビスなどを使わずに
つなぎ合わす事が出来るので、見た目もきれいに仕上げられます。

実際に外から目に見えるもので無いので、印象に残りませんが、
身近なところでは木製のダイニングチェアやベンチ、収納棚など、
様々なものに使われています。

ダボ継ぎ以外には、ビスで打った痕を隠したり、
棚受けなどにも使われます。

<ダボ継ぎ>
木材と木材を組み合わせるダボ継ぎには、
木ダボ、木工用ボンド、ドリルドライバー、ゴムハンマー、クランプ、
スケール、筆記用具などが必要になります。

まず、木材の接合面の両方にダボ打ちしたいところに印をつけ、
印のところにドリルドライバーを使って木ダボサイズの穴を開けます。
穴が開いたら、片方の接合面と開けた穴、木ダボのすべてにボンドを入れ、
合せたい木材の片方と木ダボを差し込み接着します。
木ダボが穴にしっかりを入っていることを確認出来たら、
もう片方の木材にもボンドを入れ、接着します。
この時もしっかりと入るようにゴムハンマーで叩いて、
隙間が無い事を確認!
最後にボンドが完全に乾くまで、クランプで固定すれば完了です!

<目隠し>
打ち込んだビスの頭を隠すのにも、木ビスは活躍!
方法はビスを打ちたいところにすこし穴を掘り、
掘り込んだところでビス打ち、
残りの穴を埋めるように木ビスを差し込み、
飛び出た部分をのこぎりで切り落とし、ペーパーでやすれば完了です!

ビスが表に見えないので、見た目は綺麗で、
同質の木材だからこそ、とてもよく馴染みます。

今回は、あまり直接に見ることのない、木ダボについてでした!
木ダボを使った目隠しの方法は木ダボと木目を揃えたりをと
より目立たなくする方法もありますが、それはまたの機会に!

組まれている家具フレームの中、知らないことも多いので、
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!
お読みいただき、ありがとうございました♪

ペーパーコードについて

こんにちは。
一枚板テーブルとオーダーメイド家具の店 BRUNCH です!

今回は「ペーパーコード座面」についてお話し致します。

【ペーパーコードとは?】
「紙」を材料とした家具用の紐のことで、樹脂を含ませていることによって表面がコーティングされており、しっかりとした強度を保ちます。
主に、かごやバスケット、椅子の座面などに使われます。

第一次世界大戦中に生産されるようになり、元々は麦などを束ねる紐として利用されていました。
従来の植物の茎・葉を原料として作られたものよりも紐の品質が均一なことから、椅子の製作にも用いられる様になったそうです。

【ペーパーコードの魅力】
・なんといっても「通気性」が抜群!
ペーパーコードをフレームに編み込んでいく手法により生まれる適度な隙間が、夏は湿気を逃し蒸れず、冬は暖かい空気を通し座った時にひんやりとすることはありません。

・自分専用の座面!
布地や革張りの場合は、長く使っていると中材のクッションがへたってきたりしますよね…
ぺーパーコードの場合は、「へたる」ではなく、「使用する人の体重や癖で座面が出来上がる」というイメージです。
座る度に、使用する人ののお尻の形に合わせて少しずつ変形してきます。段々と自分のお尻にフィットし、より快適な座り心地になります。

【 BRUNCHで展示中のペーパーコード座面の商品をご紹介致します! 】

CH-0014 ダイニングハーフアームチェア

CH-0186 ダイニングサイドチェア


上記のBørge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)の『J39モーエンセンチェア』は、2022年にデザイン75周年を迎え、記念モデルを販売しております。
記念モデルにはボーエ・モーエンセンのサイン入りの真鍮プレートが特別に付属しております。
こちらのキャンペーンのご紹介は、改めてブログに掲載致しますので要チェックです!

CH-0077 座椅子

洋の空間でももちろん合いますが、畳と似ている雰囲気もあり、和の空間とも合うペーパーコード。

BRUNCH目黒通り本店に展示がございますので、一度座ってみてはいかがでしょうか。

BRUNCH東京目黒本店

〒153-0064
東京都目黒区下目黒5-3-2
Tel/Fax: 03-5725-5050
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日・火曜日
(祝祭日の場合は営業いたします)

家具にも季節を(春)

こんにちは、無垢家具のBRUNCHです。

本日は、2022年2月4日「立春」です。
まだ風が冷たい日が続いておりますが、
早くも「春」がやってきましたね🌸

本格的に春を感じ始めるのはもう少し先になりそうですが、
4月に学校や新社会人になる方は、新生活に向けて、
徐々に支度をはじめている人も多いのではないでしょうか。
準備は大変ですが、新しい環境はいつでもドキドキで
楽しみな気持ちと、緊張が合わさってなんだか甘酸っぱいです。

ところで、今回のテーマは
<家具にも季節を>です!

外の景色は季節により、一年春夏秋冬移り変わっていきますが、
お家の中はいかがでしょうか。
ご飯は季節の旬の食材で、移り変わる気もしますが、、、
家具は・・・?

いつもそこにあることが当たり前で、
お家の固定された見える景色になってはいないでしょうか。

大きく面積を取ることも多い家具だからこそ、
ぜひ家具に季節を取り込んでほしい、
春を取り入れて、気分も上がるような
そんなご提案をさせていただきます。

家具にも季節を(春)

家具はそうそう買い替えが頻繁ではありませんが、
ちょっとしたトッピング・アクセントを加えれば
簡単に春を取り入れられます!

「ファブリック(布)」の色を春カラーに変える

ソファやチェアによって、カバーが簡単に取り換えられ、
お手入れができる商品がございますので、
先に、『春夏用』と『秋冬用』の替えカバーを
持っておくと、衣替えと同じ時にカバー交換、
クリーニングもできるので、一石二鳥です!

とはいえ、カバー交換が難しいものも、、、
季節に合わせていちいち張り替えは出来ないので、
ソファ上のクッションやブランケット、チェアの座クッションなど、
パステルカラーを選んで、家具に組み込んでみてはいかがでしょうか。

パステルカラーが春を感じやすいですが、
お部屋のテイストに合わせて、
モダンな雰囲気ならはっきりした色味  <緑> <桃>
北欧テイストであれば柔らかい色味 <黄緑> <淡い色>
など、小さい面積でも春カラーを取り入れると◎

色以外にも、素材感にもこだわりをだす!
綿、麻、ウール、シルクなど、生地の素材や織り。
素材・織りの持っている季節のイメージをここでプラス!
色以上に見た目にも、触った感じにも表現が出来るので、
より、自然に表現できておススメです。

春のお花や小物をトッピング

テーブルの上に春の香りやつぼみのあるお花を
アクセントにトッピング。
華やかな色のお花がついた植物や、桜の枝など、
背丈が出るようなすこし大ぶりなものを用意して
観葉植物と同じような位置で置くと、
ソファやリビングボードに直接触れていなくでも
空間全体で盛り立ててくれます。

テーブルクロスを春仕様にするだけでも、
ナチュラルに視界に入り込むので、
イメージを崩し過ぎずに、溶け込みます🌱

春は新生活や新学期のスタート、
ちょっとした切り替えにもリフレッシュにも
お家の中まで、日本の四季折々を
インテリアに取り込んでみてはいかがでしょうか。

 

ダイニングチェアの選び方

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

 

今回はほぼ毎日のように使用するダイニングチェアの選び方のポイントを話していきたいと思います。

 

1見た目

まず一番目のポイントは見た目の美しさ。毎日目にするものなので自分の趣味にあったデザインであることが大事です。

例えば私の場合だと特にチェアの斜め後ろ姿を重視します。よく考えてみるとチェアの真正面の姿って家で中々みることがないのではないでしょうか。テーブルの中にしまっているとチェアを見る角度とすると後ろ姿か横か斜め後ろですよね?まず自分の家に置く場所を考えてどの角度でチェアをよく見るのか考えましょう。見落としがちですが、私は一番重視するポイントです。

あとダイニングテーブルなどとの相性も重要です。

細身の脚のテーブルにはスタイリッシュなチェアを、重厚感のあるテーブルには少し重厚感のあるチェアをといった具合です。

 

2素材

木製のチェアといっても無垢材か合板かで異なります。BRUNCHではその木製のチェアの中でも無垢材のチェアを取り扱っています。また木の種類もウォールナット、ブラックチェリー、オーク等々多くの種類があります。樹種によって色合いが異なってくるのと木目にもそれぞれ特徴があるのでどういった材質なのかを理解しておくことが重要です。

例えばウォールナットの色合いは濃色なので、スタイリッシュな空間や落ち着いた雰囲気にすることができます。

逆にオークなどの色合いだと明るくてナチュラルな雰囲気を演出できます。

 

どんな雰囲気のお部屋にしたいか想像して見極めることが肝要です。

 

3サイズ

チェアのサイズは幅・奥行・全高・座面高があります。

この中で一番重要となるのが、座面高。どんなにカッコいいチェアを選んでも座面高が高すぎて足がブラブラしている様だと座っていて疲れてしまいます。実際に座って見て足の裏がしっかり床につくかどうか確認して見てください。夫婦で身長差があったりする場合は身長の低い方に合わせるのが正解です。

あとはテーブルの脚間(脚と脚の間)にちゃんと幅が収まるか、肘高(肘掛の高さ)がテーブルの下に収めることができるか確認するのが鉄則です。

 

以上のことを踏まえて自分にあった1脚を見つけ出してください!

アウトドアリビング

 

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

令和2年の梅雨はずるずると続いておりますが
関東は本日やっと梅雨明けです!
これからはガンガン照りの強い日差しがやってくる8月。

厳しい暑さが続きますが、
夏の空は青く澄んでいてとても爽快ですね。
暑さだけじゃないそんな季節を元気に乗り切るためにも
ぜひ楽しんで夏をお過ごしください。

今回のテーマは、カラッと晴れた日の木陰の下、
バルコニー・テラス・ガーデンなどでの時間を
より充実させてくれる屋外用家具についてです。

屋外用家具(ガーデンファニチャー)とは 

バルコニー・テラス・ガーデン・庭園や中庭など、
屋外に置いて使用する家具。
近年ではリビングの延長として、
『アウトドアリビング』という単語も
よく聞くようになりました。
日差しや風などにもあたるため、耐久性が重要になります。

今年はコロナなどの影響から
外出自粛やリモートワークが増えてきたこともあり、
おうち時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。
そこで自宅にいながらも解放感を感じられる
アウトドアリビングが注目されてきているように感じます。

もともとガーデンファニチャー(庭用家具)として
置かれる家具はコーヒーテーブル、チェア等でありましたが、
近年ではアウトドアリビングとして、それらに加え
ダイニングテーブルやソファ等も置かれるようになってきました。

使われる材は、
チーク材、人工ラタン、アルミ、鉄、
プラスチック系、バンブー、ガラス…と、様々な素材が使われています。

その中から材について4つほどご紹介いたします。

1.チーク材

※画像はイメージです。

木製タールの油分が含まれており、耐久性・耐水性があり、
古くは造船用の材としても使われるほど。
材質は目が詰まっており、固く強靭。
乾燥後狂いが起こりにくいことが特徴です。

他の木材では朽ちてしまったり、
なかなか外で使用するには強度に欠けますが、
チーク材はその点他木材と比較して強く、
また、プラスチックなどでは出せない
ナチュラルな木材のあたたかさがあります。

2.人工ラタン

※画像はイメージです。

ラタンは「籐(トウ)」のことであり、
昔から家具や籠の材料として使われることが多い材です。
ですが、それでは強度に欠けるため、
その風合いに似せてポリエチレン等で作られたものが人工ラタン。
腐食やカビに強く、雨や風、紫外線にも強く、
色落ちしにくいことが特徴です。

モダンアジアンなどのインテリアスタイルに
よく馴染む素材で、リゾート感もあるので、
非日常感を感じられる空間を演出できます。

3.アルミ

※画像はイメージです。

加工がしやすく、鉄に比べて錆びにくいことが特徴です。
また、軽量なので屋外からしまう際、簡単に持ち運びができます。

デザインが多く流通しており、
折りたためるものなどもあるようなので、
使わない間もコンパクトですっきり収納できます。

4.鉄

※画像はイメージです。

イングリッシュガーデンに合うようなアンティーク調のものが多く、
酸化すると赤いさび等が発生しますが、高強度で耐久性に優れており、
細いラインやデザイン性が高いことが特徴です。

シチュエーションは庭園の雰囲気は合いやすく、
アンティークエレガントなスタイルを演出します。

使う材によって印象が変わってくるので、
先にテーマを決めておくとイメージが固まりやすく、
家具選びも決まりやすいかもしれません。

室内の暮らしでは味わえない木陰から零れる太陽の光やそよ風、
どこまでも続く圧迫感のない空間に屋外用家具を置いて
素敵なリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

チェアとスツールの違い

チェアとスツール、「座るもの」という共通点で使っていますが、
実際にはどのような違いがあるのかご存知でしょうか。

素敵な空間を作るのに欠かせないチェアとスツール、
特徴とそれぞれの役割があります。

【チェア・椅子とは】

人が腰を掛け座る際に体を支えるため用いる器具。
人の姿勢は「立つ」「座る」「寝る」が主な姿勢であり、
その「座る」を支えるのがチェアである。

折りたためるものや、肘の有無、キャスター付きのものなど
種類はたくさんありますが、典型的なチェアは構造的に
脚・座面・肘掛け・背もたれがついている。

CH-0038

チェアの特徴

◆比較的長時間体を休ませる、くつろぐ目的
◆座り心地が重視される
(背のあたり、座面クッション、肘の位置等)
◆あまり動かさず、決まった場所で使う
◆テーブルと合わせて使われる場合は1脚以上揃えて使われることが多い
(シーンを構築する大切なポイント、統一感を与えてくれます)


CH-0147

【スツール】

背もたれやひじ掛けのない簡易的な椅子(脚と座面のみ)。
座面の形も定義はなく、長方形や円形、三角形など様々。
また、背の高いものもスツールに分類される。

席の離着や座ったままの移動が多いなど、一時的に腰掛ける用であり、
座り心地よりも「立つ」「座る」の動作が、
スムーズになるよう作られていることが椅子とは大きく違う点である。

CH-0215

スツールの特徴
◆比較的短時間の使用目的(料理や作業等)
◆座り心地よりも動作が楽にできる方が重視される
(テーブル・カウンターに合わせた高さや、
どの方面からでも立つ・座るの動きやすさ、
出し入れのしやすさ・軽さ等)
◆座る以外の目的で使われることがある
(踏み台、飾り台、サイドテーブル、一時的な荷物置き場等として)
◆チェアと比べて背もたれがないため圧迫感がなく軽やかな印象
(お部屋を広く見せたい方におすすめ)
◆コンパクトなものが多い


CH-0210

チェアとスツールの違いは
構造的に背もたれがあるかないかで決まります。
一見それだけのように思えますが、
それにより特徴、用途などが変わってくるという事がわかりました。

チェアは食事・読書・勉強など、ゆったり座ることが多く、
それに寄り添ったデザイン性の高いものが求められる。
スツールは形、高さなど種類が多様で、
用途に合うものを見つけやすく、
出し入れがしやすいコンパクトなものが多い。

それぞれのチェア・スツールの特徴や形状をよく知って、
お部屋・空間に合う、
お洒落で使いやすい商品をぜひ見つけてみてください。

デザインのポイントにもなる継手、組手

木の家具は一枚板の商品でなければ必ず、木材を継ぎ足して作られています。木材と木材を接合する際、それぞれの木材に凸と凹をつくり、それらをはめ込むことで2つの木材を接合する方法のことを「継手(つぎて)」や「組手(くみて)」と言います。木目や節、色合いなど、商品の木材そのものを楽しんでいただける要素もたくさんありますが、この「継手(つぎて)」や「組手(くみて)」がデザインのポイントになっている商品もあるので、ご紹介したいと思います。

【フィンガージョイント】

木口をジグザグと指を組んだ様に接合します。接合度も大きい継手です。継いである部分に凸凹はなく、滑らかに接合されています。

■CH-0025/0026 ダイニングサイドチェアダイニングアームチェア

極限まで無駄を削ぎ落とし、随所に繊細な技術の隠し味が施されています。アーム部分のフィンガージョイントもその一部としてアクセントになっています。

 

 

■CH-0155 ダイニングアームチェア 
角材のフレームを、大きな曲線で印象的に仕上げたチェア。背中とアーム部分がフィンガージョイントで継がれています。他にはない独創的なデザインのチェアです。

 

 

【刻み組手】

刻組み合わせる木材の両方に、板厚の深さに複数の溝を作って組み合わせます。

CA-0102 リビングチェスト

どこに置いても絵になる、職人のこだわりが随所に感じられるリビングチェストです。コーナーの組手も商品全体のデザインにマッチしたポイントになっています。

■CA-0164 シェルフ

コンパクトながら、高級感のあるオープンシェルフのコーナーにも刻み組手が施されています。コーナーの外側だけでなく、内側も丸く仕上げられており、上記のリビングチェストと同じ組手でも柔らかい印象に。丁寧に作られた温もりを感じられます。

 

 

【五枚組手(釘打ダボ埋木)】

組み合わせる木材の2箇所と3箇所にかぎ込みを作って組み合わせ、釘の部分にダボで蓋をします。

CA-0205 オープンシェルフ

組んである部分はもちろん、ダボがかわいいアクセントになっています。また、角を取って丸くしてあり、シンプルながらもこだわって作られた高級感、重厚感をしっかりと感じられるシェルフです。

いかがでしょうか。「継手(つぎて)」や「組手(くみて)」の部分は、木材の経年変化により目立たなくなることもありますが、その変化もご使用の歴史と共に楽しんでいただけたらと思います。

機能、特徴を持ったチェアたち

家具の中でも特にチェアは種類が多く
なかなか絞り込むのが大変です。

ここではデザイン以外に機能や特徴を持ったチェアを紹介します。
どうぞ家具選びの参考にしてください。

《 座り心地に特化1 》


■CH-0224 肘なしチェア
■CH-0225 肘ありチェア

とにかく座り心地に特化したチェアです。
座面をソファの構造に近づけて
硬度の違うウレタン(スポンジ)を3層仕様。

それぞれのウレタンが土台、緩衝材、柔らかさを担い
絶妙な座り心地になっています。

長時間お座りいただくことを前提にしているため
座面の底は板ではなく布バネを採用。
底付き感がなくなり、軽量化にも一役買っています。


■CH-0258 肘なしチェア
■CH-0259 肘ありチェア
こちらは同じ座面構造で、少し硬めのクッションにしています。
また、さきほどは丸みのあるフレームでしたが、
硬めのクッションは四角いフレームに変更しています。

どちらもシンプルなデザインでどんなテーブルにもぴったり。
全店で展示していますので、どうぞ一度お試しください。

《 座り心地に特化2 》


■CH-0249 ハーフアームチェア

通常のウレタンとは違い、
専用の型を使いウレタンを製作。
それにより高密度でより質の高いウレタンが出来上がります。

背と座はそれぞれ3Dで曲線をつけているので
座り心地も抜群です。

《 カバーリング 》


■CH-0303 肘ありチェア

座面の生地がカバーリングになっているため
汚れたら簡単に洗濯やクリーニングに出せます。

ちなみにこの椅子は、背もたれの曲がり具合を
人間工学に基づいて設定していて、
縦に大きいため、どなたでもしっかりと背中を支えてくれます。

《 ハンギング 》


■CH-0304 ハンギングチェア

テーブルに肘を引っ掛けることができるので
掃除の際に便利です。

ちなみにこのチェア、
簡単に取り外しができるカバーリング仕様です。

《 座面が回転 》


■CH-0031 回転チェア

座面が回転するチェアです。
ダイニングセット以外にデスクにもぴったりです。

ウォールナット、ブラックチェリーなど
5種類の樹種から選べ、
1脚3万円前後とコストパフォーマンスに優れています。

《 スタッキング 》


■CH-0272 スタッキングチェア

重ねて収納できるチェア。
来客用としても便利です。

他にも機能的なチェアはたくさんありますので
どうぞ店舗にて実際にお試しください。

近年のインテリアトレンド

服に流行があるように、インテリアにもトレンドがあります。

ここ最近は《ボタニカル》、《アウトドアリビング》などといったキーワードが注目されています。緑の植物をお部屋にふんだんに飾り、自然の中で暮らすようなイメージです。

また、ブルックリンスタイルなどに代表される《インダストリアル(工業的)》なインテリアも流行しています。家具には鉄脚を組み合わせたり、照明はハダカ電球を使うなど、武骨さを感じるアイテムをお部屋の中に取り入れるスタイルです。男前インテリア、塩系とも言われています。

この2種類のキーワードを組み合わせたインテリアが近年の流行のように感じます。

BRUNCHの家具でも無垢材と鉄脚を組み合わせたアイテムが増えてきています。

インテリア雑誌にあるような植物をいたるところに飾ったり、床や壁をコンクリート打ちっぱなしにする、などそこまでやる必要はありません。(植物のメンテナンスも大変ですし、内装を変えるのはコストがかかり過ぎます。)

メンテナンスが楽なエアープランツを飾ったり、チェアだけビンテージ風のものにする、などインテリアの流行はワンポイントに取り入れるだけでも十分です。長い目で見るとその方が飽きがきませんし、また違うトレンドの波がきたときに変えやすいです。

 

そしてもうひとつ、北欧インテリアは根強い人気です。

なかでも最近はスカンジナビアンモダンが注目されています。

スカンジナビアンモダンとはスローライフを意識した、落ち着きとゆとりのある清潔感あふれるインテリアが特徴です。

グレーの張り地が定番ですが、グレーの中でも淡いブルーグレーや薄いラベンダーのようなカラーがトレンドです。

BRUNCHのWEBサイトにはスタッフが考えたコーディネートが掲載されています。

ゴテゴテし過ぎず、真似しやすいインテリア空間となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

→BRUNCHのトータルコーディネートプランニング

 

もちろん、ご来店の際はスタッフにお気軽にご相談ください。

ゆったり座れる大ぶりなチェア。

ダイニングチェアと言ってもデザインや座り心地、そして寸法も様々です。
以前にコンパクトなチェアをご紹介しましたが、今回はゆったりと座れるワイドなチェアをご紹介致します。

今回ご紹介するワイドなチェアの基準はアーム有りで尚且つチェア全体の幅が550mmを超えるものです。

1. CH-0257-01CH-0257-02 ダイニングチェア / W550 mm

CH-0257シリーズのチェアは座面の幅も最大で475mmと十分な広さを持っていますが、特に人気のポイントはチェアの背の大きさです。
板背タイプでも大きな面積で体を支えてくれますので、体に優しい当たりになっています。
アームが幅広なのでチェア自体の幅も大きくなっておりますが、そのアームへの肘の置きやすさも好評です。

2. CH-0015 ダイニングチェア / W560 mm

チェアの特徴はCH-0257と近い部分があり、丁寧に削り込まれたアームのさわり心地は抜群です。
木部がよりがっしりとしているため、木で囲まれている安心感を得られるといった要素も持っています。
板座も選べる数少ないチェアの一つです。

3. CH-0155 ダイニングチェア / W565 mm

幅広の木部で構成されていますが、奥行き方向の厚みを調整することでスッキリとした見た目に仕上がっています。
大きくカーブした背の美しさで人気があり、複数脚並べた際の後ろ姿は壮観です。

4. CH-0194CH-0195 ダイニングチェア / W570 mm

ハーフアームタイプのチェアで、座った人の脚周りが制限されません。
アームがあるチェアですが横向きにも座れるなど、自由度が高いです。
チェアのアームも幅広で、肘がしっくりと収まります。
板座の場合、フレームの美しさが際立ちますね。

5. CH-0275 ダイニングチェア / W630 mm

このチェア以降にご紹介するチェアは幅600mmを超えるかなり大ぶりなダインングチェアたちです。
CH-0257も座面部分全体が布・革張りになりソファに近いデザインとも言えます。
アームは座面の途中までなので膝あたりの窮屈感はありません。

6. CH-0249 ダイニングチェア / W654 mm

もともとリビングチェアとして人気があったチェアをダイニング用に再デザインしたものです。
ゆったりとした座り心地はそのままで、しっかりと体を支えてくれ、食事も摂りやすくなりました。
座面自体の幅は最大で555mmあり、女性の方ならば胡座をかく事も出来そうです。

7. CH-0222 ダイニングチェア / W660 mm

CH-0257と似たデザインですが、こちらはよりふわっとした座り心地です。
ダイニング用にデザインされたものですが、脚を短くカットした上で、リビングでお使い頂く事もおすすめしているほどの座り心地の良さ。
ダイニングでくつろぎたい方は、ぜひ一度お座りください。

8. CH-0141 リビング・ダイニングチェア / W680 mm

こちらのチェアは、ソファとチェアの境界線にあると思います。
厚みのある座面と背クッションなどの見た目は一人がけソファのようです。
座面も通常のチェアと比べ低めで、高さ380mmです。
テーブルも700mmといった高さではなく、600~650mmほどの低めのものに合わせて頂くとちょうど良くなります。
同じシリーズのダイニングソファもご用意しており、一般的なダイニングの形にこだわらない方にはソファダイニングといった選択肢もおすすめです!

今回はチェア全体の幅に注目して、チェアをセレクトしていますが、全体の幅は小さくとも座面はゆったりめのチェアもございます。
スタッフにお声がけ頂けましたら、そういったチェアもご提案させて頂きますので、どうぞお気軽にご相談下さいませ。